ジュナと黒幕! (3) 【クトア! イタク! 二人の少女!】
「わっ!」
ルラァ―の両隣へ現れた炎と白雷。
その光がパッと閃き、ジュナが眩しさに目を閉じました。
そして、視線を戻すと――――。
「ひ、ヒトがいる……?」
周辺の空気を陽炎のように揺らめかせる、二人の少女が浮かんでいました。
「紹介しよう、ジュナ。ボクの眷属、クトアとイタク」
灼熱のような赤。炎のように揺らめく髪が神々しい、左に佇むクトアと呼ばれる少女。
右には、バチバチと稲妻を体中にほとばしらせる、白く繊細な色をまとうイタク。
どちらの少女も、ルタァーと同じく肌を露わにしながら、それぞれ色の濃い鱗のようなもので身体が覆われていました。
「ジュナ様!」
「うぅっ! ものすごい魔力……っ!」
対峙するジュナの全身に、感じたことのない強烈な重圧がのしかかります。
ビリビリと地面ごと軋むような波動は、明らかに彼女達から発せられたものでした。
「あ、遊ぶって! 何するの!」
「ふふふ。それはもちろん、ボク達と戦っ――――」
「あーあ! つまんなーーーーーーーい!!」
「えっ」
冷徹な微笑みを蓄えるルラァ―がジュナの質問に答えようとしたとき、炎の少女が突然声をあげました。
~『ジュナの愉快な次回予告!?』 ~
ジュナ:「あうっ! すごい魔力だったぁ……!」
アンブレラ:「大丈夫ですか、ジュナ様!」
未来可:「私たちとは違う力だね。とんでもないな~」
ジュナ:「むむむ。おかあさんとどっちが強いかな?」
未来可:「さすがにそれは……。え? もしかして?」
ジュナ:「おかあさんは怒ると……ひえぇ! なんでもない~!」




