第104話 スナック菓子は程々に
お腹が空いてたので、朝からひたすらスナック菓子を食べまくった斑鳩がそこにはいた。
「ちょっと気持ち悪いかも、吐きそう…」
人が居なくなると言うことは、電気が止まるという事で電気が止まっているので水を送る施設も止まっている。
トイレの水も出ないので外に出た。
朝から誰も住んでいない民家の庭に穴を掘り吐いていた。
「さて、出る方法も解った事だし脱出するか!」
吐いたことは無かったことにして、残っていたスナック菓子を近くにあった、ビニール袋に詰め込み。
リュックを勝手に拝借し、ペットボトルの水やお茶を詰め込んだ。
出発の準備ではあったが、何か残念な感じが漂っていた。
来た道をある程度進んで斑鳩は気が付く
川から適当に森の中を歩いて道に出たので民家に向かって歩いた訳だが、そもそも帰り道が解らない
最初に意識が戻った場所はなんとなくは覚えている。
10m程のモンスターがいたので暫くコソコソしていたから、強く印象に残っている。
でもそこに行くまで道が解らない。
「くそっ、道というか場所が解らん!
確か方向的にはこっちなんだけどな…」
そんな時に、川まで行く道を示した看板を見付ける。
「川まで行って、遡ればいけるか…」
取り敢えず川に行く事にした。
川についてからは、なんとなく遡ってみると
「あった!ここだ!
良かった。」
基本的に運が悪いが、最低限の運はあるようで
たまたま見つけた看板と、たまたま怯えて潜んでいた場所を覚えていた御蔭でなんとか意識を取り戻した所に辿り着ける事が出来た。
辺りを見渡すと、全く同じ形の岩を見付ける事が出来た。
「良かった!これで帰れる!」
そうすると、徐に岩の上に登った。
「ハァ〜、あんなに時間かけて民家までたどり着いたのに、こんな近場とか…
ちょっと川を下ってみたら良かった」
戻って来たが、意外と早くに辿り着けた。
その後、民家から持ってきたスナック菓子を食べながら物思いにふけっていた。
(ここのダンジョン踏破すると、元々いたこの世界の人達も救うことが出来るってなぜなんだ。
モンスター達にやられたわけじゃないのか?
その辺りも聞いとけば良かった…
今度、辻本さんと瀧山講師にでも相談してみるか)
そんな事を考えながら、バリバリとスナック菓子を数袋食べて1時間過ごしていると、急に目の前が歪み始めてきた。
「うっ、これはヤバイかもしれん」
気が付くと、少し離れた場所に郷山講師、佐藤さん、南條さんがいた。
3人と目が合う。
そして、何か言っている様だったけど
そんな事より吐き気が勝った
朝と同じで、盛大に吐いた。




