ジュナと扉と再び管理者!
「だから、ルラァ―のこと、そんなに否定しないであげてほしいの」
ジュナは願うように、暗い天空へと話しました。
「ジュナ、君……」
「あ! でもループとか世界をどうこうするのは反対だから! 勘違いしないでよねソコっ!」
「あ、う、うん」
虚を突かれたせいか、ルラァ―は口ごもってしまいました。
『我のやりかたに、口を挟むか……』
「あ、ううん! そうじゃないの! そうだけど、そうじゃなくて、え~~~っと」
『……まあよい』
声が轟くと、一瞬、扉の前には横薙ぎの雷が幾筋か、走り抜けました。
それはすぐ後に、ドォン! と豪快な音を鳴らしてジュナ達のいる地上を揺らします。
しかし誰も、その音に怯える者はいませんでした。
「あの、失敗は!」
「誰にでもある。そうでしょ?」
「う、うん! そうそれ!」
ジュナの隣に立った未来可が、ジュナの顔を見ながら優しく言いました。
「だから……」
『もうよい』
「父様!」
『茶番は終わりだ』
「そうはいきません」
「!」
「まったく……。世界をこんなにメチャクチャして! 保つ身にもなってください!」
「この声……!」
「もしや!」
聞いたことのある声が響き、ジュナとアンブレラが顔を合わせます。
そして空間に、真一文字の裂け目。
イタクが張った結界の中、みんなが見つめる先に現れたのは、白装束に身を包んだ長身の女性でした。
「もしや、管理者【サク・ジェナイズ】では!?」
「えええ~!? 今度こそ本物~!?」
~『ジュナの愉快な次回予告!?』 ~
サク:「ううう……。ずっと拘束されていたせいで体が……!」
ジュナ:「だ、大丈夫?」
サク:「だ、だい……っ!? ぴぁっ!? 腰がっ! 肩もっ!?」
ジュナ:「わ~ん! 大丈夫じゃなさそう~!」




