第108話 攻略するダンジョンが決まる
前日3人と一匹で話し合ったが、げんじ、確認と一匹が色々教えてくれた。
ハムスターの方が有益な情報を持っているという何とも情けない状況ではあるが、
やらないといけないとの認識が3人の中では強まったのは良かった。
と斑鳩は思っていた。
「キャシー、俺ってこれからどうしたらいいんだろ?」
『なんか漠然としてるわね。
今の調子でダンジョン踏破して行けばいいんじゃない?』
「漠然とした答えが返ってきた!」
『そりゃそうよ、どう答えていいか解らないわよ』
「そう言えば、この世界では銃とかでモンスターは退治しないの?」
『昔はそんな事もしてたみたいだけどね
効かないの、小型にはなんとか効くけど
小型なんて、動かれたら当てられないし
中型以降は、皮とかを突破出来ないから現実的ではないわね』
「でもそれじゃあどうやってその皮とかを突破するんだ?」
『魔石の粉を練り込んだ武器を人間が持つと解明はされてないけど、普通の皮に攻撃したみたいになるのよ
人間には魔力があるんじゃないか?みたいになってるけどその辺りはまだ不明らしいわ』
「魔力か〜魔法とか使えたらいいんだろうな〜
その銃が効かない理由とかは、神っぽい存在はどう言ってるんだろ?」
『さあ?今度聞いてみたら?
私はここの世界の人達が知っているレベルくらいの知識しかないけど、聞いた事なかったわ』
そんな話をしていたら、瀧山講師から連絡が突然入った。
『斑鳩君、次の攻略ダンジョン決まったわよ』
「いきなりですね」
『モンスターが外に出て来てハグレ化が活発になってるダンジョンがあるのよ
昨日の話しで、流石のワタシもヤバさを認識してね。
今最優先で攻略が進められているダンジョンがあるからそこに行くわよ。』
「解りました。場所は何処ですか?」
『県境にある山の上にあるダンジョンよ
主に出るモンスターは、鹿型で中型ダンジョン
辻本さんが務めているダンジョンね』
「えっ?あそこの山頂で受付嬢やってたんですか?」
『あんた知らなかったの?
まあいいわ、それでね今回は相手が大きいから流石に鈍器とかでは効果が薄いから
槍でいくわよ』
「剣とか刀とかサーベルとかじゃないんですか?」
『まあ、斑鳩君が剣や刀の達人ならそれで良いでしょうけど、一朝一夕で扱えるもんじゃないから
現実的な所では、槍しかないわね。
熟練者じゃなく初心者でも、少し練習しただけでも戦力になるから
戦国時代の合戦でも農民には槍を持たせていたとかいうくらいだし
モンスター相手に安全な距離を取れて威力があるからね
マチェットとかサーベル位は携帯するのは良いけど基本的には攻撃は槍一択ね』
「解りました。」
『うん、いい返事ね。
マチェットやサーベルは、イザという時用だからね。
それと、刀なんてあんなのこん棒振り回してただけの初心者には難しすぎるわ』
「中型ってどんな感じのダンジョンなんですか?」
『中型ダンジョンは場所によって全然違うけど今回行く場所は
300m幅で、草原エリアとか山エリアとかあって基本的に一直線のダンジョンね
鹿型は群れで行動するから、それをどうこなすかがポイントね』
「群れですか…厄介ですね。」
『その辺りは明日集まって話し合いましょ
それとこの前のダンジョン突破の報奨金が出たわよ。
ワタシの車代は、ここからでるのよね?』
「そうだった気がします。」
『車代引いて3人で割っても結構な額になるわよ
明日は教習所で落ち合いましょう
辻本さんにも言っとくわ』
「お願いします。」
そうして、中型ダンジョンに向けての準備が着々と進んでいった。




