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異世界でオカン(AI)がうるさい 〜追放された俺、最適化されて最強になる〜  作者: トレス=レイ
第三章 キョウ帝国編

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第80話 学生の報告、全部ガチで太郎の胃が死ぬ

ギルドの会議室に学生の主要メンバーが揃った瞬間、太郎は深呼吸して言った。


太郎「……ほな聞くで。ウチらが半年おらん間に何があったん?」


学生A「はい。まず──太郎さんの街では税金ゼロが維持されています」


太郎「そこは知っとる!」


学生A「その影響で外部からの流入が急増し、人口が1万人を超えました既存の街では支えきれないと判断しました」


太郎「判断したんか……勝手に……」


──その瞬間、太郎の視界に淡い光が走った。


【条件を満たしました】

【スキル〈領地繁栄+1〉が〈領地繁栄+2〉に進化しました】


太郎「……なんか進化したいうたで」


学生B「なので、東側の広大な荒れ地を整備し、街を二十倍ほどに拡大しました」


太郎「二十倍!? なんでそんなシムシティみたいなノリで拡張しとんねん!」


学生C「城壁も新しく作りました。旧城壁は狭すぎて機能しませんでしたので」


太郎「城壁を“狭いから作り直す”って言うな!!そんな軽いノリで城壁建て替える街あるか!」


学生D「都市計画プロジェクトも立ち上げました」


太郎「立ち上げたんかい!!」


学生D「道路幅を広げ、上下水道を整備し、建物も新築し、魔導カメラも各所に設置しました」


太郎「魔導カメラ!? 治安維持のためって言うけど、ウチの街、いつから監視社会になったんや!!」


学生A「中原六か国の商会も支店を出しました。各国の技術が流入し、演劇、音楽、芸術など文化も発展しています」


太郎「文化まで発展しとるんかい!!なんでウチの街が“中原文化のるつぼ”みたいになっとんねん!」


学生B「魔道列車は王都まで開通予定です。あと二ヶ月ほどで完成します」


太郎「魔道列車!? 王都まで!?なんでそんな国家プロジェクト勝手に進めとんねん!!」


学生C「王国から正式に依頼がありました。現在、王都側とこちら側からレールを敷設中です。二ヶ月後に開通予定です」


太郎「王国も乗り気なんかい!!ウチの街、いつの間に王国のインフラ担当になっとんねん!」


蒼真「太郎……これはもう止まらない流れだ」


太郎「止めたいんやけど!?オーダ来る前に止めたいんやけど!!」


学生D「ダンジョンについても報告があります」


太郎「……嫌な予感しかしない」


学生D「炎、氷、土、風のダンジョンは産業化が進み、一般冒険者の立ち入りは禁止にしました」


太郎「産業化って……そんな簡単に言うなや!!それ国の基幹産業レベルやぞ!」


学生D「光と闇のダンジョンは、冒険者向けに開放しています」


太郎「そこは普通なんやな……」


学生A「技術面では、試作品ですが“魔導板に映像を映す技術”が開発されました」


太郎「魔導テレビやん!! なんで半年で文明レベル二段階上がっとんねん!!」


学生B「そして──宗教面の変化もあります」


太郎「宗教!? ウチの街に宗教なんてあったか!?」


学生B「“ヒョウガミ様”の神殿を建設しました」


太郎「ヒョウガミ!? あの……オカンのヒョウ柄から生まれたアレか!?」


学生C「はい。街の七割がヒョウガミ様を信仰しています」


太郎「七割!? なんでウチの街、半年で宗教革命起きとんねん!!」


学生D「参拝者は一日千人を超えています」


太郎「千人!? オカンのヒョウ柄が千人集めとんの!?なんでやねん!!」


オカン「まぁ、ウチのカリスマ性やな」


太郎「黙っといて!!」


蒼真「……太郎。これはもう“都市”ではなく“文明圏”だ」


晴斗「太郎、覚悟決めろ。これ、もう後戻りできんぞ」


ひより「でも……太郎さんの街、すごく素敵だよ?」


太郎「ひよりちゃん……優しいけど今は刺さるわ……」


玲奈「太郎。“キョウ帝国の使者が向かっている”って報告も来てるし……ほんとに、時間がないよ」


太郎「……なんでウチの街だけ、こんなRPG中盤のイベントみたいな展開になっとんねん……」


オカン「まぁ、ええやん。太郎ならなんとかなるわ」


太郎「その“なんとかなる”が一番信用ならんねん!!」


こうして太郎は、急成長した自分の街と、宗教革命と、迫り来るオーダと皇帝の使者に挟まれ、逃げ場のない現実を噛みしめるのだった。


【スキル〈領地繁栄+2〉が〈領地繁栄+3〉に進化しました】


太郎「あ、また進化した」


────────────────────────


太郎「……なぁ、誰かウチの街に何したん?」

晴斗「何もしてへん。勝手に育っただけや」

蒼真「自然成長というより、これは“爆発”だな」

ひより「半年でここまで変わるなんて……すごいよ?」

太郎「褒めんでええ! 胃がキリキリしとるんや!」

学生A「まだ未報告の案件もありますが」

太郎「もうええ!! これ以上は死ぬ!!」

オカン「まぁまぁ、太郎。街が繁栄するんはええことや」

太郎「オカンのヒョウ柄が宗教化した時点でおかしいんや!」

学生B「信仰率七割は誇っていい数字です」

太郎「誇るな!! なんでヒョウ柄が七割取っとんねん!」

蒼真「太郎……覚悟を決めろ。これはもう文明圏だ」

太郎「文明圏て何やねん!! ウチはただの商人やぞ!!」

読んでくれてほんまおおきに。オカンは「ブクマ押しとき!損はさせへん!」とか「★評価?そら押すやろ常識やん!」と言ってます

もし少しでも笑えた、続き読みたい、オカンうるさいけど好き、など思ってくれたら、ブクマや★評価で応援してくれたらオカンがめちゃくちゃ調子に乗ります。作者もついでに元気になります。ほな、次回もよろしく頼むで。

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