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『佐和山若旦那録 〜湯宿の若旦那、石田三成として帰る場所を守る〜』  作者: 天手古まい
第三章 濁る水、届かぬ声

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第二十四湯 直江からの書状

今回は、直江兼続から届いた一通の書状。


三成と兼続は、酒を酌み交わして友情を語るような間柄ではありません。

顔を合わせれば、兵糧や年貢、街道や帳面を巡って言い争う。

けれど互いに、国を支える者として信を置いている――。

そんな不器用な二人の関係を描きました。

そして湊一は、書状の中から、やがて起こる悲劇の名を見つけます。

第二十四湯 直江からの書状


 書状が佐和山へ届いたのは、夜明け前だった。


 届けた男は門をくぐったところで膝をつき、そのまま泥の上へ両手をついた。


 笠から雨水が滴っている。


 脚には泥がこびりつき、草鞋の緒は今にも切れそうだった。


「治部少輔様へ……」


 男は懐から、油紙に幾重にも包んだ書状を取り出した。


「会津より……直江山城守様の文にございます」


 近習が受け取ろうとしたのを、湊一は手で止めた。


「先に、この人を温めろ」


「されど、急ぎの書状にございます」


「書状は逃げない。人の命は逃げる」


 湊一は男の傍らにしゃがみ、その肩を支えた。


「湯を用意してくれ。熱すぎないものを。それと粥だ。塩を少し多めに」


 現代の旅館でも、雨に打たれた客を帳場へ立たせたままにはしない。


 まして、この男は会津から命懸けで走ってきたのだ。


「承知いたしました」


 娘が、ぱたぱたと廊下を駆けていく。


 その後ろから、白那が現れた。


 寝起きなのか、白い髪の一房がぴんと跳ねている。


 片手には、なぜか食べかけの団子が握られていた。


「夜明け前から騒がしいのう」


 白那は使者の前へしゃがむと、小さな鼻をひくつかせた。


「遠い水の匂いがする」


「水の匂い?」


「山の水。川の水。泥に濁った水。幾つもの流れを越えてきた匂いじゃ」


 赤い瞳が、油紙に包まれた書状へ向く。


「その文、公の道は通っておらぬな」


 使者は弱々しくうなずいた。


「街道には……見張りがございました。ゆえに、川沿いの細道を……」


「誰の見張りだ」


「分かりませぬ。ただ、書状を持つ者を探しているように見えました」


 湊一の脳裏に、昨日見た濁った井戸が浮かんだ。


 届かない訴え。


 途中で消えた文。


 そして、村人たちの疑いを煽っていた黒い衣の女。


「この書状を運んでいることは、誰が知っている?」


「直江様と、側近の方がお二人。それだけにございます」


「三人だけか」


 それでも、道には先回りした者がいた。


 文が届かないのではない。


 届かせたくない者がいる。


「父上」


 娘が湯気の立つ手拭いを抱えて戻ってきた。


 その後ろでは妻が、湯と粥の支度を家人たちへ命じている。


「こちらを」


「ああ。使者殿に渡してくれ」


 娘は使者の前に膝をつき、両手で温かな手拭いを差し出した。


「遠いところを、ありがとうございました」


 使者は目を見開いた。


 それから震える両手で手拭いを受け取り、深く頭を下げる。


「かたじけなく……」


 白那はその様子を眺めながら、団子をひとかじりした。


「小さき湯番も、ようやく使い物になってきたのう」


「白那さまも、お手伝いなさいますか?」


「妾は見張りじゃ」


「団子の、ですか?」


「愚か者。水と人のじゃ」


 白那はそう言いながら、残った団子を背中へ隠した。


     ◇


 使者が湯へ運ばれたのを見届けてから、湊一は書状の封を切った。


 差出人の名を目にした瞬間、胸の奥に懐かしさが広がった。


 直江兼続。


 上杉景勝を支える側近にして、会津百二十万石の政を担う男。


 湊一にとっては、歴史の教科書や時代劇で知られた有名な武将だった。


 だが、石田三成にとっては、それだけではない。


 同じ年に生まれ、互いに主君の傍らで政務を担ってきた男だった。


 酒席で肩を組むような仲ではない。


 顔を合わせれば、年貢の取り立て方や兵糧の運び方、橋を架ける場所から街道の幅まで、延々と言い争った。


 初めて長く言葉を交わした折にも、兼続は挨拶もそこそこに帳面を広げた。


『越後へ送られた米が、勘定より二十俵少ない』


『途中の宿駅で、人足へ渡した分だ』


『その書き付けがない』


『ならば、今ここで書く』


『後から書いたものを帳面とは呼ばぬ』


 気づけば二人は、夜が明けるまで米俵の数を巡って言い争っていた。


 別れ際、兼続は一言だけ告げた。


『そなたは、細かすぎる』


 三成も同じ言葉を返した。


『そなたにだけは言われたくない』


 それ以来、文を交わせば長くなった。


 会えば必ず何かを論じた。


 互いに、相手を面倒な男だと思っていた。


 それでも分かっていた。


 兼続もまた、戦場で名を上げることより、戦の後に国をどう残すかを考える男だった。


「……相変わらず、封まで堅い」


 湊一の口元が、わずかに緩んだ。


 それは白瀬湊一が作った笑みではない。


 石田三成が、旧知の男へ向けた笑みだった。


「嬉しそうじゃのう」


 文机の向こうから、白那が顔を出した。


「そう見えるか?」


「見える。気味が悪いほどにな」


「もう少し言い方があるだろ」


「その直江とやら、そなたの数少ない友か」


「友……」


 湊一は少し考えた。


「本人に言ったら、たぶん否定する」


「そなたも否定するのであろう」


「まあな」


「ならば友じゃ。面倒な者同士、よく似ておる」


「一緒にするな」


「同じ年に生まれ、帳面を挟んで朝まで喧嘩をする者など、そうはおらぬ」


「何でそこまで知ってるんだよ」


「そなたの顔に書いてある」


 白那は勝ち誇ったように鼻を鳴らし、団子の二本目に手を伸ばした。


 傍らに控えていた左近が咳払いをする。


「殿。まずは文をお読みくだされ」


「ああ。悪い」


 湊一は書状へ目を落とした。


 冒頭には、徳川家康の軍勢が東へ向かっていることが記されていた。


 名目は上杉討伐。


 だが、兼続はその動きを別の角度から見ていた。


 家康が大坂を離れる。


 それ自体が、一つの仕掛けではないかと。


『家の主が門を出れば、残る者は錠前のみを頼みとする。されど錠前には目も耳もなし』


 家康は東へ向かいながら、大坂に目と耳を残している。


 こちらがどう動くかを見定めるために。


 誰が徳川へ従うのか。


 誰が反旗を翻すのか。


 そして、誰が迷うのか。


「試されている、ということか」


 湊一がつぶやくと、左近が腕を組んだ。


「徳川殿は、留守にしてなお人を動かすお方にございます」


「自分がいない場所でも、周りが勝手に家康の望む方へ動く」


「それが、人を従わせるということでございましょう」


 湊一は続きを読んだ。


 そこには、大坂に残された諸将の妻子について書かれていた。


『乱が起これば、最初に道を失うのは、戦わぬ者に候』


『諸将の妻子を盾とせば、一時は兵を留められよう。されど恨みは子に残り、国を冷やす種となる』


 湊一の指が止まった。


 守るなら、客人として守れ。


 移すなら、本人の意思を聞け。


 兵で囲むのではなく、逃げ道を示せ。


 短い言葉ではあったが、兼続の考えは伝わった。


「先に釘を刺されたな」


 湊一が苦笑する。


「殿のお考えを読んでおられたのでしょうか」


「いや。三成なら、そういう手を考えるかもしれないと警戒したんだろう」


 諸将の妻子を大坂に集めれば、東へ向かった武将たちを縛ることができる。


 理屈としては分かる。


 戦に勝つための策としても、決して珍しいものではない。


 だからこそ、兼続は先に戒めたのだ。


 勝つために守るべきものを踏みにじれば、たとえ戦に勝っても、その後の国は冷え切ると。


「相変わらずだな、兼続」


 湊一は小さくつぶやいた。


「文でも容赦がない」


 書状の終わり近くには、佐和山の噂にも触れられていた。


『佐和山にて湯を沸かし、人を迎えているとの噂を聞き及び候』


『湯を沸かすとは面妖なれど、人を温める者、国を冷やさず』


 湊一はその一文を読み、思わず笑った。


「褒めてるのか、呆れてるのか、どっちだよ」


「両方であろう」


 白那が即座に答えた。


「直江という男、そなたの扱いをよく心得ておる」


「俺の扱いって何だ」


「褒めれば調子に乗り、叱れば意地を張る。ゆえに半分ずつ混ぜておる」


「俺は子供か」


「妾から見れば、そなたも小さき湯番も大差ない」


「せめて娘と一緒にするのはやめろ」


「では、妾の団子を勝手に遠ざけるな」


「それは俺の皿だ」


「要らぬとは申しておらぬ」


「聞いてない」


 左近が再び咳払いをした。


「殿。話を戻してもよろしいでしょうか」


「……ああ」


 湊一は書状の最後へ目を移した。


『文は一筋の道に託されぬよう』


『水は流れるうちに濁り、言葉は渡るうちに形を変えるものに候』


 昨日の村で起きたことと同じだった。


 報せが届かない。


 命じた内容が変わる。


 人の恐れや欲が、わずかな言葉の違いを大きな刃へ変えてしまう。


「左近」


「はっ」


「大坂にいる諸家の妻子を調べてくれ。どこにいて、何人いて、何が必要か」


「人質とするおつもりで?」


「違う」


 湊一は即座に答えた。


「客として守る」


 左近の目が細くなる。


「殿。守るために兵を置けば、相手には囲まれたように見えます」


「分かってる」


「外へ出ることを止めれば、人質となります」


「それも分かってる」


「では、いかがなさるので」


 湊一は文机へ新しい紙を広げた。


「旅籠では、客を迎えたら、帰るまでが仕事だ」


 筆を取る。


「どこから来たのか。何を食べられないのか。病はないか。何かあったとき、どの道で帰すのか」


 戦国の城には、兵の数を記した帳面がある。


 米や槍の数を記した帳面もある。


 だが、戦わない者をどう逃がすかという帳面はない。


「なら、作る」


「何をでございますか」


「帰すための帳面だ」


 湊一は紙に書き始めた。


 一つ。


 諸家の妻子は客分として遇し、本人の意思に反して移してはならない。


 一つ。


 警護の兵は屋敷内へ踏み込まず、求めがあった場合にのみ助ける。


 一つ。


 大坂を離れることを望む者には、道と船を用意する。


 一つ。


 病人、幼子、年寄りを優先して守る。


 一つ。


 いかなる事情があろうとも、刃を向けて従わせてはならない。


「ずいぶん甘い命にございますな」


 左近が言った。


「甘いかもしれない」


「守られる側が徳川方へ走れば、こちらの敵となりましょう」


「それでもだ」


 湊一は筆を止めなかった。


「妻や子を縛って味方にしたって、そんなものは味方じゃない」


 左近はしばらく黙っていた。


 やがて、低い声で尋ねる。


「それで、戦に負けるとしても?」


 筆先が止まった。


「負けたくはない」


 湊一は答えた。


「でも、勝つためなら何をしてもいいとは思わない」


「戦場では、その迷いが命を奪いまする」


「ああ」


「殿だけではございませぬ。殿に従う者の命も」


「分かってる」


 湊一は、左近の目を正面から見た。


「だからこそ、迷う前に決めておく」


 人を守るために、人を縛らない。


 戦に勝つために、戦わぬ者へ刃を向けない。


 迷ったときに都合よく変えぬよう、今ここで言葉にしておく。


 左近はしばらく湊一を見つめていた。


 やがて、深く頭を下げた。


「承知いたしました」


 湊一は諸家の名が記された別の紙をめくった。


 前田。


 浅野。


 黒田。


 加藤。


 細川。


 その家族の名を追っていた目が、ある一行で止まった。


 細川越中守忠興妻。


 玉。


「……玉」


 喉が乾いた。


「殿?」


 左近の声が遠く聞こえた。


 細川玉。


 後に、細川ガラシャと呼ばれる女。


 関ヶ原の直前、大坂の屋敷で命を落とす。


 西軍による人質要求を拒み、屋敷は炎に包まれる。


 その死が、諸将の心を西軍から離れさせたとも伝わっている。


 だが、湊一の胸を締めつけたのは、戦の勝敗ではなかった。


 一人の女が死ぬ。


 石田三成の名を掲げた者たちによって。


 たとえ三成本人が命じたものではなかったとしても。


 命令が末端まで正しく届かなかったのだとしても。


 歴史の上では、三成の責となる。


 そして今、その三成は自分だった。


 胸の奥に、三成の記憶がざわめく。


 細川忠興とは、幾度も政務の場で顔を合わせていた。


 玉本人と言葉を交わした記憶は、ほとんどない。


 それでも、その名を知らぬはずがなかった。


 明智光秀の娘。


 信仰を持ち、己の意志を曲げぬ女。


「この人を……死なせちゃいけない」


「殿は、何かをご存じなのですか」


 左近が問う。


 湊一は答えられなかった。


 未来を知っているとは言えない。


 だが、黙っていれば歴史は同じ場所へ流れていく。


「嫌な予感がする」


「予感、でございますか」


「ああ。俺の名で出された命令が、別の意味に変わる気がする」


 人質にするなと命じても、保護のために囲ったと言われる。


 刃を向けるなと命じても、抵抗されたゆえ仕方なかったと言われる。


 本人の意思を尊重せよと命じても、混乱を避けるために連れ出したと言われる。


 一つの言葉は、人の手を渡るたび、都合よく削られていく。


「左近」


「はっ」


「今書いた命を三通作る。道も使者も別にしろ」


「三通も、でございますか」


「同じ文を、三つの道で送る」


 湊一は兼続の書状を指で押さえた。


「一つ消されても、残りが届くようにする」


 白那が団子の串を皿へ置いた。


「それでも足りぬ」


「まだ足りないのか?」


「文だけでは、人は守れぬ」


 白那は文机へ近づくと、湊一が書いた命を覗き込んだ。


「書いた者の意が正しくとも、読む者の心まで正しいとは限らぬ」


「じゃあ、どうすればいい」


「口で伝える者を付けよ」


「使者に内容を覚えさせるのか」


「一字変えられても、違うと申せる者をな」


 白那の赤い瞳が、灯火を映して揺れた。


「書状も水と同じじゃ。流す者が濁れば、届く頃には毒となる」


 湊一はうなずいた。


「三通の文と、三人の使者。それぞれ違う道を使う」


「まだじゃ」


「まだあるのかよ」


「そなた自身も忘れるな」


 白那は小さな指を湊一の胸へ突きつけた。


「途中で戦が始まれば、そなたとて焦る。焦れば、人は自分に都合のよい言葉だけを聞く」


「……ああ」


「人を守るために囲う。逃がさぬために兵を置く。刃を向けぬために、先に武具を取り上げる」


 どれも最初は、もっともらしい理由から始まる。


 善意と命令の間に、わずかな隙間ができる。


 その隙間へ恐れが入り込み、言葉を別のものへ変えてしまう。


「覚えておけ、愚か者」


 白那が言った。


「守ることと、縛ることは違う」


「分かってる」


「今は、であろう」


 湊一は返す言葉を失った。


 白那は厳しい目を崩さぬまま、紙の上に置かれた兼続の名へ視線を落とした。


「よき友を持ったのう」


「友じゃない」


「まだ申すか」


「向こうも同じことを言う」


「ならば、なおさら友じゃ」


 白那はそう言って、団子の最後の一つを口へ放り込んだ。


     ◇


 三通の書状は、その日のうちに佐和山を発った。


 一通は街道を通り。


 一通は琵琶湖から船で運ばれ。


 もう一通は商人の荷に紛れて、大坂へ向かった。


 それぞれの使者には、湊一の命を一字一句覚えさせた。


 諸家の妻子を、本人の意思に反して動かしてはならない。


 兵を屋敷へ踏み込ませてはならない。


 刃を向けて従わせてはならない。


 求められたなら、逃げる道を用意せよ。


 湊一は三人を門まで見送った。


「必ず、言葉どおりに届けてくれ」


 三人は深く頭を下げ、それぞれ違う道へ消えていった。


 それを見ながら、白那がつぶやいた。


「三つに分けた水も、海では一つになる」


「縁起の悪いことを言うなよ」


「妾は水の行く先を申しただけじゃ」


 風が吹いた。


 白那の白い髪が揺れ、腰の鈴がかすかに鳴った。


 ちりん。


 澄んだ音のはずなのに。


 その日だけは、どこか遠くで水の濁る音に聞こえた。


     ◇


 大坂へ向かう街道の途中。


 一人目の使者は、小さな茶屋で休息を取っていた。


 向かいの席には、黒い衣をまとった女が座っている。


 目を奪われるほど美しい女だった。


 女は茶を口へ運びながら、静かに使者へ尋ねた。


「佐和山からでございますか」


 使者は答えなかった。


 答えてはならぬと言われている。


 女は気を悪くした様子もなく、微笑んだ。


「大切なものを運んでおられるのですね」


 使者の手が、懐の書状を押さえた。


 次の瞬間。


 茶碗の水面が、小さく揺れた。


 澄んでいたはずの茶が、墨を一滴落としたように濁っていく。


「な……」


 使者が立ち上がろうとしたときには、視界が暗くなっていた。


 女は倒れた男を受け止め、その懐から油紙の包みを取り出した。


 封は破らない。


 灯火へかざし、薄く透ける文字を読む。


 女の細い指が、ある一行をなぞった。


『いかなる事情があろうとも、刃を向けて従わせてはならない』


「人を温める者、国を冷やさず……」


 女は、直江兼続の言葉を知っているかのようにつぶやいた。


 そして、ひどく美しい顔で笑った。


「けれど、冷えた国ほど、火はよく燃えます」


 茶屋の外では、雨が降り始めていた。


 佐和山から流れ出した三つの言葉。


 その一つへ、黒い指が触れようとしていた。


関ヶ原まで 五十四日

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


「友ではない」と言い張る者同士ほど、案外、深く相手を信じているものなのかもしれません。

直江兼続の言葉を受け、湊一は諸将の妻子を人質ではなく、「帰すべき客」として守ろうと動き始めました。

しかし、命令は正しく書けば、それで正しく届くとは限りません。

三つの道へ送り出された三通の書状。

そのうち一つには、早くも黒い影が忍び寄ります。

守るための命令は、果たして大坂まで届くのか。

そして、「細川玉」の名を見つけた湊一は、歴史に刻まれた悲劇を止められるのでしょうか。


次回もお付き合いいただけましたら幸いです。

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