↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青い霧  作者: 田中元一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
83/101

第6話 群馬のバンガロー

問題は、どこで準備するかだった。

万が一のことがあれば、関係のない人間を巻き込んでしまう。

それだけは、絶対に避けなければならない。

沈黙が続いたあと、早苗が、ふと口を開いた。

「それなら…… 昔、2人で行った 群馬のバンガローはどう?」

宇野は、はっとして顔を上げた。

山の奥。人の出入りは少なく、観光シーズンを外せば、ほとんど無人に近い。

確かに、あの場所なら――余計な詮索も、人目もない。

計画は、ここで初めて“具体的な場所”を得た。

だが、宇野は浮き足立たなかった。必要なものは、一度に揃えない。購入先も、時期も、

すべて分散させる。

記録を残さない。疑われない。それは、復讐者の衝動ではなく、長年、銀行で生きてきた男の

 慎重すぎるほどの段取りだった。

感情に任せれば、必ず破綻する。1つの綻びが、すべてを崩す。

だからこそ、宇野は急がなかった。

だが――最大の問題は、まだ何ひとつ解決していなかった。

「肝心な“それ”を、 どうやって手に入れるか……そして、どのような方法で特別便の3人を        青酸ガスで毒殺できるか」

宇野の脳裏に、新たな壁が立ちはだかる。


――――――――――――次回予告―――――――――

偶然が、突破口を開く。思いもよらぬ出来事が、宇野たちを

次の段階へ押し出す。

「手に入らないはずのもの」が、向こうから近づいてくる。

―――――――――――――――――――――――――


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。