VS竜畑中3
球七中レギュラー
1入江ヨウ
2乃村
3屋野
4池山
5糸渕
6麻神
7住永
8大守
9正人
10有史
11芝崎
12鳴
リザーブ
宏樹
久保井
駿
不二元
護
黒地
中央でのスクラム。
本多先輩「ここ大事だぞ!!みんな」
麻神と住永のアイコンタクト。
試合に出ている全メンバーに住永がサインを送る。
スクラムを起点に逆サイドに走りながらスタンドオフ住永がボールを貰う。
住永「あっちゃん!!」
麻神「潤平くん!!」
住永の動きに合わせて同じく逆サイドにいた正人もスクラムを起点にループした。
住永の後を追うように大守も正人の走りだしを見てループ。
目まぐるしくスクラムを軸にクロスにポジションチェンジしながら住永→正人→大守とパスを繋ぐ。
宮田・森山「こ、これは」
切山「長崎選抜のサインプレー!!」
初見の竜畑中バックスがマークを一瞬見失う。
ボールを貰った大守は竜畑中センターとウイングの間に突っ込みながらギリギリで有史にパス。
大守「有史!!」
有史「よっしゃ!!」
ゴール前10メートル付近で相手ウイングに追い付かれるもフォローに来ていた鳴にパスを出す有史。
鳴「ナイスパス、うおおおお!!」
ボールを受け取り独走体制に入ろうとする鳴。
宮田「させるか!!」
サインプレーを読んで先回りをして鳴に即座に追い付き、ジャージを引っ張りこみながらボールごと抱きかかえにいく宮田。
本多先輩「く、なんて上手さだ!!」
山城監督「宮田!!そのまま押し出せ!!」
【ラインにボールをもったまま出るな!!フィールドの内側に投げろ!!】
鳴の頭に仲川監督の教えがよぎる。
鳴「誰か頼む!!」
宮田に押し出されそうになりながらも腕をなんとかほどき、後ろ向きのまま必死でボールをグラウンドに投げ込んだ。
「上出来だぜ!!!」
昌利・昌明「潤平先輩!!」
住永が鳴が放ったボールをキャッチしてそのままゴールに向かって独走した。
住永「絶対トライをする!!」
久保井・不二元「よっしゃぁあああ!!!いけぇ!!」
ガッツポーズする球七中リザーブメンバー。
ざざーーーーーー!!!
ノックオン!!
慶次「そ、そんな!!」
ゴール前1メートルで横腹に森山の鋭いタックルを受けてボールを落とす住永。
糸渕「そ、そんな」
芝崎「あと一歩だったのに、くそ!!」
森山「住永大丈夫か?」
額の汗を拭いながら住永に手を差し伸べる森山。
住永「スポーツマンシップがあるから余計に腹がたつぜ。手強いうえに格好いいなんてな」
お互いににこりと笑い、ハイタッチしてそれぞれのポジションにつく住永と森山。
駿「長崎選抜の時に体を張り合って支えあった仲間との決闘か」
久保井「熱いばい。ラグビーってよかね」
慶次「エロフロッピーコレクターの久保井がまた変なテンションになってる。。」
小宮田「くそ!!先輩達に助けてもらってばっかりだぜ」
銛「森山先輩に宮田先輩がいる竜畑中が九州に行けなかったら全部後輩の責任ばい」
新田「九州のチームに竜畑中の三年生の凄さをもっと知ってほしい。絶対九州にいくぞ!!!」
『俺がいない所で勝手に盛り上がるんじゃねーぞ!!!』
筋肉のうえに脂肪を乗っけた丸みがある体にキリッとした眉と目付きの大男が試合中の選手に大声で話しかける。
昌利「なんでここに平ちゃんがおるとや」
麻神「ふ、勝手に見にきておいてなんて言いぐさだ」
切山「あれはラグビースクールの平嶋、きていたのか暇人め」
平嶋「どっちも負けちまえ!!」
山城監督「彼なりの応援か、いい世代だなコイツらは。羨ましいぜ」
住永・切山・平嶋・森山の4人は今から2年後の熊本国体で高校2年生ながら少年の部でレギュラーに抜擢。またも同じジャージを着ることになる。若いながらもチームプレーを武器に国体において県勢初の全国準優勝の立役者となった。
糸渕「絶対バックスにいいボールを供給しよう!!」
乃村「泥にまみれるぞ!!」
屋野「縁の下に徹するばい。絶対勝つけんね!!」
サッチャン「仲川先生、みんな格好いいですね」ぐひぐひ
駿「なに試合中に泣いてんだよ、てめえは、ほらタオルおいとくぞ」
サッチャン「あ、あり、ありがとっぉおううう、しゅん」えぐえぐ
仲川監督「ぬしゃあ供、前半はまだまだ時間あるぞ!!絶対追い付いてこい!!」
全員「おう!!!!!!!!!!!!!」




