シェリーの日常2
諸君!おはよう。気持ちのいい朝だな。このような日は体を動かし、いい汗をかくことにかぎるな~。
む、私はだれにあいさつをしているのだ? まあ良いか、私の名はシェリー。シェリー・ミエルと言う名前だ。皆からはシェリーと言われているが、私の名を略してシミと言うやつがいるので懲らしめたりしている。まったくシミがどれだけ嫌なものか洗濯したことのない子供にはわからんだろうがとてつもなく取るのに苦労するのだ。前、母が大事にしていた物をこっそりつまみ食いしようとしたら、ビンの蓋がなかなかの強敵で開けるのに苦労したが毎日鍛えている私の敵ではなかった。開かないのであるなら壊せばいいと父が仕事でよく使っているハンマーが父の部屋にあったので持ってきてビンを床に置いてから豪快に壊して物をゲットしたのだ。ただ壊したのはよかったのだが中身が床に大量に出てしまい、もったないと思った為床にこぼれた物を舐めてしまった。しかし、舐めて感じたのは至福だった。こんなものがこの世界にあったのかと感激してこぼれた物を舐めるだけでは飽き足らず、ビンに残った物も浴びるように飲んでしまった。反省はしているが、後悔はない。そのあと、母が帰ってきたことも知らずに夢中で舐めていたら当然ばれて、一週間ごはん抜きはきつかった。しかも服もデロデロに汚れてしまい、母は当然洗ってくれなかったので自分で洗ったがなかなか取るのに苦戦した嫌な思い出があるからな・・・・・
う、ううん。さて私の黒歴史はこれくらいにして、私がなぜ素振りを行っていたかと言うと・・・・・・・・冒険者になるためである。
冒険者とは依頼を請け負えば何でもするような仕事ではあるが、時にドラゴンと戦ったり、時にお宝を見つけてしまったり、時に気の合う仲間とともに友情を深めたりする魅力的な職業である。私はなりたいのだそんな冒険者に。 だからこそこうして冒険者になる訓練を開始しているのだ、小さいうちに鍛えれば大きくなった時に立派な冒険者になれからと信じている。ちなみに私は今年で8歳になるので後10年も訓練を行えばそのころにはきっと立派な冒険者になっているだろう。うんうん。
さて、素振りも大詰めに入ったな、後残り10本ふれば目標達成だ。
「997 998 999 1000ぽ ん。」ふう終わった終わったようやく終えられた。よし、すぐ帰ろう。急いで帰ろう。もうみんな起きているしな、うちの家族も起きているだろう。なら早く帰ろう光より早く。
え、三時間も素振りしていたらふつうもっと行くだろうって、そそそ、そんなことはない私の場合一本一本丁寧に振っているからだ、別に早起きして素振りを行ったものの、眠くなってみんな起きていない事理由に一本振った後少し寝ているわけではないぞ、前私より小さい子に「立って寝るのってどんな感じなの?」と相談されたが違うからな、きっとわたし以外にそんな技が使えるやつがいるのだろう。す、スゴイナアー デモヒツヨウナイカナ。
あ、あの人達は八百屋のおじいさんと魚屋のおじさんだ。私の事を自分の子のように優しく接してくれるいい人たちだ。一人でお使いしていた時に条件のんだら安くすると言われてやったがあんなに安くしてくれるとは元値の半額以下まで負けてくれるとは、しかし、なぜ条件がキノコを咥えつづけることだったのか、いまだに謎だ。しかも食べてはいけないということで苦しかったがなんとかクリアした。途中、おじさんがキノコを喉の奥近くまで突っ込み吐き出しそうになったがこらえ、それから、キノコをよく味わうように舌で舐めろという条件も途中ついたが難なくこなした。おじいさんはキノコではなく、体を洗う事が条件だったが、私まで全裸になって洗う意味あったのかな? 後でおじいちゃんに聞いても「それがスタンダードなんじゃよ」と言っていたのできっと意味はあったんだな。だけど、たまに店番がおばさんやおばあさんの時はやっていないようだ。値切りを頼んでもおじさん・おじいさんの時よりは安くならないから、「条件のんだら安くして」といい、おじさんにいつも出される条件を行おうとしたら止められた。
あの時はおじさんの値切りの事と条件の事を聞かれたのではっきりと答えた。すると、なんと頼まれた野菜を無料でくれたやったぜ、と思っていたがなぜ無料でくれるのか、尋ねると「いつも買いに来てくれることとあのバカの頼みごとを素直におこなちゃったことかな、海に来てくれるのはうれしいけどもう二度とあのアホの頼み事は聞かないように約束してくれたらあいつより安くするから分かった。」おばさんの権幕は怖かったが安くするという点は私にとって良かった、お小遣いとして余った分はもらえるからだ。
しかも、おじさんより安くするというのですぐさま首を縦に振った。その後家に着く前におじさんの悲鳴が聞こえたような気がしたが気のせいだろう。
翌日、おじさんとおじいさんが頭にたんこぶつけて、お店の前で正座していて、何かの看板を首からかけていたのは覚えているがどんな字かは読めずにわからなかった。今回も似たような感じになっているようだこれじゃ約束していた、食事は行けそうにないね。ごめんね、おじいさん。私すぐに帰らないといけないからまた今度にしようねと心の中で言っておけば大丈夫だろう。それではさらば・・・・・・・・・・




