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唯一青春物語  作者: クラブ34
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怒涛の新展開!!!新しい希望と過去の清算!!(幽々白書のアニメ風。笑)

長崎選抜との試合の1週間前の鹿児島遠征を思い出す潤平と黒地。



実は球七中学校は春休みを利用して鹿児島一位の中学校城聖中との試合を行っていた。


大型FWを有しモールに定評がある事で有名な城聖中との試合はBKの展開力で勝るも31対26と惜しくも敗れることになる。


ただ、一年生同士の試合は球七中が42対19と快勝。


その中で先輩達の目を引いたのが慶次のタックルであった。城聖中の一年生、鹿児島スクール出身のフルバック巨漢才藤を低いタックルで何度も倒し攻撃の目を潰していた。


『センター慶次のタックルから駿しゅん、有史と繋いでカウンターからいくつも一年はトライを重ねた。城聖中の試合のキーマンは鳴や正人ではなく慶次だった』と試合後、仲川監督は振り返っている。




それだけではない、冬の竜畑中との練習試合で大守の負傷で2試合目に出場した慶次はあの宮田の突進をも肩が外れそうになりながらも小柄な体格で止めている。


一時、その試合の宮田へのタックルでの怪我の後遺症でタックル恐怖症になったりもしたが自力で乗り越え、タックルの強さに定評がある乃村に「球七中一年で1番のタックラー」と言わせた。





屋野「慶次がFWに来たなら俺達も安心は出来ないな」


乃村「それはない。タックルセンスは認める。ただ果敢にタックルは出来ても経験値が少なすぎる。仲川監督は3年生の引退までに副キャプテン糸渕のセンスと池山のFWの技術をそばで慶次に盗ませるつもりでいるんだろう」


大守「不二元に対しても同じだ。長崎選抜との試合で途中何度もゲームメイクでチャンスを作ったあっちゃんのパスセンスと潤平くんのゲームメイクを引退までに継承させるつもりでいる」



池山「久保井や駿しゅん、有史も要所要所で鳴や正人、ヨウ以上の働きをする場面もある」


黒地「昌利やるじゃん昌明まさき、亮一も普段はふざけているが何だかんだでバテずに平気な顔で練習についてきてやがる。。」


大守「実際試合よりも試合形式の練習の方が攻め手にかけるし、体力の消耗は早い。体が大きい宏樹とやる時なんか特にそうだ。小宮田なんかよりずっと強いぜ」




~練習の帰り道~



潤平「楽しいなブッチ。ラグビー部に入って良かったな」


糸渕「ああ、俺も最近よく思う」


潤平「あいつら見てると最初の頃を思い出すよ」


糸渕「大怪物の本多先輩に俺達も反骨精神で向かっていってたっけ」


潤平「最初は同級生も沢山いたけどみんな辞めていった。あっちゃん達が戻ってきたけど同学年はあの頃の半分だ」


糸渕先輩「、、九州大会優勝しような。ずっとこいつらとラグビーがしたい」


潤平「当たり前だぜ、副キャプテン。これからも頼むぜ」


がさがさ


神社の影から一人の大男が出てきた。


がっしりとした肩幅。ボサボサ頭と手入れされていない髭とは反対に二重の綺麗な瞳と透き通った鼻筋。




?「麻神くんは元気かい、潤平くん」



潤平・糸渕「芝崎!!!」







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