↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エンゲージ・リンク  作者: 花酔
第一章 問いと契約のオーバーチュア編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/90

Link.8 魔法実践学①

セラノアと契約して、初めての朝を迎えたアマネ。

少しのトラブルの後、セラノアに待機を命じて登校した

しかし、どうやらセラノアとアマネは脳内で会話ができる「念話」という技術ができるようで……

アマネの学園生活は、脳内が賑やかなものに変わって行っていた


◆


「では、授業を始めるぞ。天使のいる者は魔学(まがく)実習教室に。魔法実戦学を行う」


アマネは少し、この時間を楽しみにしていた

魔法学。

天使と契約した人間が扱える神秘だ

人間が戦う術の一つでありこの国の花形である


生徒たちが一斉に移動を始める。

アマネもまた、魔法実戦学の教室へ向かおうとした


「ん?おい、アマネ。お前は天使がいないだろう。早く向こうの座学の教室に──」

「いや、できました」

「なに?」

「契約天使ができたので授業を受けさせてください」


先生と一対一でそう言うと、アマネはまっすぐ先生の目を見た


……言ったからには、目指さなきゃだよな

助けられる人間になる……セフィロトの樹に入る……

あの時言った夢は……恥ずかしいけれど昔からの本心だ

逃げちゃいけないって、思ってる


「ほう?その天使はどこにいる」

「ちょっとシャイなんです。でも魔力を使えれば問題ないでしょう?」

「……ふん、本当にいるのなら、明日にでも届出をしておけ。無断での天使運用は禁止だからな」

「はい!」


アマネはやっと初めて実習の魔法授業に出ることができることに静かに拳を握った。

ふと耳元で声が響く


『魔法……』

(興味あるのか?)

『はい。私の時代にはありませんでした』

(どんだけ昔の時代から来たんだよ……ま、興味あるなら一緒に聞こうぜ)

『はい』


どうやらセラノアも魔法に興味津々で積極的に参加しようとしていた。


「どちらにしろ2年生からの参加だからな。エルツ教授のところに行って補講を受けてきなさい」

「はい」


自分としても、いきなり二年分の内容に追いつけるとは思っていない。

補講を受けられるだけありがたいだろう

エルツ先生……聞いたことない先生だな


少しの疑問を残しつつも、アマネは指示された教室に向かうことにした


◆◆◆


「失礼します」


期待感と不安感を胸に、言われた教室の戸を叩き、ドアを開ける

すると目の前に広がるのは──


「『さっ……殺人現場!?』」


本に押し潰されるようにして一人の大人が倒れている異常な光景だった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
念願だった魔法実習にようやく参加できるアマネの高揚感と、セラノアまで興味津々なのが微笑ましかったです。そこから補講先でいきなり「殺人現場!?」に転ぶ落差も強く、次の展開が気になる引きでした。 割と重…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。