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7/2 理想と理想

理想的な生活であった自覚はある。


朝6時に起き、朝食を食べる。

2限には遅れず、昼を食べて4限はゼミ活動、帰りに飯屋に寄ってカラオケ行って風呂入って10時ごろには床に着く。


翌日、つまり7/3もまた同様に朝6時に起床し、朝風呂に勤しむ現在。


しかもそれを成すにあたって一切の心理的抵抗もなく、流れるように完遂している。


私の普段の不摂生を考えれば、それは理想を超えた理想系、健康的でかつ健常的な生活サイクルであり、かつてのそれから一線を画す物であることは誰の目からも明らかである。


理想的だ。


文句のつけようもない。


文句の。


…だが、その裏で失われたものについて考える。


ソシャゲのログインボーナス、Minecraft Create ultimate selection 2 、ELDEN RING NIGHTREIGN、めっちゃカメレオンにSplatoon にAll you need is kill にYouTube にXにVRに本に絵に日記に動画に3D。


入る余地はなかった。


理想的な生活の中では自然と、そっとより分けられるように選択肢の中から外れたそれら全ては、私が飯を食っている間、風呂に入っている間、寝ている間にパソコンないしはスマホやVRゴーグルの中で訪れることのない自らの役割を待ち続けていたのだ。


それらは私の全てだ。


私は不摂生によって構築されていた。


正解ではあった。


しかし、私にとって正解は正義ではなかった。


風呂から出て午前8時。


2限まで残り2時間。


私はAmazon prime videoを起動した。

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