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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
31/124

小学校編 31時間目

初めてのけい視点です。たいようのお父さんのことになるとはっちゃけますが、普段はTheイケメンって感じです。


※けい視点

つ、ついにこの日が来てしまったー!!

りひとさんを初めて見た時、ビビッと来てしまった。この人の元で働きたいって!……小学生なのにな。


「けい、ご機嫌だね。てか俺の話聞いてた?」

「あ、ごめん。なんだっけ?」

「いや俺さ、なんか流されちゃった感じで、よくよく考えてみたらさ……やっぱ無理!!一緒に暮らしてるなんて!!」

「まあまあ、最近からって言ってたし……」

「けいは!!憧れの人に会えるからいいかもしれないけど……」


たいしちょろいからな……。よくよく言われてみればたいしが納得する理由無いもんな。


「お!2人とも!ナイスタイミングー!」

「今、斎森さんに家の中に案内してもらう所だったんだ。」

「おはよー!!あ、おはようございます!」

「おはようございます。」

「おはようございます。お待ちしておりましたよ。どうぞ、中へご案内いたします。」


り、りひとさんに会えるの楽しみすぎる……ぐふふ。やばい、ニヤケが止まらねえ。


「いらっしゃいませ。皆様お待ちしておりましたよ。旦那様のフアンという方は……あら!あなたですわね。旦那様呼んできますわね。」


緊張してきたぁぁぁぁ。さっきまでよくニヤける余裕あったな!!俺!!あ、足音がぁぁぁ


「みんな、こんにちは。」


い、いい匂いするぅぅ。か、かっけぇぇ。実物かっけぇぇ。


「旦那様、こちらの方が。」

「ああ。聞いてるよ。俺の事好きなんだって?」


ち、ちかいっ……


「は、初めて見た時からファンでした……!サ、サイン下さい……!あと、よ、よければ握手も……」

「ははっ。いいよ。それくらいの事でよければ。初めてって、いつ俺の事知ってくれたのかな?」


う、うわぁぁぁぁぁ

ダメだ、頭が真っ白に……



「父さん、対応が完全にアイドル過ぎだろ……」



―――――――――――――――――――――――――――――



「緊張しすぎて全然話せなかった……」

「ぎゃはははは!あの時のけい、あんなの見たことないよ。思い出したら腹痛てぇ。」

「ちょっとれん、可哀想だろ……ぶっあはははは!」

「……はると、れん、誰だって緊張する時くらいあるでしょ?」

「確かに面白かったけどな。父さんの前であんなになる人あんま見たことないぞ?みんな媚び売るのに必死。」

「るい、諦めな。あっちに笑いすぎて死んでるやつもいるし。」

「わーお。もっと重症な子がいたわ。」


たいしまで……俺だって恥ずかしいよ!!出来るならちゃんと話したかった……


「まあさ、また話せる機会は来ると思うし、今日は父さん家にいるからきっとリベンジできるんじゃない?」


た、たいよう……


「そうだね。2回目ならそんなに緊張しないんじゃない?」

「それまでに話したいことまた考えといたら?」


るる、かいと……

それに比べてあいつらぁぁぁ!!まだ笑ってやがる!!

ゆ、許さねぇぇぇ!!

〈清原かいと〉

るいと同じくたいよう派のお兄さん的存在。

聞き上手で、いつもみんなの相談に乗っている。優しいのでみんなから好かれている。

常に1歩引いており、物事を客観的に見ていることが多い。大抵は冷静である。

たいよう派の中では1番落ち着いている。

幼少期に火事で両親を亡くし、今は祖父母に面倒を見てもらっている。祖父母もあまり若くないため、面倒を掛けたくないと思っている。

将来の夢は自分を助けてくれた消防士。

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