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1+1=・・・  作者: 嘉七


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第9話1

真綾セレブ編がもう少し続きます・・・

リサ「マーヤ、すごい綺麗!」


目を輝かせるリサ


真綾「ありがとうリサ」


二人は手を取り合って笑いながら回っている。

そこへスティーブ達みんなが集まって来る。


スティーブ「お、また綺麗になったね」


真綾「ふふ、ありがとうございます、葉月が作ってくれたんです」


スティーブが何か思いつき紗香を呼ぶ。

紗香が仕事道具持って真綾と葉月の工房に入り葉月がカーテンを閉める。

ジョンに耳打ちをするスティーブ。

ジョンが部屋に戻って機材を運んでくる。


ジョン「アラン、手伝え」


ジョンがリビングを見渡し場所を決める。

あっという間にリビングが撮影スタジオに場所に変わり、ジョンの顔つきが変わる。

ガラスがノックされカーテンが開く。

出てきたのはしっかりとメイクと髪型を整えられた真綾が出て来る。


紗香「まあ突発的にしては満足してるわ」


ジョンに促されプールを背景に撮影が始まる。


リサ「マーヤ、モデルみたい」


紗香「マーヤは私のサロンで専属モデルとして契約してるモデルよ」


リサ「良いなぁ・・・、綺麗なマーヤ良いなぁ・・・」


リサがボソッと口に出す。

聞き逃さなかった葉月


葉月「リサ、ちょっとおいで」


と工房に連れて行く葉月

リサは工房で葉月に色々採寸されている


葉月「母さん、ごめん、リサもお願い出来る?」


紗香「分かったわ」


そのままリサは葉月の工房でメイクをされる。

後で葉月が作業を始める。

1時間ぐらいして撮影が休憩に入る。


リサ「マーヤ!」


同じ様なワンピースでメイクをしたリサが駆け寄る。


真綾「可愛い!」


と抱きしめそうになるが、抑える。


リサ「葉月と紗香がしてくれたの!」


とても嬉しそうなリサ


ジョン「ありがとう二人とも」


葉月「いや、真綾の事すっかり気に入ってもらって嬉しいですし、何かしてると気は嫌な事が忘れるから」


葉月の横顔を見てジョンが安心する


ジョン「マーヤと出会えて本当に良かったな」


葉月「僕の宝物で一生は離さないよ」


背中を思い切り叩かれる葉月、ジョンがサムアップする。


ジョン「さあ、撮影の続きしようか!」


撮影のモデルにリサも加わり、ジョンが思う存分撮影し、プールサイドで笑顔で振り向く真綾をラストカットにして撮影が終わる。

その後、夕食をみなで楽しみリビングで団らんしていると、リサがスケッチブックに絵を描き始める。


葉月「リサ、何を買いてるの?」


リサ「ドレスを書いてるの」


葉月「どんなドレス?」


リサ「青色が綺麗なお姫様みたいなドレス!」


リサが一生懸命考えて書いているドレスの絵。

それを見た葉月も工房からスケッチブックを持ってきて隣でリサの絵を元に葉月が大幅な修正をしながら書き出す。


葉月「リサ、ここはこんな感じでいいのかな?」


リサ「ここはもっとひらひらしてる感じだよ」


そこへ紗香が参戦する。


紗香「じゃあ、ここのラインを萎めて、ここから流して・・・」


葉月が修正していく。


葉月「こんな感じ?」


紗香「そうね、リサ、どう?」


リサ「こんな感じ!」


葉月「後ろはどんな感じがいいの?」


リサ「んー、お姫様みたいな感じ!」


ペンを走らせる葉月、アドバイスをする紗香、見ているリサ。


葉月「どう?リサ」


リサ「うん、お姫様みたい!」


葉月「これはちょっと時間欲しいかな」


紗香「そうね、ちょっと時間掛かるわね」


考え込む葉月。


リサ「どうしたの?葉月」


真剣な表情に不思議に思うリサ


葉月「いや、僕達がこっちに居る間には時間的に作れないと思ってね」


ぶつぶつとつぶやきながらデザイン画を眺める葉月。


リサ「このドレスはマーヤのドレスじゃないの?」


葉月「え、リサが着たいんじゃないの?」


リサ「マーヤに着て欲しいドレスだよ」


葉月「そうだったんだね、ありがとうリサ」


リサの頭を撫でる葉月。


葉月「リサ、これ作っていいのかな?」


リサ「作るの?、出来たらマーヤに着てもらえるの?」


葉月「マーヤが着たいっていえば作るよ」


リサ「マーヤに聞いてみる!」


昼間撮影した写真を3人でチェックしいた真綾にリサが突撃し、真綾を引っ張ってくる。

出来上がったドレスのデザイン画を見せ、着たところを見たいとせがむリサ。


真綾「リサが考えてくれたの?」


葉月「そうだね使えるデザインに修正はしたけどね」


真綾「これのドレスに袖を通せるなら着てみたい・・・」


ノースリーブのAライン、下から広がる青の濃いグラデーションが薄くなる。

背中は大きく空き、頭には濃淡の小さな花が付いた花王冠のティアラ、手のブーケには藍色のバラの花束。


紗香「ウエディングドレスになっちゃったわね」


葉月「そうだね」


真綾「葉月が着る?」


葉月「さすがに着られないよ」


真綾「どうして?」


葉月「これはリサが真綾に送ったデザインだから」


真綾「そうだね、リサが考えてくれたんだから私が着ないと」


葉月「着る?」


即答する真綾


真綾「着る、着たい、絶対着る」


葉月「リサ、マーヤが着たいって」


リサ「本当に?、やったー!、葉月!マーヤが着たら写真送ってね!」


ジョン「こっちも大体おわったぞー」


ジョンが声を掛けてきた。


ジョン「葉月、工房にプリンターあったな?」


葉月「使っていいよー」


工房のプリンターで写真をプリントを始めるジョン。

印刷が終わり出来た写真を真綾に見せる。

真綾とリサがそろいの服で楽しそうに笑っている写真だった。


ジョン「データは葉月に送っておくから、またゆっくり見てくれ、あと、一枚だけラストカットの写真を俺のSNSにあげても良いかな?」


紗香に救いを求める真綾。


紗香「一枚だけなら良いわ、どうせラストカットでしょ?」


ジョン「そう、ここ1年で最高の写真になったよ」


紗香「そうまでいうなら仕方ないわ、あなたもカメラマンだしね」


ジョン「ありがとう」


紗香「ああ、モデルの名前は出さない事!、絶対条件よ」


ジョン「わかったよ、絶対出さない」


さっそくSNSにアップしているジョン。

アップしたSNSを確認する紗香。


紗香「OK,いいわ」


ジョン「了解」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


翌朝、葉月が二人を起こさない様にベッドから抜けリビングに行くと深刻な表情をした3人が居た。


葉月「どうしたの?」


ジョン「昨日俺が上げた写真がバスった・・・」


葉月「よかったんじゃないの?、って真綾の写真か」


ジョン「今、俺の所が問い合わせでパンクしてる」


紗香「私の所へも来てるらしく、このまま続くなら帰国予定が大幅に変わるわ」


葉月「そんなに?」


紗香「あー、ちょっと甘かったわ・・・、まさかこっちでこんなに反響が大きいなんて・・・」


マリー「この前撮ったドラマに影響でなければいいけど・・・」


ジョン「確実に出るな・・・」


紗香「まだオンエアーまでに時間があるから対応できるわ」


考え込む紗香。


紗香「そうねもうギャラをありえない金額で設定しましょう」


マリー「100億!一括払い」


葉月「円?」


紗香「ドルよ」


ジョン「とりあえず今後、アメリカでの対応はこっちでやるよ、流石に100億ドルの出演料は払えないだろう」


葉月「国家予算だね」


紗香「笑い事じゃないわよ」


マリー「でも、真綾は巻き込まれただで巻き込んだのは私達よ」


ジョン「そうだねマーヤは何もしてない、葉月の為に来たのに、周りが勝手に巻き込んだ、だからこの件は私たちが引き受ける」


3人の話し合いが終わり、今後の対応として本人の意向により芸能活動は今はしない、モデル業もこちらではしない事が決まる。

真綾とリサが起床し身支度を整えて朝食を取りながら昨夜から今朝にかけての騒動を説明。


真綾「ただ葉月が作った服きて写真撮ったらバズったってどういう事?」


次回、真綾セレブ編終わります。


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