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049未完/完成✵メタ光愛音SYNC神宮橋セッション✵抱擁とキス✵クリスタ/クラリスタ/シカナティア



 私――たちは、光と愛と音――を超えた領域と同時並行して、『Sync/同期セッション』している。



 ユニークスキル『格納』によって演奏隊は楽器をそらから取り出している。



 光と愛と音を超えた領域が現実世界にどう具現化されるか。それは永遠のテーマとも言えて、『未完成』という『完成』として終幕することもまま――ある。


 モーツァルトの遺作は未完成であったが、弟子や後世の作曲家達によって補筆された。何かと曰く付きということもあり、眉唾で口語りは構わないが、文筆では念の為に詳細は割愛したい。


 構成曲は素晴らしく、記憶に残るのはキリエ/Kyrie、怒りの日/Dies iræ、涙の日/Lacrimosa、聖なるかな/Sanctus。


 交響曲も九番を完成させてしまうと……そんな都市伝説のような……クラシック専門クラスタには、あるあるなのか、まったく気にしていないのかはわかりませんが、気になる方はお調べ願いたい。



✴ ✴ ✴ ✴ ✴ ✴ ✴ ✴ 


 今ソファはドラムを叩いている。シェリーはダンスだ。


 ここで今回の編成メンバー紹介/情報共有――。


 リズム隊はタルトがユニークスキル『分身』により、四人分体のうちひとりがベースをし、残り三体はそれぞれ歌/ギター/ドラムを演奏している。公園でセッションしたジャンベ隊もまだ五、六人いる。


 もう二人のリズム隊は『ベイビースターズ』、私――は『べビスタ』と呼んでるが、そのダンサーズバックバンドの黒塗り魔神ベーシスト。バンド『ジグ』のバクチャ。


 タオン/サリュンはベースを弾かずに、今はタオンがメインになってダイナミックに踊っている。


 ギターはシフォン/ハロと、アプル/フィオナが同時に演出もしながら演奏、そしてセッション仲間のフジさん。ココとアヤはヴァイオリンを弾いている。


 シンセサイザーは『ガイダンス』が演奏。


 シング隊はマナとルーナ、アミン、ショコラ、ジグのVoミンネとベビスタトリオのVo。


 ダンス隊はシェリー、オジュ、ブルー、タオン、同時演出きこみこさん、セッション仲間の見た目女性二人とベビスタトリオの二人。


 歌ダンス隊はルーナ、ミオ、カナン、ベル、ミーカ。


 インプロ/演技ダンス隊はミーナ、マリー、リーフ、マイル。


 歌インプロ/演技隊はリーフ。


 低音ボイス隊にシュタイン、ベア、ヒロさんたち。


 魔法隊はペキノ/アオンとユニークな星魔法をメインに操るユリカ/サビア、魔法少女見習いでもある多才派アーネ。


 アート支援ギルド員でプレイヤーである三人も参加していた。そのうち二人はそれぞれラップとシンセを操った。


 乱入ソウルサックスプレイヤーは先程お帰りになりました。


 他にはユニークスキル『防音/サウンドガーディアン』により、音もれしない一種のダンスウォーキング状態時、音が聴きたくなったオーディエンスたちもいる。初めはオーディエンスだった人たちもセッション参加。


 音量音質調整は『球体ホログラム』により『自動化』『最適化』


 そして即興ライブハウス武道館――ではなく原宿駅そば明治神宮前橋を会場整理してくれるロボ含む治安ギルド員さんたち。道路を通行路にしてくれた。ありがとうお疲れ様です。


 最後に――クリスタ/クラリスタ/シカナティアは以前からいつのまにか私たちと一緒にいて『あの方』と何らかの関係性があるとされていた。


 あの方は時間軸では、少し未来に存在を感じられたが現在ではまだ、感じられない。


 クリスタ/クラリスタ/シカナティアについては『ガイダンス』も情報共有してくれない。



✴ ✴ ✴ ✴ ✴ ✴ ✴ ✴


 光と愛と音――を超えた領域と同時並行して、『Sync/同期セッション』している。


 収束し放出された光が銘々の魂に浸透されている為、⇆SSSポテンシャルクラスタは続いている。


 光と愛と音、そして魔法により火と水も舞い踊っていた。これも演出なのか、火は土の、水は海の薫りが伸縮する風と共に鼻腔をくすぐる。


 私は急にソファにキスしたくなり、踊りながら近づいて、変速、変則リズムを叩くソファに近づいて、柔らかい唇にチュっとした――。


 ソファはニコッとして、愛する大好きな者同士が触れ合う喜びをドラム音に乗せた。


 リズム隊も呼応し、セッション全体は喜びにあふれた。私のキスしたい衝動は、同時にアプルときこみこさんの演出でもあった模様。


 羽根を生やした天使数体が空中で祝福のラッパを吹き鳴らしている。


 演技隊、ダンス隊たちも抱擁と共に祝福のキスをはじめる。ソファとシェリーもキスをする。その最中、リーフがソロで歌い始めた。


 即興アドリブであり、メロディのみであるが、聴こえて感じるイメージは――


「ようやくあなたに逢えた。これほどまでにうれしいことはない」


 そのメロディと共に喜びの光が射し込むような、実際に魔法演出により射し込んでいるが、そんなサウンドがメロディをライトアップする。


 私は衝動的に――これも演出なのか――わからないままクリスタ/クラリスタ/シカナティアを羽根に包むように抱きしめ、瞳の奥を見つめた――。


 同時にソファとシェリーが喜ぶ感覚クオリアとシング隊は歌い始めた。

 




 


 


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