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唯一青春物語  作者: クラブ34
32/149

中2になったけど頭の中は小学生です。笑

2年生になり初めての週末の午前練習。


自転車で河川敷に向かう慶次達。




4人にしてはめずらしく会話は一言もない。さらにピリピリとした空気が彼らを包み込む。



昌利まさとし昌明まさき、亮一、慶次『・・・・・・』



練習試合でも見せたことがない真剣な表情だ。



長崎選抜との帰りの殺伐としたバスの中でも空気を読めずにB'zの歌の名前山手線ゲームで最後尾の座席で盛り上がっていた無神経かつふざけるのが大好きな4人だが今日はいつもと違う。



親の敵討ちにでも今から向かうような険しい表情でお互いに何かを牽制している。



しーん


















チラッ



昌明「はい昌利、左ば見た!!!笑」


昌利「いやいや左ば見たのは慶次くんやろ?!俺は少しも見てないばい!!笑」


慶次「昌明は200メートル前からチラ見してたばい!!笑」


亮一「くくく、全員周りにバレないように左ば見とるばい、俺は知っとるばい、くくく」




彼らから向かって左の坂の脇にお洒落な2階建の一軒家がある。




内場さんの家である。



河川敷へと向かう途中に内場さんの家があることを内場さんと仲がいい宏樹からの情報で知った4人は



この道を通る度に無駄に無言になり、


『もしかして、お前内場さんに気があるの?』


と突っ込まれないようにいつしか左を見ないように気をつけるようになった。



顔面底辺の彼ら4人は無論恋愛経験はなく、女の子と話すときは幼稚園児並みの照れ隠しや好き避けをするウブさの持ち主である。



亮一「くくく、女なんてくさるほどいるのにお前らときたら一人に夢中になりやがって。今度俺が女ぐらい紹介してやるよ、くくく」


慶次「なんば言いよっとね、亮一くんの場合どうせ、2次元でしょ?」


昌明「2次元ば馬鹿に今したでしょ?今はめちゃくちゃ可愛かけんね!!」


昌利「今度正人や駿しゅんに女の子ば紹介してもらわなんいかんね。あ、左ば見て、内場さんが家から出てきたばい!!」


亮一「え、え、え、どぉどこぉうにおっとね(え、どこにいるの?)」


昌利「がはは、嘘たい。相変わらず女の子がおったら言葉がどもるね。この調子だとアサシン亮一が今のところ一番結婚が遅かみたいやね。笑」


亮一「くくく、昌利くん、俺を騙すとはいい度胸やね。そんなに死にたいとね。今すぐここで殺して大好きな内場さん家の隣に石の家ば建ててやろうかね」





慶次「あ、そういえば亮一くんの弟の亮太も今日から練習に来るとだろ?」


昌利「そういえばそんな事ば温泉で言っとたね。泣き虫亮太にラグビーがちゃんと出来るとだろか?」


亮一「くくく、亮太は俺以上にきれたら何するか分からんけんね、気を付けなっせ、くくく」




昌明「話ばしてたら河川敷が見えてきたばい。今日からまもるも練習に来るけん楽しみかね。今日も頑張りますか!!」




唯一青春物語2年生編本格スタート!!!























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