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『佐和山若旦那録 〜湯宿の若旦那、石田三成として帰る場所を守る〜』  作者: 天手古まい
第一章 佐和山の水

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第八湯 小さな手と水守の団子

いつもお読みいただきありがとうございます。


第八湯です。


今回は、佐和山の湯場づくりと、水守・白那、そして三成の娘との小さな交流の回になります。


湯気の中で少しだけ近づく父と娘。


団子を半分こする、白那と小さな娘。


戦の足音は近づいていますが、佐和山では今日も、誰かが帰ってこられる場所を作っています。


関ヶ原まで、あと八十二日。

第八湯 小さな手と水守の団子


 朝餉を終えた湊一が居館を出ようとすると、背後から小さな足音が追ってきた。


「父上、お待ちください」


 振り返ると、娘が両手で風呂敷包みを抱えていた。


 袖は邪魔にならぬよう紐で結び、腰には小さな手拭いを挟んでいる。


 どう見ても、遊びに出る格好ではない。


「どこへ行くつもりだ」


「父上と一緒に、湯場へ参ります」


「湯に入りにか?」


「お手伝いに、です」


 娘は胸を張った。


 後ろから妻が現れ、困ったように微笑む。


「昨夜から、どうしても働きたいと申して聞きませぬ」


「湯場は滑る。危ないぞ」


「滑らぬように拭きます」


「熱い湯も流れている」


「熱いところには近づきませぬ」


「人も大勢いる」


「小さい者にしかできぬ仕事もあると思います」


 よく考えてきたらしい。


 湊一が黙っていると、娘は風呂敷包みを少し持ち上げた。


「白那様へのお供えも持ってまいります」


「供え物?」


「団子です」


 包みの隙間から、笹の葉が見えた。


「母上と一緒に丸めました」


「それで朝から台所が騒がしかったのか」


「白那様は、団子がお好きなのでしょう?」


「本人は認めないだろうがな」


 水を守るため。


 毒見のため。


 供物を粗末にしないため。


 白那が団子を食べる理由は、毎度のように変わる。


 ただ一度として、素直に「欲しい」と言ったことはない。


「分かった。ただし、俺のそばを離れるな」


「はい!」


「湯場では走らない」


「はい!」


「危ないと思ったら、すぐ大人を呼ぶ」


「はい!」


 娘は元気よく答えると、湊一の横を通り抜けた。


 そして廊下の先へ駆けていく。


「走るなと言ったばかりだぞ」


 娘の足が、ぴたりと止まった。


「……早足です」


「それを走ると言うんだ」


     ◇


 朝の湯場には、白い湯気が立ち込めていた。


 源泉から引かれた湯が、木の樋を伝って石造りの湯船へ注いでいる。


 熱すぎる湯には、佐和山の冷たい水を少しずつ合わせる。


 湯口を確かめる者。


 桶を洗う者。


 脱衣所の板を磨く者。


 皆が持ち場につき、湯場を開ける支度を進めていた。


「治部少輔様」


 奉公人たちが湊一に気づき、慌てて頭を下げる。


 続いて、隣にいる娘へ目を向けた。


「姫様まで……?」


「今日は見習いだ」


「お手伝いです」


 娘がすぐに訂正した。


「まずは見習いだ。何が危ないかも知らずに、手伝いはできない」


「では、見習いとしてお手伝いいたします」


 少しも引かない。


 湊一は苦笑し、湯場の隅に積まれた小さな桶を指した。


「それを大きさごとに並べてくれ。湯船の際には近づくなよ」


「はい」


 娘は風呂敷包みを濡れない場所へ置き、桶を一つずつ運び始めた。


 その様子を、湯口の向こうから白那が眺めている。


 白い髪を背へ流し、湯気の中で石に腰を下ろしていた。


 先日、力を使ったせいだろう。


 姿はまた少し幼くなり、今では娘とさほど変わらぬ背丈になっている。


 それでも態度だけは、佐和山の誰より大きかった。


「朝から騒々しいのう」


「おはようございます、白那様」


 娘が丁寧に頭を下げた。


「白那様へ、お供えがございます」


 その言葉を聞いた途端、白那の視線が風呂敷包みへ動いた。


 ほんの一瞬だったが、湊一は見逃さなかった。


「供え物とな」


「母上と作った団子です」


「ふん」


 白那は腕を組み、いかにも仕方なさそうに顔を背けた。


「人の作ったものなど、妾は求めておらぬ」


「では、持って帰ります」


 娘が素直に包みを持ち上げる。


「待て」


 白那の声が飛んだ。


「要らぬとは申したが、持ち帰ってよいとは申しておらぬ」


「でも、求めておられないのでしょう?」


「供物を粗末にすれば、水の流れが濁るやもしれぬ。妾は水守として、仕方なく受け取ってやるのじゃ」


「ありがとうございます」


「なぜ、そなたが礼を言う」


 娘が包みを開く。


 笹の葉の上には、少し形の不揃いな団子が四つ並んでいた。


 白那は真剣な顔で見比べ、最も大きな一つを取った。


「それが一番大きいぞ」


 湊一が言うと、白那は眉をつり上げた。


「愚か者。大きいものほど、毒が多く入っておるやもしれぬではないか」


「団子に毒など入れておりません」


 娘が慌てて言った。


「分かっておる」


 白那は団子を口へ運び、頬を膨らませた。


「念のためじゃ」


「お味はいかがですか?」


「まだ分からぬ」


 もう一口かじる。


「毒見は慎重にせねばならぬからな」


 湊一は笑いを堪えながら、娘を桶のところへ戻した。


     ◇


 娘は小さな手で、桶を一つずつ並べていった。


 向きをそろえ、大きさをそろえ、手に取りやすい間隔を空ける。


「曲がっておるぞ」


 団子を食べながら、白那が言った。


 娘が桶を直す。


「今度は近すぎじゃ。濡れた手で取れば、隣まで倒れる」


 また直す。


「そこでは湯が跳ねる」


 さらに直す。


「白那」


 湊一は思わず口を挟んだ。


「初めてなんだ。そこまで細かく言わなくてもいいだろう」


「愚か者」


 白那は鼻を鳴らした。


「湯場での小さな乱れは、いずれ人を転ばせる。桶一つと侮るでない」


「白那様のおっしゃるとおりです」


 娘は真剣にうなずいた。


「もう一度、並べ直します」


「うむ。妾の教えを受けられること、ありがたく思うがよい」


 白那は尊大に胸を張った。


 その口元には、団子の餡が付いている。


 娘はそれを見つけたが、何も言わなかった。


 代わりに自分の手拭いを差し出す。


「何じゃ」


「お口に、餡が付いております」


「付いておらぬ」


「付いております」


「これは餡ではない。水守の威厳じゃ」


「威厳は拭かなくてよいのですか?」


 白那はしばらく黙った。


 やがて手拭いを奪い取るように受け取る。


「そなたがどうしてもと申すゆえ、使ってやる」


「ありがとうございます」


「だから、なぜそなたが礼を申すのじゃ」


     ◇


 桶を並べ終えると、娘は床を拭き始めた。


 大人たちの邪魔にならぬよう、湯場の端を選び、雑巾を何度もすすいでは固く絞る。


 やがて、その小さな手が止まった。


「父上」


「どうした」


「この水は、どこへ流れるのですか?」


 娘が指した先には、床を流れた湯が浅く溜まっていた。


「水路へ抜けるはずだ」


「でも、ここから動いておりませぬ」


 湊一はしゃがみ込んだ。


 床には、排水のための浅い溝が切られている。


 湯場の外へ向かって流れるよう作ったはずだった。


 娘が雑巾から水を一滴落とす。


 水滴は溝へ向かわず、反対側へゆっくりと転がった。


「……傾きが逆になっている」


 見た目では、ほとんど分からない。


 だが床板の一部がわずかに高く、水の流れをせき止めていた。


 湯場を使う者が増えれば、ここに湯が溜まる。


 足を滑らせる者も出るだろう。


「皆、いったん手を止めてくれ」


 湊一の声に、奉公人たちが振り返った。


「床板を外す。下の水路も確かめるぞ」


「しかし、治部少輔様」


 湯場を任されている男が、困った顔をした。


「間もなく、朝の湯を待つ者が参ります」


「待ってもらえ」


「皆、楽しみにしておりますゆえ……」


「楽しみにしている者を、転ばせるわけにはいかない」


 湊一は溜まった水を指した。


「一人目を喜ばせるために急いで開け、二人目が転び、三人目が怪我をしたら、この湯場には誰も来なくなる」


 男が口をつぐむ。


「失敗を隠すな。止めるべき時は止める。それも、湯を守る仕事だ」


「……承知いたしました」


 男は深く頭を下げた。


 すぐに床板が外され、下の土と水路が現れた。


 溝の先には、削り屑と泥が溜まっている。


 工事の際に流れ込んだものが、水をせき止めていたらしい。


「これだけではない」


 白那が湯口から下りてきた。


 先ほどまで食べていた団子は、すでに跡形もない。


「水の筋そのものが、迷うておる」


「迷う?」


「流れる先を何度も塞がれれば、水とて道を失う。人と同じじゃ」


 白那は水路へ小さな手を伸ばした。


「待て、白那」


「妾を誰だと思うておる」


「水守だから止めている」


 白那の姿は、以前よりずっと小さい。


 湯気の中に立つ身体も、どこか透けて見える。


 ここでさらに力を使えば、また代償を払うことになる。


「人の手で直せるところは、人の手で直す」


「遅い」


「遅くても、皆で直す」


「その間に水が淀めばどうする」


「だから急いでいるんだ」


「愚か者」


 白那は吐き捨てた。


 それでも、伸ばした手を引こうとはしない。


「妾の水を、濁らせてなるものか」


 ちりん。


 どこからともなく、鈴の音が響いた。


 白那の指先から、細い水の筋が生まれる。


 銀色に光る水は、床下の溝を蛇のように走った。


 泥を押し流し、木屑を巻き上げ、水路の奥へ消えていく。


 ごぼり、と低い音がした。


 次の瞬間、溜まっていた湯が一気に流れ始めた。


「通ったぞ!」


「水が流れた!」


 奉公人たちが歓声を上げる。


 だが湊一は、白那から目を離さなかった。


 白那の身体が、湯気の中で揺らいでいる。


「白那!」


 小さな膝から力が抜けた。


 湊一が手を伸ばすより早く、娘が駆け寄った。


 倒れかけた白那を、小さな両腕で受け止める。


「白那様!」


「さ、触るでない……」


 白那の声は、かすれていた。


 先ほどまで娘と同じほどだった姿が、さらに幼くなっている。


 五つか六つほどの幼子にしか見えない。


「妾を、幼子のように抱くでない」


「ですが、立てませぬ」


「立てる」


 白那は足を下ろそうとした。


 しかし膝が震え、再び娘へ寄りかかる。


「立てておられませぬ」


「これは……水守の休息じゃ」


「それを、立てぬと言うのではありませんか?」


「そなたまで湊一のようなことを申すな」


 白那は不満そうに眉を寄せた。


 娘は自分の羽織を脱ぎ、白那の肩へそっと掛ける。


「冷えてしまいます」


「妾は水守ぞ。水で冷えるものか」


「でも、震えておられます」


「武者震いじゃ」


「何と戦っておられるのですか?」


「……人の話を聞かぬ愚か者どもじゃ」


 白那は湊一を睨んだ。


「それは、お互いさまだろう」


「黙れ」


     ◇


 水路の泥は、人の手で丁寧に取り除かれた。


 床板の傾きも直され、湯が残らず流れることを何度も確かめる。


 その間、白那は湯場の隅に座り、娘の羽織に包まれていた。


 娘が風呂敷包みを持ってくる。


 笹の葉の上には、団子が一つだけ残っていた。


「白那様。こちらを」


「要らぬ」


 白那は顔を背けた。


「お力を使われたのでしょう?」


「妾を誰だと思うておる。団子一つで力を戻すほど、安い水守ではないわ」


「では、片づけます」


 娘が笹の葉を閉じようとする。


「待て」


 白那の小さな手が、娘の袖をつかんだ。


「要らぬとは申したが、供物を下げてよいとは申しておらぬ」


「召し上がりますか?」


「妾が食うのではない」


「では、どうなさいます?」


「水守の務めとして、預かってやるのじゃ」


 娘は少しだけ笑い、団子を白那の手のひらへ載せた。


 白那の手は、水のように冷たかった。


 娘が両手で包む。


「何をする」


「団子が落ちないようにしております」


「妾が団子を落とすものか」


「では、手を離します」


「待て」


「はい」


「……そのままでよい」


 白那は娘の手に包まれたまま、団子を一口かじった。


「おいしいですか?」


「まだ分からぬ」


「先ほども、同じことをおっしゃいました」


「作った者が同じでも、団子は一つ一つ違う。水守の毒見は慎重なのじゃ」


 さらに一口かじる。


 白那の頬が、少しだけ緩んだ。


「明日も、持ってきてよろしいですか?」


「好きにせよ」


「今度は、もっと丸く作ります」


「形だけ整えても味が伴わねば意味はないぞ」


「では、もっとおいしく作ります」


「……供物を持ってくるなら、遅れるでない」


「はい!」


 娘は嬉しそうに答えた。


 白那は顔を背けたが、娘の羽織を返そうとはしなかった。


     ◇


 床の修繕が終わる頃には、湯場の前に人の列ができていた。


 夜番を終えた者。


 炊事を終えた女たち。


 怪我を負った兵。


 腰を曲げた年寄り。


 これまで湯に入る順番は、その場の成り行きに任せていた。


 人が増えれば、押し合いや言い争いも起こるだろう。


 娘が床板を削った際に出た、小さな木片を拾い上げた。


「父上」


「どうした?」


「これを皆に配っては、いかがでしょう」


「木片を?」


「同じ印を持つ者が、一緒に湯へ入るのです」


 娘は木片を三つ並べた。


「今から入る者。次に入る者。その次に入る者と分ければ、入口で押し合わずに済みます」


 湊一は木片を手に取った。


 現代の湯宿でも、混雑時には入浴の時間をずらして案内する。


 人数が分かれば、湯場を洗う時間も決めやすい。


「木札に印を入れよう」


 湊一は言った。


「一の印、二の印、三の印。それぞれ入る刻を決める」


「されど、怪我を負うた者や年寄りは、いかがなさいます」


 左近が横から尋ねた。


「別の印にする」


「先に通せば、ほかの者から不平も出ましょう」


「特別扱いではない。必要な者を先にするだけだ」


 湊一は、列の中にいる足を引きずった兵へ目を向けた。


「皆を同じに扱うことと、皆が同じように使えることは違う」


 左近も兵を見た。


 しばし黙った後、小さく頷く。


「なるほど。弱き者を甘やかすのではなく、湯へたどり着けるようにする、と」


「ああ。湯は、元気な者だけのものではない」


「承知いたしました」


 左近は娘が並べた木片を見下ろした。


「大人が見落とした水を、姫様の小さな手が見つけた。その手が考えた札ならば、試す価値がありましょう」


 娘の顔が明るくなる。


「私が札を配ってもよいですか?」


「まずは札を作らないとな」


「では、作るところから手伝います」


「墨をこぼすなよ」


「こぼしませぬ」


 白那が湯場の隅から鼻を鳴らした。


「どうじゃろうな。先ほども桶を一つ倒しておったぞ」


「白那様」


「妾は見ておった」


「あれは袖が触れただけです」


「それを倒したと言うのじゃ」


 娘が頬を膨らませる。


 白那も、団子を頬張ったまま頬を膨らませた。


「似た者同士だな」


 湊一が呟くと、二人が同時に振り向いた。


「似ておりませぬ!」


「誰がこの幼子と似ておるか!」


 声まで重なった。


 湯場に笑いが広がる。


 白那は顔を赤くし、残った団子を急いで口へ押し込んだ。


     ◇


 夕方には、新しい木札が湯場の入口へ並べられた。


 一、二、三。


 墨で大きな印が描かれている。


 その隣には、怪我人や年寄りのための札も置いた。


 娘は一枚ずつ手に取り、曲がらぬよう丁寧に並べていく。


 その小さな手は、朝より少し赤くなっていた。


「痛むか?」


 湊一が尋ねる。


「少しだけです」


「今日はもう休め」


「まだ札が残っております」


「残りは大人がやる」


「でも――」


「働く者は、休むことも覚えないとな」


 娘は不満そうな顔をしたが、やがて素直に手を止めた。


 白那は湯口の石に座り、その様子を眺めている。


 肩にはまだ、娘の羽織が掛かっていた。


「白那様」


「何じゃ」


「明日も、お手伝いに来てよろしいですか?」


「好きにせよ」


「また、桶の並べ方を教えてください」


「妾は忙しい」


「団子も持ってまいります」


「……水守として、供物を粗末にはできぬな」


 返事が早かった。


 娘がくすりと笑う。


 湯場の入口には、小さな鈴が吊るされていた。


 湯の刻を知らせ、人を呼ぶための鈴だ。


 娘が興味深そうに手を伸ばす。


「触るでない」


 白那が止めた。


「その鈴を鳴らすのは、まだ早い」


「どうすれば、鳴らせますか?」


「湯を知れ。水を知れ。そして、湯へ来る者の顔を見よ」


 白那は幼い姿のまま、尊大に言い放った。


「それができたなら、妾が鳴らすことを許してやる」


「分かりました」


 娘は鈴から手を離し、深くうなずいた。


 湊一は、その小さな背中を見つめた。


 城を守る。


 国を守る。


 家族を守る。


 どれも大きすぎて、一人の手では抱えきれない。


 けれど、帰る場所とは、一人の大きな手だけで作るものではないのだろう。


 床を拭く手。


 桶を並べる手。


 水の流れを見つける手。


 冷えた水守へ、団子を差し出す手。


 そんな小さな手が幾つも重なって、初めて一つの場所になる。


 夕暮れの湯気の中で、鈴が風に揺れた。


 ちりん。


 娘が白那へ差し出した団子の甘い香りが、佐和山の湯場に、いつまでも残っていた。


お読みいただきありがとうございました。


今回は、白那と娘ちゃんのやりとりを少し大事に書きました。


水守として長く佐和山を見てきた白那と、まだ父との距離を測っている小さな娘。


団子を半分こするだけの場面ですが、白那にとっては「供物」以上のものに、娘にとっては「誰かと並んで座る」小さな思い出になったのではないかと思います。


そして湊一にとっても、父と呼ばれることから逃げないための、ほんの小さな一歩になりました。


次回は、湯の次に大事なもの。


飯です。


佐和山の胃袋をどう整えるのか、若旦那・湊一の段取り力がまた妙な方向に発揮される予定です。


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