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唯一青春物語  作者: クラブ34
96/149

VS樫原中5

二日目。


樫原中校庭。



香合監督「一夜でだいぶ男の顔になっとる。いい先輩達に恵まれたな。今日は少しは試合らしくなるかのう。ふふ」


ウイング志茂「じっちゃん、なんか言ったか?」


香合監督「今日もボロ負けで良いとこなしじゃなといったんじゃ」


ウイング志茂「なんだと、くそじじい!!」


フルバック高本「志茂、目の前の試合に集中しろ!もうすぐ始まるぞ!!」


スタンドオフ畠田「先生、今日は必ずいい試合にしてみせます」


ロック種田「いい試合じゃなくて絶対勝つんだよ!気合い入れて行くぞ!!」


樫原中メンバー「しゃあああ!!」


ウイング志茂「絶対トライしてやるから見てろよ、くそじじい!!」




球七中ミーティング。



仲川監督「今はまだ名前もないわしらと同じ若い獅子だが必ずわしらと同じく樫原中は強くなる。絶対球七中には勝てないと今のうちに脳裏に焼き付けさせるんだ!!」


仲川監督の中に憂いがあった。鳴達が卒業したあと今のままだと三年になった亮太達三年生4人のチームで全員三年生になった樫原中といずれ九州の大舞台で戦うことになる。先を見据え今のうちに有利になるものを残しておきたいと考えていた。



仲川監督「今回は交代をしながら最後まで切れのあるプレイで圧倒する。少しもボールを相手に触らせるな。100点差が今日のノルマだ!!」


全員「昨日でも死にそうになって走りながら90点取ってないのに。交代があったとしても昨日のあの苦痛がまた続くのか。。」


シーン。



静まり返る選手達。


仲川監督【ここで100点差位軽くやってやる!!というのは】


昌明「上等ばい!!200点差で勝ってやるばい!!」


仲川監督【やはり、昌明か。球七中のチームの心臓のスタンドオフに昌明を置いて正解だった。正人とは違ったタイプのチームのムードメーカーぞ】



有史「おい、昌明。単純に計算してみろよ。1トライ1ゴールで7点。前後半合わせて40分。4分に一回トライとゴールを決めて70点。200点だと1分に1トライ1ゴール決めて、、」


百合男「さすが学年一の頭脳の持ち主。一瞬の計算が凄すぎてみんながついてこれんばい。昌明も顔を真っ赤にしとる。。」


昌明「と、とりあえず走りかって100点差ばい!!!行くぞ!!しゃあああ!!」


慶次「最後は勢いで誤魔化した!!」


まもる「。。100点差か。俺の出来次第」


有史「どんどん俺に回してくれ!!昨日は途中へばったからな。今日は昨日の俺を越えてやる!!」


不二元「俺のボール出しのテンポとパスのテクニックがあれば不可能じゃない」



基村もとむら「本来、力の差で出てくるおごりを高い目標でカバーしてやる気を出ささせる。仲川監督の魔法ばい」






昌利「お前ら、俺の存在を忘れてねえか、佐世保の奇跡のトライを生んだ天才をな」


基村「またシャシャリ出てきたばい」


昌利「俺にボールを集めていいばい、体力が無尽蔵の天才のトライで一挙に20点ばい」


亮太「がはははは、天才だったとしても1トライで一気に20点入るかよ、がはははは」


見越みこし「ふゅー、さすが愛しの昌利先輩、一生ついていきます、がはははは」
















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