Greek mythology* Another Story
Another Story…でございます!!
戦いが本格的に始まる前触れです!いらっしゃい!3人!
:Hades, perusepone story:
禍々しい世界に、禁忌を犯した妹と過ごす神の話。
…アイツを封じてから、何年経っただろうか。兄としても、男としても、心が痛くなるが。
此処は冥界。邪悪な悪魔やら、禁忌のものが暮らす土地。…とでも言おうか。俺はここの王、ハデス。こちらの世界に居るのは妹であり、死神であるペルセポネを封印することと、ゼウスにこちらの治安を守るように頼まれたからだ。
いつからか俺は考えていた。こちらの世界がとても眩しく、昼しか訪れないからだ。冥界と言えど、とても明るくて何もかもに集中出来ない。
ゼウスからペルセポネも保護をするから、こちらに来て戦ってほしいと言われたが…。昔の件があって、俺は顔向ける立場じゃなかった。
ごめんの言葉だけで許される程、この事は軽いことではない。…ペルセポネは、ヘルさんを生き返らせたんだ。これ程、罪深いことはないからだ…。
俺の命で償えるのならば、ゼウスに恩を返すことも出来る。戦いで命を落としたとしても、俺は悔いはない。…旅立つとするか。
すると、後ろの牢獄からガタンガタンと音が聞こえた。
「ハデス兄様、…そろそろ出してください。何もしません。…お願いします。」
ペルセポネをランスロットと合わせるわけにはいかないから、ずっと外には出してもらえないだろうし、手錠もつけたままだろうけど。
「決して黄泉がえらすことを、するなよ」
「わかった、」
ケタケタと笑う表情をいつも見せていたのに、眠ったかのように目を瞑ってしまった。
らしくないと言えば、らしくない。
新しい地へ、今踏み込む。
「冥界の王ハデス、参る。」
「冥界の女王、ペルセポネ、此処に。」
:Poseidon story:
地平線が見える海の上、そしてその海の中に、血の繋がらない妹を探す、人魚の青年がいた。
「父上、そろそろ本格的に妹を…探したいです。だめですか。」
「…お前、ここの未来はどうなるんだ。もし、死んでしまったら」
「それは…」
ここは海の中の世界、嘘と思うかもしれないが珊瑚礁の中にできた、俺の父、ネプチューンの建てた街だ。平和にみんな楽しく暮らしている。
でも、ここは水のなかだしもちろん皆ヒレがついてる。海の中をスイスイ泳げるような、立派なヒレが。
…でも、こんな平和な街に住んでた、俺の妹は行方不明になったんだ。嵐の夜、突然…。世界に、永遠の昼が訪れる前ぶれだった。
でも、なんとしてでも助けたいんだ。俺も、“大切なことを知るために”。隠された秘密を暴くために。すべては妹が握ってる。…だから。
「…それでも、俺は決意します。何を犠牲にしても、ここに戻ってくることを、誓う。」
兄として守り、そして、王子としてこの街を守る。誰一人傷つけたくない。誰一人、犠牲者を出したくない。
「よく言った。…代償は、人間の足を手に入れる代わり、寿命を…人間の寿命の長さにする。」
時期王候補が、こんなことをしていて大丈夫なのか。…それとも、未来は無いのか。俺は、数日前…海の上に行き、謎の手紙を見るまでは、本気で外に出ようとは、思うことが出来なかった。
“世界が 終わる その 前に ギリシアの 國へ 来る可 英雄を 待っている”
流されてきた小瓶は、何かしらの運命を感じた。…立ち向かえばいい。寿命を失ったとしても。
ギリシアの街に集まる…
世界を取り戻すことを決意して。




