第2話 ファンタジーの村といえば
「ピヨピヨ」と小鳥がさえずっている
間違いなく平和な世界だ
悲鳴が聞こえるはずがない
「ギャー!助けてー!」
そう感じていた
何かがこちらに向かって走ってくる
とりあえず確認のために俺はその場に立っていた
するとそいつは俺に気づいたらしく
「お!おーい!助けてー!」
そしてそいつは俺の姿を見た
途端
「ギャー!挟み撃ちだー!助けてー!」
人を見た目で判断しやがった
正確には俺は人ではないんだが見た目で判断したなこいつ
「何してんだ?俺は武器も何も持ってないぞ?」
「あっちには殺人鬼がいるんだよ〜!」
と言って向こうを見ていたのでつられてそちらを見ると、確かに人影があった
と言っても間違いなくオーラがある
森の曲がり角から姿が現れた
女性だ
フライパンと包丁なのかそれに似た物を投げ捨て、手を広げこっちにニコニコで向かってきた
隣の男はそれに応えるように両手を広げたが、選ばれたのは
「何この生物!?可愛ーい」
俺だった
「どんな姿か知らないんすけどね」
「しゃ、喋った!?」
「一応」
「...俺も混ぜて」
「あ、食べ物投げ捨てちゃった」
などと会話が繰り広げられる
あと俺話してくんない?
「あ、ごめんごめん」
そういい俺を下ろしてくれた
「ところで君は何してたんだ?」
と俺は問われた
「...目が覚めたらここにいた、親も分からない。自分の姿も分からない。行く宛てもないな」
「すげぇー盛りだくさん」
「なんでここにいたのか全く見当がつかないわけ?」
「そうなんだ。」
「じゃあうちの家来る?」
「え?」
男は戸惑いの表情を見せた
「こいつは家にいらない人だから置いてくね」
「なんてこと言うんだよ!」
「あ?」
「すみません」
「そうだ!私の名前はセレン」
「俺の名前はヤマン」
「とりあえず家に帰りましょ」
森を降りるとでかい村が広がっていた
畑が多い
なんというか、村の人たちで頑張って作った感満載の3匹の子豚に出てくるオオカミだったけ?そいつが息吹きかければ飛んでいくやつの1番最初の家に近いものだ
「ここが私たちの村、チャンジャリンよ!」
(めっちゃだせー名前!)
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最終話は10話構成なので最後まで読んでってください!




