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唯一青春物語  作者: クラブ34
62/149

中体連2

球七中レギュラー


1入江ヨウ

2乃村

3屋野

4池山

5糸渕

6麻神

7住永

8大守

9正人

10有史

11芝崎

12鳴


リザーブ


宏樹

久保井

駿

不二元

黒地





予習


ノットリリースザボール タックルされて倒された選手はすみやかにパスをするか、地面にボールを置かなければならない。


ピックアップ 密集のボールは最後尾以外は手で拾いあげてはならない。


アドバンテージ 反則をされたチームにゲームが有利に動く場合、時間をすぐにはとめずに猶予が与えられる。


ノーボールタックル ボールを持っていない選手にタックルすること。

【ラグビーの専門用語が沢山出てきます。御容赦ください】



前半12分



ピピー


トライ




鳴「ふう、しんどい。仲川監督の言った通りばい」


正人「全員が3年生の帯広中の試合にかける執念は半端ない」







球七中は開始早々2分、芝崎のゲインでトライを奪うも帯広中の密集への寄りが早くその後ボールをうまくバックスに展開することが出来なかった。



やっと出たボールも帯広中のキャプテンで熊本選抜にも選ばれた切山のフィジカルの前にことごとくチャンスを潰され、


正人のノットリリースザボールの反則からラインアウト勝負になりモールで同点に追い付かれると再スタートのキックからノーホイッスルトライを奪われて帯広中に逆転を奪われてしまう。



昌明まさき「先輩達ファイト!!これからです!!」


大守「相変わらずだな、昌明」ニコリ


住永「帯広は後半を捨ててきている。いまの調子では体力が最後まで持たない。バックスで揺さぶるぞ!!」


全員「おう!!!」


糸渕「潤平くん、すまなかった。フォワードは縁の下にまわって全力でボールを供給するよ」





切山「オーケー、オーケー。いまの調子でいこう。最初のトライ以降はこっちのペースだ。体力は夏でつけてきた。球七中に走り勝つぞ。最後までこの調子でいこう!!」


帯広中「しゃああ!!」





竜畑中


宮田「今年の帯広中は歴代の中で最強らしい」


森山「リザーブを含め3年生が16人。先輩達が少なかった去年を戦い続けてきたメンバーか。球七中と決めつけてきた俺達も最初に当たっていたら足元をすくわれていた」


もり「1回戦からメンバーを総代えしていますね。これも球七中の誤算の一つ」


小宮田【鳴、正人、こんな所で終わるんじゃねえぞ】




帯広中学校ラグビー部



慶次達の九州大会初優勝からしばらく球七中の時代が続くが、竜畑中と共に辛酸をなめ続けてきた帯広中は約10年後決勝で球七中を破りその勢いで九州大会制覇。連覇も為し遂げ、九州の新しい顔となり君臨し続ける。






ピピー


ピックアップ



うまくラックからボールが出ない入江ヨウは我慢比べに負けて、手で拾いあげ反則をとられる。



仲川監督【まだ若いか、ヨウ。先輩達に揉まれてお前も正人同様、成長するんだ。試合経験はお前が一番多い】



帯広中はペナルティからまたラインアウトを選択。



帯広中バックスはいつも以上に深く広いラインを敷いている。



住永「バックス!!ここ集中だ!!声を出してマークを外すな!!」




帯広中は4人目のラインアウトで勝負。ボールを投げ入れた選手がそのままループして直接手渡しでボールをもらいに行った。


その選手に合わせるように一斉に帯広中バックスも走り出す。


麻神「させるか」



アドバンテージ



ボールを投げ入れループした選手はボールをもらっていなかった。


麻神のノーボールタックルの反則だが審判は帯広中にアドバンテージを見ている。



ボールは帯広中の小柄なフォワードが抱えている。ラインの線のギリギリを球七中を欺いて走っていた!!



ピピー!!


トライ!!



ラインギリギリのためゴールが外れて7対19。






ベンチを立つ黒地。


黒地「監督!!俺を使ってください!!必ず逆転のトライばしてきます!!」


ぶち!!


仲川監督の罵声がとぶ!!


「黒地、ぬしゃぁ、レギュラーばなめとるとか!!足ば引きずっとるぬしが簡単に試合に出れるほどコヤツらはヤワじゃなかぞ!!3年のぬしが仲間ば信じんで、どがんすっとかい!!コヤツらは強か!!安心して見とけ!!」





良くも悪くも怒鳴り声がフィールドまで響いていた。



住永「俺達は前年度の覇者だ!!こんな所で負ける訳にはいかない!!前半までに追い付くぞ!!」


全員「しゃああああ!!!」




小宮田「こうなった時の球七中は本当に恐い」


森山「3年の意地をも蹴散らす経験とテクニックが球七中の強み」


宮田「今からの球七中を良く見ておけ。負けてはいるが勝ち上がるのは球七中だ」





宮田の言葉は当たっていた。スロースターターの球七中は仲川監督の怒鳴り声を期に見違えるチームになった。




どこか帯広中を舐めてかかっていた所があったのだろう。最初の個人プレイ中心からロバートコーチのパス回しテクニックに攻撃を転換。わずか3分で有史がトライを返すと立て続けに再三帯広中の陣地に攻めいる。


前半ロスタイムに帯広中の切山のタックルを受けた大守のノックオンで笛がなる。




球七中vs帯広中



14対19で後半に突入する。

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