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〇を書くけど〇じゃないから  作者: 佳上 成鳴


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私のバイト事情

 最初は同じ市内の遊園地だった。そこはプールがメインだったのでそこのお土産屋さんが友達のお母さんが店長だったのでその繋がりでバイトすることに。駅から遊園地のバスが出ていたのでそれで行き帰りは移動してました。

 お土産屋さんって言ってもプール用品も置いていた。メインは浮き輪。水着は持ってきても意外と持ってきてない人が多くて、店内で買うと割高なのだが皆仕方なくお土産屋さんで購入していた。

 大体3000~5000円。そこで私は浮き輪係に任命されるとガンガン売っていた。10個売れば売り上げは3~5万円。ただのお土産は(キーホルダーとか)数百円なので大きな売り上げだ。

 15個売った日もあった。

 またある日は売り物を運ぶ係。在庫が無くなりそうになると「あれ取って来て!」と言われ倉庫に走る。ただほとんどのお店は店長さんがその係をやっていた。倉庫で鉢合わせたときに「品物持ってかれたことがあるからうちは頼めないわ~」とある店長さんが言っていた。友達の親の店で窃盗はするつもりないし、なんなら売り上げ管理までしていたよ。他の店舗の店長さんたちにもいろいろ言われたけど……お金もらうつもりで(給料)働くのにそこから窃盗する意味が分からない。

 1日働くと5500円。売り上げがいいと大入り袋に入れて少し多めにもらっていた。毎日銀行に5000円入れて500円で好きな物を買っていた。

 何故ならお金を貯めたかったから。何を買うかって原チャリである。HiupRという7馬力の原チャリを見かけてかっこいい!あれに乗りたい!と免許を取り、必死で働いてその年には購入できた。夏休みバイトだったので夏休みでバイトは終了した。


 高校3年になると平日でもバイトを始めた。そこは中学の先輩が働いていて誘われたのだ。運送会社である。毎月9の付く日が給料日。9日19日29日が給料日。毎回大体3万円。高校生には十分なお給料だ。人生で一番お金に余裕がある時期だったかもしれない(笑)

 母に1万円のストールをプレゼントしたこともある。


 高校生の時のバイトはそれくらいだったけど、楽しかったな。

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