表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
吸血鬼は小学生!  作者: zig
第三章 くるくるクトゥルー大邂逅!
54/147

ジュナの上には巨大な扉! (3) 【『やりなおせるよ』は魔法の言葉!】

 『なんだ、娘……』

 空に叫んだジュナへ、わんわんと響く声が返ってきました。

 「わたし、ジュナっていいます!」

 『……そうか。ジュナ……。なにようだ……』

 「扉さんは、ルラァ―のお父さんなんでしょ?」

 「そうだ……。それが、なにか……?」

 「ルラァ―に、きびし過ぎるんじゃないかなって!」

 そう言うジュナの発言を聞いて、周囲は目を丸くしました。

 「ちょ、ちょっとジュナ!?」

 「あうっ!? なに未来可?」

 「なにではございませんジュナ様! 相手は私たちの世界を崩壊させようとしたのでございますよ!?」

 未来可が慌ててジュナの両肩に手を置き、くるんと反転させたところでアンブレラも思わず加勢。

 いつになくパタパタと、忙しなく飛び回るアンブレラです。

 「で、でも~。おなじ見習いっていわれると、なんか可哀想になっちゃうっていうか……」

 「ジュナ! 甘すぎっ!」

 「そうですジュナ様! 時には冷静に対応することも必要です!」

 ぐいぐいと顔を近づけて詰める未来可とアンブレラに、ジュナは困り顔。

 「あの子、大物ね……」

 「そうですね。ルラァ―を擁護するとは、驚きました」

 クトアとイタクも、その場に立ったまま呟きます。

 二人の少女が見つめていると、空から再び声が降ってきました。

 『我が、厳しいと、言うか。娘よ……』

 「う? うん。だって、わたしも吸血鬼見習いだけど、もう諦めなさいって言われたことない」

 その発言を聞いたルラァ―は、目を丸くしてジュナを見ました。

 「わたし、失敗ばかりだけど、おかあさん一度も言わないもん。次、次、次ねって言ってくれるよ」

 空は変わらず暗い影に満ちていて、扉も全く開く素振りはありません。

 しかし、クトアやイタク、未来可やアンブレラ、そしてルラァ―も、ジュナの話す言葉へ、自然と聞き入っていました。

~『ジュナの愉快な次回予告!?』 ~


ジュナ:「でもあんまり失敗すると、こわいけどね……」

クトア:「そうなの?」

ジュナ:「そうなの! おかあさんこの前なんて、わたしを抱えて、お尻叩きの刑だって……。うわーん!」

イタク:「なるほど。それは怖いですね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ジュナいい子ですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ