ジュナもパチクリ衣桜登場! (2) 【三つ巴!? 好転なるか!】
「アンタ……!」
「よっ。クトア」
右指二本を立てて軽快に挨拶をする衣桜の姿を見て、クトアが雰囲気を変えました。
「懲りないヤツね……」
「まぁね」
震えるエンジンはそのままに、アイドリング状態のままバイクを立たせた衣桜は、足を回して地面に着地しました。
「し、知り合いなの?」
「ん。なかなかくたばらない、しぶといヤツよ」
ジュナがクトアに聞くと、つっけんどんな台詞が返ってきました。
「さて。ようやく見つけたんだ。トコトンまで殴り合いたいところだけど……」
言いながら歩く衣桜は、ぐるりと周囲を見渡してから続けました。
「……そんな場合じゃないらしいな」
上空には、依然空を覆う大きな扉。
時が止まった、陰に満ちる景色。
異常な空間を確認した衣桜は、サクの方を見ました。
「どうすればいい? オレにまだできることはあるのか」
「いえ、ありがとうございます。衣桜。あなたが来てくれただけで、助かりました」
言うとサクは、右腕に持つ杖を、トン、と地面に突き当てました。
「外なる神。そしてその子よ。今一度言います。この世界から退きなさい」
青い、透明感のある宝石が、杖の上でキラリと光りました。
~『ジュナの愉快な次回予告!?』 ~
ジュナ:「うあん~。金曜日だよぉ~」
アンブレラ:「今週もいろいろありましたねぇ。お疲れ様ですジュナ様」
ジュナ:「詩惟花ちゃんと別れたままだし……。そろそろ会いたいなぁ~」
アンブレラ:「今なにをされているんでしょうね?」
未来可:「あ、詩惟花は今、勝手に出てきたゾンビに説教してるところだよ。失神しかけながら」
ジュナ:「そ、そうだったんだ」
アンブレラ:「お疲れ様です、詩惟花様……」




