まだですかーっだ
ナタリ
明朝
アルフス港を出航
目的の聖域まで船で約1日かかる
聖域は、かつてこの世界を創り出した
12の世界精霊が神を、悪魔を、封印したとされる場所
その封印が解ければ世界は混沌の闇に包まれると伝承されている。
聖域は4つの島が連なる群島でその周囲は精霊の力で守られていると言う。
航海は極めて順調に進んだ
しかしーーーー
◇ ◇ ◇ ◇
中略
◇ ◇ ◇ ◇
「聖域が見えて来ましたな。」
「ええ、魔物襲撃も大した事なかったですわ!」
ジャック隊長の言葉に、ナタリが応える
「今の所聖域の封印に異常は見当たらないですわね」
ナタリは遥か彼方に見える聖域の群島を見つめる
すると背後で
オロロロロロォ、、うっオロロロロロ、、、
「ラナ大丈夫ですの?」
「べんぜん、、べぃぎでず、、、うっ‼︎」
真っ青な死人のような顔でラナが応えた
ーーーーその時
「前方船影確認、、、帝国艦だとおもわれます!」
「なんだとぉ(ですって)‼︎」
見張りの兵の報告に二人は驚愕した、ナタリ達の住む王国と帝国とは今まで表立った争いこそないが、精霊の扱いに対する意識の違いが長い対立としてあった。
ジャックは、 遥かにみえる船影を確認する
「確かあれは帝国艦だな、しかし、、なぜ?」
「王国と違って帝国は精霊を道具化、従属化を進めている国よ、もしかしたら聖域の世界精霊の力をねらって?先日の光も帝国が原因の可能性があるかもしれない。」
「 左舷反転退却するぞ!」ジャックがローズ船長に指示をだす。
「駄目です!左方向ならびに右方向に船影確認!」
「くっ、囲まれたか、、、」
ジャックは悔しそうに呟いた
【神】により島の数12→4に変更
すみませんでしたぁー




