↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SWORD OF DESTINY  作者: ティケ
異変
PR
3/19

悲劇

村にたどり着いたロイは、ただただ立ち尽くしていた。


破壊し尽くされた家々、横たわり物言わぬ人々。


我に帰り、我が家へと急ぐ。

「母さん!母さん!」

破壊された家の中を巡る。

地下の納屋に足を踏み入れたそこに、横たわり冷たくなった母エタと、幼なじみのサシャの姿があった。


「サシャ!いたのか!無事か!」

駆け寄るロイ。うずくまってうつむくサシャ。

「いったい、これは・・・」

溢れそうな涙をのみこむロイにサシャは語り始めた。

「機人《きじん》・・・エタさんがそう言った。」


ロイは静かに隣に座る。サシャは続ける。

「エタさんと神聖魔法の修行していたら、あいつは突然村に現れて、ティーダを出せって・・・」

「そんな名前の人、村にはいないって村長さんが言ったら、力で引きずり出すって攻撃を始めて・・・」

一瞬言葉を詰まらせるサシャの背中にロイは手を置いた。

「銀色の肌で、凄まじい強さで、誰にもどうにも出来なくて、最後は私とエタさんだけになってしまって、エタさんが私を守ろうと、命を捨てて空間転移魔法を使ってあいつを消したの。」


サシャは上を向きなおす。目には一粒の光。

「私何にも出来なかった、だからもっと修行して、あいつに一矢報《いっしむく》いたい!」

唇をかみしめるサシャにロイが言う。

「サシャ、俺も同じ気持ちだ!そいつを追おう!」

二人は静かに立ち上がった。そしてどちらが言うでもなく、エタと村人たちのとむらいを始めた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。