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唯一青春物語  作者: クラブ34
87/149

vs長岳中4

球七中


1入江ヨウ

2久保井

3宏樹

4慶次

5入江昌利

6不二元

7昌明

8入江正人

9駿

10有史

11護

12鳴


リザーブ


FW


亮太

百合男


BK


亮一

基村

糸渕

見越



予習 


ノットリリースザボール タックルで倒された選手はボールをパスするか即座にボールを地面に置かなければならない。


ランパス ランニングパスの略。練習メニューのひとつ。

長岳中のキックで試合再開。



オンサイ(オンサイド)!!





慶次「!!」


長岳中は慶次に走力がないと分かり、鋭いタックルで襲いかかるのではなく待ち伏せに近い感じで距離をおいて見ている。


仲川監督「慶次のステップはボクシングでいうとカウンターだ。相手のスピードがあって初めて効果がある。体重もスピードも一般以下の慶次が相手にあれをされては何も出来ない」


ハーフ不二元→スタンドオフ昌明と繋ぎセンター正人とのクロスからポイントを作る球七中。


長岳中河本も慶次の時のディフェンス同様、昌明にスピードがないと判断し待ち伏せに近い感じで守っている。


クロスで正人に突っ込ませるも河本とセンターに抱きつくような守りをされてテンポよくボールを出せないフォワード陣営。


不二元「なかなか攻めてがないぜ。。」


駿しゅん「こっちだ!!」


切れのあるステップではなく、流れるようなステップでハンドオフをしながら個人技で切れ込む駿。




笹原監督「かかった!!」




ハンドオフをする時は相手の方を見ながら上手に距離を測りながらかわす駿だが、前方への意識が薄いクセを見抜いていた笹原監督がボブにキック処理を捨てて詰めるように指示を出していた。


ボブのタックルを受ける駿。ポイントに長岳中がものすごい早さで集まる。


仲川監督「たった一試合でどれどけ球七中を丸裸にするつもりなんだ笹原監督は。恐ろしかばい」


ピー


ノットリリースザボール




長岳中のペナルティキック。ボールを外に出してラインアウトを選択。


後半の反則の多さはフォワードのモールに苦戦をしたからだった。笹原監督は残り10分をフォワードの攻めを重点的に行うように指示を出す。




球七中vs長岳中 残り7分



前半  24- 0

後半   7-21

----------------

合計   31-21



ボブ「射程圏内にとらえた。まだ時間はある。焦らずじっくりだ。反則だけには気をつけよう。フォワード頼むぜ!!」


長岳中フォワード「おう!!!」



慶次・昌利・宏樹・不二元「・・・・」


亮太・百合男「・・・・」




鳴「フォワード腰を落とせよ、ゴール前でモールで押し込んで来るぞ!」


ヨウちゃん・久保井「しゃあああ!!」



久保井「さあこい!!!」



ラインアウト。ボールが放たれるとモールを組むフリをしてすぐさまハーフがラインアウトの4列目、5列目を引き連れて切り込む!!


笹原監督「ボブの声かけから仕事は始まっている。腰を落として構えていた球七中は守りに一秒遅れが出る。その一秒が命取りに、、なに!!」



不二元と慶次で掴まえると、慶次が即座にジャッカル。


昌明、正人、駿と自軍から果敢にボールを回し強気に攻める球七中!!


駿「護!!」


相手正面ギリギリでウイング護へと繋ぐ。


浅いラインからのスクリューパスでの早いパス回しは目が肥えた長岳中笹原監督をも驚かす。


笹原監督「これが新チームになったばかりのパスワークか。信じられん」




仲川監督「行けぇ!!護!!」



護「。。よくコキ使うぜ、しんど」


グーん!!


グーん!!


田代「なに!!」


超加速で天才ウイング田代を置き去りにする護。


さらに加速!!


グーん!!


ボブ「とめる!!」


護はボブを引き付けて逆サイドにサッカー部仕込みのキック。


護「。。てめえも汗をかきやがれ、有史!!」


有史「はあはあ、護あとで殺す!!」



ラインをわるギリギリでボールを手にするとそのままゴール裏にトライ!!


有史の独走体制でトライと分かった後で長岳中が追うことをやめても全員がゴールラインまで仲川監督の教えを守りフォローで走り抜いた。


河本「なんなんだこのチームは」


ボブ「ラインアウトの作戦も読まれていたのか」



百合男「いつも昌明とランパスしているみんなは騙しや嘘に敏感ばい。。俺達だけの特殊能力ばい」


亮太「昌明先輩のアキラ先輩のくねくねフェイントの真似許されて俺一回もパスもらわずにランパス終わったことあります」


見越「ふゅー、昌利先輩とか不二元先輩もよくやるよね、ふゅー」



笹原監督「まだ時間はあるぞ!!」


ボブ「はい!!!」


キックオフから慶次→宏樹と繋いでモールを組む球七中。


笹原監督「うちのモールが押され始めただと!!バカな!!完全にうちが上回っていたはず!!」





仲川監督「球七中で試合に出ているほとんどが一年経ったばかりの連中ばかり。試合修正が出来るほど器用さはないが、小柄ばかりの初心者が上手な選手に追い付くために必死に考えてプレイしている。これは修正ではなく進化ぞ。成長スピードが球七中の一番の武器ばい」




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