第107話 作戦会議1回目
教習所を卒業した次の日
斑鳩の部屋に3人は集まっていた。
もちろんメンバーは、斑鳩、辻本、瀧山の3人
斑鳩は、大型ダンジョンであった事と白い空間で言われた事を2人に伝えた。
「酒が不味くなる話だな、聞かなければ良かった。」
「聞かなければだけでは済まされない話ね。
その世界では、モンスターが原因で人が消えたわけじゃないのね」
「そんな感じでした。あのダンジョンを踏破したらその世界の人達は助かるとか言ってたので、モンスターにやられたわけではないっぽいですやね。」
「うっわ、益々酒が不味くなりそうな話ね」
「ちょっとさっきから、酒、酒、五月蝿いわよ」
「キャシー何か知ってたら教えてくれないか?」
『そうね。魔石で手を打つわ!
っと言いたい所だけど、私にも被害が来たら困るから教えてあげるわ』
「流石キャシーちゃん!」
辻本さんが、ゲージから出して抱っこしそうになったので斑鳩と瀧山講師は止めに入った。
話が進まないから………
『モンスターが溢れ出るようになるのが第一段階ね
その次が、ダンジョンコアの精製ね
それが完全に出来て機能し始めると
元々いた生き物達は、異物として処理されてしまうわ
処理と言っても、消されるとかではなく
生き物がダンジョンコアにされる感じね
そしてそのコアは、他の世界に行ってダンジョンとして成長して行く感じね
だから、大型が増えれば色々なダンジョンが更に増えていく感じ』
「え〜と、大型ダンジョンから中型、小型のダンジョンが生まれているの?
それで、モンスターが溢れ始めるとダンジョンコアが精製されて、新たな大型ダンジョンとしてその世界が作り変えられる感じ?」
『そうそう、そんな感じ』
「それって、ヤバくない?最近ダンジョンが増えて来てるっていうのも、第一段階のモンスターが溢れる準備段階?
うっわ、最悪〜」
瀧山講師が、何処からか取り出した酒を飲みながら叫ぶ
「だからか、以前までいた斑鳩が必死で戦い続けてたのは………使徒って知られたせいとか思ってたけどそれよりも世界がヤバかったのか…」
『うんうん、そう聞いてるよ。
でもね、弱っちい斑鳩になってから
ダンジョン踏破が順調らしいから
一概には何とも言えないみたい
だから、過労死しない程度で
中型、大型を踏破したらなんとか均衡は保たれるみたいよ』
「弱くて悪かったな」
「私の゛神託スキル゛でも、使徒で有ることは周りに広めない方がいいと出てるわ
広めると、早死にして目的を達成出来なくなるらしいわよ」
「お願いします。広めないで下さい。
白い空間の人も、神っぽいけど違うとか言ってるし、やり取りしてても使徒なんかじゃありません…」
「取り敢えず〜、良い感じの所探して練習ね!」
『そうね。小型でも潰してたら進行は食い止めれるはずだからコツコツ頑張って』
「この前、良さそうな所探しとくとか言ってたのどうなりました?」
「……」「……」
「えっ?もしかして?」
「忘れてた訳じゃないのよ!教習所の復旧作業が忙しくてついね」
「私もこの前、教習所で起きたダンジョン騒ぎのせいでゴタゴタが回ってきて事務作業とかがね…
それと、この前の山奥のダンジョンで連休取ってたし…」
「………
明日から頑張りましょう!」
(ダメな人の発言だ、私もよくいっちゃうやつだ)
(私が頑張らなければ…)
瀧山講師と辻本さんは何も言えなかったが、心の中で思う事は色々あった。
その後解散して、2日後に再び作戦をたてることになった。




