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書き換えだ


◇ ◇ ◇


ナタリは腰の短剣で志恩の手足のロープを切り

「服を着て貰えるかしら?」

っと後ろを向く。

志恩はやっと年頃の女の子の前で全裸と云う、羞恥プレイから解放されてホッとしながら服を着る


「ところでシオンさん、この石はまだ作る事は出来ますの?出来れば他のメンバーにも作って貰いたいのですが…」


「あぁ、そうですね。あーそうだ!ちょっと思いついた事があるので、その石を渡して下さい」


ナタリは何をするのだろう?と思いながらも耳から石を外し志恩に手渡す。


「さってと、石には、聞こえた【言葉】を【理解】する付与が掛かっているから、コレを逆に【理解】出来る【言葉】を出すイメージで書き換えれるかな?」


ナタリは志恩が何をしているのか解らないが、《眼》を使い真剣に観察する


石を持ち目を閉じ集中していた志恩は、目を開けると石を喉にあて話掛けた

「どう?わかるかな?」


余りにも簡単に短時間で付与、しかも付与の書き換えをしてしまった志恩に、ナタリは混乱するが


「えぇ…わかり、解りますわ」


上位精霊と深い絆を得る事で、感情の色と魔力を見る事の出来る精霊の《眼》を借りたナタリから見ても魔力の動きがまるで見えなかったのに付与を余りにも簡単に終わらせてしまった事に動揺するが


「他のメンバーにも事情を説明しなくてはなりませんわ、付いて着てもらえるかしら?」


動揺を隠し志恩を促した。


◇ ◇ ◇


「少し宜しいかしら?」

今後の予定を話し合っていたジャックとローズとハンナの元へ、ナタリと志恩が赴きナタリが声を掛ける


「今から王国までご一緒する事になりましたシオン様ですわ。彼の事は私達にとって害意のある存在では決してありませんわ、皆宜しいですわね?」


少し黒い笑顔のナタリに一瞬固まるメンバーだったが、「ナタリお嬢様が言うなれば間違いあるまい」

とジャックは頷き、「畏まりました」とハンナは了解したと礼をとる、「あぁよろしくなっ」と特に興味のないローズが返す。


「皆さん、短い間だと思いますがよろしく!」

!?

「「なっ!?」」


「お前喋れるのかよ!?」

ついさっきマデ意味不明な言葉を話していた志恩が、いきなり喋れる様になっていた事にメンバーは動揺したが、「シオン様のお力の1つに過ぎませんわ」と

志恩に見えない様に黒い笑顔でナタリがメンバーに語り治った。



◇ ◇ ◇


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