Link.15 賭けの行方
アマネを見かね出てきたセラノア
ロゼの尋問を受けるセラノアだったが、一つの情報が二人に衝撃をもたらすのだった
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「セラノアが……」
「一人目の天使……」
セラノアの独白に、アマネとロゼは情報を整理しようと考え込む。
静寂が辺りを包み、少しの時間が流れた
「──なら、危険すぎるな。やはり殺しておこうか」
「なっ……」
「後悔、独白、それらは罪に何の意味もない。危険ではない証拠がどこにある」
「ありません」
「セラノア!!」
目を細め、罰を受ける準備をするかのように顔を俯けるセラノア。
アマネはその自暴自棄とも言える行動に少し怒りが込み上げた
「待ってくれ!セラノアはっ……確かに、罪を犯したかもしれない……でも、俺が見てきたこいつは、決して、したくて人を殺すような奴じゃなかった」
「………」
「ただ、世間知らずで、ちょっと……毒舌で、料理が苦手で、それでも頑張ろうとする……普通の女の子に見えた」
アマネは縋り付くように、眉間に皺を寄せて苦しそうにポツポツと言葉を漏らす。
「………信頼されているのだな」
「……オツムが弱いんです。私の契約者は」
ロゼがセラノアに対して疲れたようにそう言うと、セラノアは少し泣きそうな声でそう言った。
「……貴殿は娘を守った実績もある。街のため、市民のために行動を起こした実績がある。……そうだな。初めに言ったことは撤回しない。貴殿らを少し、この目で見極めよう」
「──!つまりっ!」
「あぁ。殺さないでおこう」
その言葉に、涙を浮かべていたアマネはホッとして床にへたり込む。
セラノアは、安心したような、それでいて申し訳ないようなそんな顔をしていた
「一つ、条件がある」
「なんでしょうか」
「セラノア。貴殿のその殺戮の経緯を教えろ」
そう言ったロゼの言葉には、先ほどの圧はなく、ただどうしてそうなったのかを聞いていた




