表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
崩れた世界で君と踊る  作者: 物好 林檎
異世界への誘い
9/16

Greek mythology* Another Story

Another Story…でございます!!

戦いが本格的に始まる前触れです!いらっしゃい!3人!

:Hades, perusepone story:

 

 禍々しい世界に、禁忌を犯した妹と過ごす神の話。

 

 …アイツを封じてから、何年経っただろうか。兄としても、男としても、心が痛くなるが。

 

 此処は冥界。邪悪な悪魔やら、禁忌のものが暮らす土地。…とでも言おうか。俺はここの王、ハデス。こちらの世界に居るのは妹であり、死神であるペルセポネを封印することと、ゼウスにこちらの治安を守るように頼まれたからだ。

 

 いつからか俺は考えていた。こちらの世界がとても眩しく、昼しか訪れないからだ。冥界と言えど、とても明るくて何もかもに集中出来ない。

 

 ゼウスからペルセポネも保護をするから、こちらに来て戦ってほしいと言われたが…。昔の件があって、俺は顔向ける立場じゃなかった。

 

 ごめんの言葉だけで許される程、この事は軽いことではない。…ペルセポネは、ヘルさんを生き返らせたんだ。これ程、罪深いことはないからだ…。

 

 俺の命で償えるのならば、ゼウスに恩を返すことも出来る。戦いで命を落としたとしても、俺は悔いはない。…旅立つとするか。

 

 すると、後ろの牢獄からガタンガタンと音が聞こえた。

 

 「ハデス兄様、…そろそろ出してください。何もしません。…お願いします。」

 

 ペルセポネをランスロットと合わせるわけにはいかないから、ずっと外には出してもらえないだろうし、手錠もつけたままだろうけど。

 

 「決して黄泉がえらすことを、するなよ」

 

 「わかった、」

 

 ケタケタと笑う表情をいつも見せていたのに、眠ったかのように目を瞑ってしまった。

 

 らしくないと言えば、らしくない。

 

 新しい地へ、今踏み込む。

 

 「冥界の王ハデス、参る。」

 

 「冥界の女王、ペルセポネ、此処に。」

 

 :Poseidon story:

 

  地平線が見える海の上、そしてその海の中に、血の繋がらない妹を探す、人魚の青年がいた。

 

 「父上、そろそろ本格的に妹を…探したいです。だめですか。」

 

 「…お前、ここの未来はどうなるんだ。もし、死んでしまったら」


 「それは…」

 

 ここは海の中の世界、嘘と思うかもしれないが珊瑚礁の中にできた、俺の父、ネプチューンの建てた街だ。平和にみんな楽しく暮らしている。

 

 でも、ここは水のなかだしもちろん皆ヒレがついてる。海の中をスイスイ泳げるような、立派なヒレが。

 

 …でも、こんな平和な街に住んでた、俺の妹は行方不明になったんだ。嵐の夜、突然…。世界に、永遠の昼が訪れる前ぶれだった。

 

 でも、なんとしてでも助けたいんだ。俺も、“大切なことを知るために”。隠された秘密を暴くために。すべては妹が握ってる。…だから。

 

 「…それでも、俺は決意します。何を犠牲にしても、ここに戻ってくることを、誓う。」

 

 兄として守り、そして、王子としてこの街を守る。誰一人傷つけたくない。誰一人、犠牲者を出したくない。

 

 「よく言った。…代償は、人間の足を手に入れる代わり、寿命を…人間の寿命の長さにする。」

 

 時期王候補が、こんなことをしていて大丈夫なのか。…それとも、未来は無いのか。俺は、数日前…海の上に行き、謎の手紙を見るまでは、本気で外に出ようとは、思うことが出来なかった。

 

 “世界が 終わる その 前に ギリシアの 國へ 来る可 英雄を 待っている”

 

 流されてきた小瓶は、何かしらの運命を感じた。…立ち向かえばいい。寿命を失ったとしても。

 

ギリシアの街に集まる…


世界を取り戻すことを決意して。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ