表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/43

会話だ


◇ ◇ ◇


ラナとナタリ?が、オレの元にやってくる。


フサッ


オレが着ていた服を下半身に掛けられた。

そしてラナが、


「すみません志恩さん、ゴブリンから助けていただいたんですよね?それなのにこんな仕打ちを、、ナタリが志恩さんとお話したいそうなのですが宜しいですか?」


謝罪してくるラナに、コクンと頷く。

(パンツずらそうとした事は伝えられていない?)


ラナは耳から石を外しナタリに手渡すとその場から離れた。


「シオンさんでよろしいですわね?改めてまして、私はナタリ・ボルビッツと申します。

まず、ウチのメイドを助けていただき感謝いたしますわ。」っと貴族の礼をとる


「あーあのー色々誤解もあったみたいなので、とりあえず服を着たいんですけど、、、」


「その前に少し質問させてもらっても宜しくて?」ナタリは《眼》を発動させる。


志恩が頷くと、ナタリは志恩の目を観ながら


「あなたは敵ですの?」

ーーーーーーーーーーーーーーーー


「いえ!違います!決して悪意があった訳では」

(ヤバい、絶対オレがラナを犯ろうとしてたと思ってる!心配しただけなんだよー)


「あなたは、何者ですの?」

ーーーーーーーーーーーーーーーー


「気がつくと島にいた、普通の人間です」

(異世界から来たとか言っていいものだろうか?)


「あなたは、ゴブリンをどう倒したの?」

ーーーーーーーーーーーーーーーー


「その時の事はあまり覚えてません」

(あの光景を見てから記憶が曖昧だ)



《眼》を発動させたナタリは考える

まず敵では無いのだろう。ラナの件も悪意はとりあえず無さそうだが、何かを隠している。ゴブリンを倒した事を覚えていないのは本当だろう。 彼は異常な存在だ。帝国人では無いだろうが、帝国側に回れば王国に脅威になるかも知れない。色々不安要素もあるが、こちらに引き込めないだろうか?


「私達はこの後、島を出ようと思ってますの、シオンさんはどうされますの?」


ーーーー

どうする?どうするって島に残るか、一緒に島を出ようと誘っている?私達の中には当然メイドもだよな、ガチムチホモ野郎と?怒ると怖い令嬢と?

コイツらと行動って嫌な予感がしまくりだ…

それとも、ここでズッと一人で暮らす?……

いや待てよ、別に島を出るまでの事だよな?

その後は別れれば良いんだよね?


「一緒に連れて行ってくれるのか?」


「えぇ、王国まで案内いたしますわ」



‥…いざとなったら逃げよう


「わかった、オレも連れて行ってくれ」








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ