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吸血鬼は小学生!  作者: zig
第三章 くるくるクトゥルー大邂逅!
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ジュナヒアリング! 神について! 

 「やりたいこと……」

 ポツンとルラァ―が落とした一言は、どこか寂しいものでした。

 「そう。神様になって、何がしたいのかなって」

 ジュナが半球の結界ギリギリに立ち、内側からルラァ―に話しかけます。

 クトアとイタクは静かにルラァ―を見守り、衣桜も腕を組みながらバイクに腰を預けつつ眺めていました。

 「……神っていうのは、とてつもない力を持った存在なんだ」

 そして、長考。

 しばらくの時間が過ぎ去った頃、ルラァ―はポツポツと話し始めました。

 「時間、空間、平行世界……。時空間を越えて、自在に干渉できる超越した存在……。それが神なんだ」

 ルラァ―は空を見上げて、自身の父親を見上げます。

 父親は何も言わず、かといって動きもせず。まるでルラァ―の言葉を待っているようです。

 「神の力は、崇拝する心。信仰心。父様は、それこそ数えきれない信者の熱狂的な想いを受け止めている。それは父様に力があって、人々を畏怖たらしめるだけの神威があるからだ」

 どんよりとした、暗い雨雲を見つめる少年のようなルラァ―は、そこまで言うとジュナの方へ向きました。

 「ボクは……。ボクも、そうなりたいと思ってる。多くの人から想いを受け止められる、それだけの存在に」

 「そのために、世界を壊すの?」

 ジュナの金髪が揺れ、唇からは新たな問い。

 「そう。世界を繋げる為に……。破壊と再生は表裏の仲だから」

 「おいおい。そんな理屈で壊されちゃ、たまったもんじゃねーぜ!」

 衣桜はそういうと、バイクから腰を上げて立ちました。

 「お前の理屈で勝手に壊すんじゃねーよ! 迷惑だぜこっちは!」

 「衣桜」

 憤る衣桜を、サクがなだめました。

 視線を衣桜からジュナに移し、話の続きを促します。

 「ルラァ―。衣桜さんの言う通りだよ。見習い修行だとしても、世界を壊さなくてもいい方法はないの?」

 「それは……」

 ジュナの問いかけに、今度はルラァ―が視線をさまよわせました。

~『ジュナの愉快な次回予告!?』 ~


ジュナ:「明日は11月11日! ポッ〇ーの日!」

衣桜:「おっ。良く知ってんな。ちなみに22日は『いい夫婦の日』だぜ」

ジュナ:「『いい夫婦の日』か~。おかあさんなにかプレゼントするのかな~」

衣桜:「へぇ。もしかしてジュナの両親、ラブラブ?」

ジュナ:「まぁね! あ! ルラァ―のおかあさんって……?」

ルラァ―:「悪いけど人だよ。扉じゃないから」

ジュナ:「そ、そっかー。そうだよねー! アハハ!」

ルラァ―:「まったく。ボクの母様をなんだと思ってるんだ」

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― 新着の感想 ―
[一言] そう壊さないでほしいですね。
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