ちょっとだけ出ただ
「包囲網から脱出する!間を突き抜けろ!」
ジャックは兵等に指示をだし
ナタリは精霊魔法で海流を操り
オロロロロロォロ
ラナは吐いていた
ラナ何しにきたんですの?
帝国艦包囲網を抜ける為、奮闘するが一定の距離を保ちながら少しずつ逃げ場を潰されていく。
◇ ◇ ◇
辺りは暗くなっていた
あれから数時間経っただろうか
こちらも疲労困憊だったが、帝国も痺れを切らし
ついに砲撃を開始した。
絶対絶滅である(島では志恩が絶対絶滅)
その瞬間
海が虹色に光り海が立ったと言う程の高波が次々と現れ突風が発生し雷が鳴り響く
もう帝国どころではなかった
「水の上位精霊よ!我が魔力を贄に船を守って!」
ナタリが必死で防御結界を張り、
「船内に避難しろ!」
ジャックが吼えた!
ーーーー
◇ ◇ ◇
船内の一室に乗組員全員が集まり、ナタリを中心に座っている
ラナは部屋の一番奥の隅っこで横たわっている
うん、臭いし汚いから仕方ないですわ
結界を張ってある為か船内は静かだが外は大嵐だ
皆不安な表情をし、ブツブツと神に祈る者もいる
◇ ◇ ◇ ◇
あれから何時間経ったのだろう
人より膨大な魔力があり、ギフト【魔力回復】のある私でも結界を張り続けるのに限界を感じていた
そんな今でも冷静にいられるのは
部屋の隅でたまにビクッビクッとしている
頼りにならない頼れる姉の様な存在のおかげだ
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バキッ!
結界を突き抜け何かが衝突した!?
運悪く帝国艦の残骸が結界を突き抜け船に突き刺さる
「船が…割れる…」
部屋に亀裂がはしり
絶望の光景が目の前に広がる
隅に居た
ラナが海に消えようとしていた
「ラナぁぁぁあああぁ!!!!!」
最愛の親友は淡い光を纏って消えた




