↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エンゲージ・リンク  作者: 花酔
第2章 巡る思惑のカノン編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
23/92

Link.22 開催

ルピナスからの電話を受け、決意を固めるアマネ

波乱が、幕を開ける


◆


『本日はご来場いただきありがとうございます。観戦は──』


巨大な楕円状のドームの前には人が集まっている。

ここは学園都市の一角、「響楽堂(ドーム)」。

音楽祭などでは直接使用され、体育祭では観戦のためのモニターを、そして一部競技で会場が使われる。


「……っし」


頬を叩き、大勢の生徒と共に会場(ドーム内)に歩み出る


──眩い光が視界を埋める。


やがて目が慣れると、そこには青々とした芝生が広がる巨大な競技場があった。


「………」


久しぶりに立つこの会場に少し緊張を覚える。

音楽が鳴り響き、観客のテンションを上げていた


青々とした芝生を囲む壁の上にある観客席は満員で、巨大モニターには開会式の様子が映し出されている。


『レディース・エンッジェントルメン!!ご来場の皆々様!ようこそお越しくださいました!本日は我が校生徒の勇姿をしかとご覧ください──!!』


司会の軽音部顧問の先生が高らかに宣誓すると各地で歓声が上がった。

体育祭は、この学園都市だけでなく一般の人も見ることができる国としての一大イベントだった。


「ノア」

『はい』

「勝とう」

『当たり前です』


相棒の名前を呼べば答えてくれる。

この安心感は去年にはなかったものだ。


『ではァ!!ここに──えー、何年だっけ?まぁいっか。私(わたくし)ムジカ・レッジェラが!今年の体育祭の開催をォ!!宣・言!するぜッ!!』

「適当だなオイ」


少し気の抜ける開催の合図がされ、一瞬静まり返ったもののすぐに耳が割れんほどの歓声が会場を満たした

アマネが思わず突っ込んでしまったものの観客の声と拍手でかき消えてしまった


『では!!!予選競技!!〈開拓競争〉!!準備はァ………いいかァ!!!!』


声が響くと、歓声が応える。

──それは、開戦の合図であった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。