4月になり学年的には2年生だけど今は春休み。笑
新緑が綺麗だ。山道を歩く慶次。空気が美味しい。
4月6日。
長崎ラグビーフェスティバルの朝。
ホーステイ先の裏山を今日先輩達が対戦するひとつ上の相手選手、平良くんと歩く慶次。
平良くん「昨日の夜に泊まって一緒に飯くって一日だけしか過ごしてないけどやっぱり別れは寂しいな」
慶次は道端にいた蛙をつかまえるふりをして隠れて袖で顔をぬぐう。
平良くん「テレビゲームとかなくてゴメンな。他の家はきっと夜遅くまでテレビゲームしてやったんだろうな」
慶次「全然いいっすよ。ずっとラグビーの話聞けたし、めっちゃ面白かったです。家族みんな優しかったし、平良くんと会えて俺良かったです!!」
平良くん「ラグビーやる以上は慶次も上を目指せよ!!新学期始まったら慶次も2年生だろ?後輩も出来るし体はチビだけど気持ちで負けんなよ!!」
『もうすぐ朝ごはん出来るわよ!!そんな所に二人して座り込んでないで早く手を洗ってきなさい』
平良くん「うん、すぐいくよ!!慶次約束な!強くなれ!!俺ももっともっとラグビー上手になって将来活躍するから」
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平良浩二 中学校ラグビー長崎県選抜キャプテン 高校に進学後、花園に出場。大学で名前を売り、社会人を経て日本代表の名センターになる。2007年ラグビーワールドカップカナダ戦ロスタイムに同点に繋がるトライを決めて日本のラグビーファンを熱くさせた。
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会場に到着。観客はほぼ満員。
長崎ラグビーフェスティバル。
社会人を含めすべての年代で県の対抗戦があり、前座として中学校ラグビーの長崎選抜と熊本選抜の試合が行われる。
昌利「慶次くん、合流してからなんか変ばい」
昌明「2人一組でホーステイ先にいくんだけれど、慶次くんだけ一人だったけん拗ねてるとばい。笑」
亮一「くくく、そんなに一人が嫌だったらはじめに言ってくれたら俺の愛銃のショットガンを貸したのに、くくく」
昌利「アサシン亮一、こんなところまでエアガンを持ってきとるとね。ビビリにも程があるばい。笑」
慶次【熊本選抜には勝ってほしいけど、平良くんにも活躍してほしい。頑張れみんな】




