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吸血鬼は小学生!  作者: zig
第三章 くるくるクトゥルー大邂逅!
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ジュナには疑問符『トラペゾヘドロン』!

 『そのような脅しで……。退くと思うか……?』

 サクの放った声に対して、扉が重く返しました。

 クトアだけでなく、イタク、そしてルラァ―もサクに対して険しい視線を浴びせています。

 「でしょうね。言っても通じないことはわかっています」

 そんな三者の反応にため息をついたサクは、しかし一度閉じた瞼を開けるとはっきり言いました。

 「外なる神、そしてその子達。今までの行いを水に流すかわりに、協力しませんか?」

 「協力?」

 クトアが忌々しそうに反応し、イタクも眉根を狭めました。

 「そうです。あなた達はこの時空を循環させ過ぎました。歪みを直すため、管理者である私とあなた方、力を合わせませんか?」

 ジュナが目を丸くし、アンブレラも驚きました。

 まさかサクがそのように歩み寄るとは思わなかったからです。

 「あなたと手を組む? 嫌だわそんなの!」

 「わたしも……。好ましいとは思えません」

 クトアが腕を組みながら突っぱね、イタクも拒否を表しました。

 「ルラァ―。あなたはどうです?」

 「ボクは……。いや、ボクもイヤだ」

 「てめぇ! オレの世界もぐちゃぐちゃにしたってのに、まだそんなこと言ってんのか!」

 衣桜が怒鳴りますが、ルラァ―は天空を見たまま首を振るだけでした。

 「父様のように……。立派な神になるのが、ボクの夢だ……」

 「では、決裂ですね」

 サクが言うと、白装束の内側から、なにやら小さな箱を取り出しました。

 (なにかな?)

 (さぁ……。結婚指輪を入れる箱にも見えますが……)

 「これは、できれば使いたくないものですが……」

 言うとサクは、その箱を頭上に掲げ、そして扉に呼びかけました。

 「見えますか、外なる神!」

 『それは……。トラペゾヘドロンか……』

 「えっ!?」

 「まさか!」

 「そうです! 『輝く偏四角多面体』! 協力しなければ、これであなた方を封印しますよ!」

~『ジュナの愉快な次回予告!?』 ~


ジュナ:「トラペゾヘドロンって、なーに?」

サク:「外なる神のような、常識では図れない相手に使う道具ですよ。どんな存在もこの箱の中に閉じ込めます」

ジュナ:「ひぇっ! こわっ!」

未来可:「どうしてそんなもの持ってるんですか?」

サク:「それは秘密です。管理者にはいろいろと道具が必要なのです」

ジュナ:「ふえ~。わたしにも便利な道具欲しいなぁ~」

アンブレラ:「ジュナ様には私がいるではありませんか!! 泣きますよ!!!」

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[一言] これは怖いです。
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