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ジュナにはちょっと難しいお話! (2) 【一方的なお別れ…!】
「しかし恐らく、あなたが予想していることは当たっています」
「ループが終われば、未来可様が消えるということですか?」
「そうです。従者の蝙蝠。ループによって生まれた存在ではありますが、さすがに円環が正された暁には消えてしまうでしょう」
サクの言葉はポツポツとしてはいましたが、しかしどこかいたたまれない雰囲気を帯びていました。
「この後、管理者の力を使って、この時空間を調整します。その時、歪みの象徴であるあなたは……」
「消える、んだね……」
視線と共に言葉を受け取った未来可は、自らの運命を受け止めるように言葉を引き取りました。
会話の聞こえない距離にいるジュナ達は、わいわいと楽しそうに花を咲かせています。
未来可は瞳を瞬くと、つい、と歩き出しました。
肩に乗っていたアンブレラは、パッと羽を広げて宙に浮かびます。
「未来可様?」
「消える前に……」
アンブレラ、そしてサクが見守るなか。
未来可は一歩、二歩と足を進め、そして立ち止まりました。
「隆晴くん……」
時が止まったままの、タカハル。
目の前にいる彼を、未来可は静かに見つめました。
~『ジュナの愉快な次回予告!?』 ~
To be continued...




