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崩れた世界で君と踊る  作者: 物好 林檎
異世界への誘い
14/16

生意気で気高く咲く華

自動更新が止まってた…!

ということでお久しぶりです!

生きてました└( 'ω')┘

…て、助けて…。

 

 「無様だなぁ、麗しき女神よ。その美しさが災いしたなぁ。一生見れない顔にしてやるぞ。」

 

 私は禍々しい巫女に殴られ蹴られ、体も心もめちゃくちゃにされていた。どんなに足掻いても死ねない、致命傷を負っても、痛みだけがどんどん増えていく。美しいからなんだって言うの?私は…

 

 「…私は諦めたわけじゃないから。あなたの力よりも…治癒能力でなら私のが上よ。だから怖くない…」

 

 そういうことばかり言うから、可愛げ無いなんて言われるのよね。

 

 「そうやって、いつまでいつまでいってられるかしら?」

 

 「ぐあっ…!」

 

 私は既にぼろぼろだけど、アテナならきてくれるはずだから。…絶対こんなところから出る…!まだ、恩返しできてない…!

 

 「今、アテナが来てくれるはずだ、脱出できるかも、と思いまして?…無駄な友情ごっこはやめてくださらない?」

 

 嘘、なんで心が読まれ…

 

 「あなたに呪縛をかけますわ。…ええ、小癪なマネをしたのが阿呆でしたわね。」

 

卑弥呼を撃つと…?この呪縛が発生する…?私に、?上等じゃないの。私は治癒と美の神なんだから。そんなの平気。大丈夫。

 

 だから…だから待ってるね。アテナ。

 

 

「妹!」

 

 そう呼ぶとランスロットは息を切らしてこちらへ走ってきた。そんなこと滅多にないはずなのに。

 

 そんなに息を切らせて、一体どうしたというんだろうか。

 

 「兄、どう…したんだ」

 

 「アフロディーテの居場所がわかったらしい!…東の森の泉の奥地、…つまり、神社だ。」

 

 あそこは…

 

 かつて、私とアフロディーテが最初に言った所だ。…その場所が好きで、ツクヨミとも行った覚えがある。

 

 …そう、好きであり、好きではないところだ。私にとっては、いい思い出と悪い思い出が交差している。…そんな所だ。

 

 そういえば奥地に巫女の神社があるから、近づかないようにしていたな。

 

 「急いで迎えにいけ、そして、…死ぬなよ。」

 

 「御意」

 

 そう口にした兄は、決して厳しいだけの目では無かった。兄としての、威厳と優しさがある、そんな目だ。

 

 私は急ぐ。大切な人の為に。何よりも大切で、誰よりも大切な親友のために。

 


 「…ん?なにやら悪寒がするわね、何かしら?…いい気分ではないのだけれど。」

 

 ま、まさか、…アテナ…?

 アテナ…なの?

 

 「麗しの女神よ、貴様、既にもう限界であろう。骨も皮膚も心も…壊れっきりじゃないか」

 

 「ふん、そんだけでめげたりしないわ…!…治癒の力を舐めないで」

 

 口だけはいいな、と言うと卑弥呼はまた殴り始めた。私は殴られている時に、意識は朦朧としているし、サンドバック状態だ。

 

 愉しいのなら、いくらでも殴ればいいじゃない、…絶対にめげないから。

 

 「そんないい顔してれるのも、これで最後よ!この…」

 

 言葉を発しそうな時、思いっきり扉が開いた。…そこには、

 

 親友の、…アテナの姿があった。

サービス話です、

次話すぐに投稿します〜

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