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1+1=・・・  作者: 嘉七


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27/51

第8話5

8話はラストです

二人は昼前に部屋から眠そうに起きて来る。

一通り身支度をし、丁度皆が揃っていたので早めにランチとなる。

食べ終わり、外はすっかり太陽が高くなった庭先にあるプールサイド座り、足をプールに着けながら並んで座る葉月と真綾。


真綾「ねえ、葉月」


葉月「ん?何?」


葉月の目を見つめる真綾。


真綾「溜め込むのは良くないよ」


葉月「ごめん」


そっと葉月の手握る真綾。


真綾「どこかでピアス開ける器具売ってないかな?」


葉月「開けるの?」


考え込む真綾。


真綾「葉月は痛いの我慢できる?」


葉月「どうして?」


真綾「2人でお互いに耳にピアス開けようよ」


葉月「開け合うの?」


真綾「そう、私が葉月に、葉月が私にピアスを開けるの」


葉月「何でまたピアスなの?」


真綾が頬を赤くしながら葉月の耳にコソコソ話し掛ける。


真綾「私の最初あげられなかったから」


それを聞き赤くなる葉月。


真綾「それで私も葉月の初めてが欲しいからピアスを開け合うの」


2人して赤くなる。


真綾「もう、何言わせるの!」


葉月「言い出したの真綾じゃん」


葉月がピアスガンを購入しに出かけると伝えると皆が聞きつけ全員でショッピングモールに移動となったがここでもセレブ経験値を貯めるになる。

真綾は互いに開けたピアスはシルバーぐらいで良いと思ったがモールに並んでるアクセサリーショップを素通りしていく移動の最中ボディーガードが6人で一家を警備しつつ真綾は思わず葉月と腕組みをしてソワソワする、並んで居るアクセサリーショップを殆どスルーしてハイブランドのショップに入って行く一家。

スティーブ、ジョン、葉月で何やら店員と話し込んでいるのでリサと戯れ合う真綾。

購入を決めたらしくハイブランドのショップを出る一家、すっかり仲良くなったリサを真ん中にして葉月と三人で手を繋いで歩く真綾。


紗香「まるで若夫婦ね」


後ろでニヤニヤしているマリーと紗香。

出たついでとばかりにハイブランドで洋服を買う紗香とマリー。

支払うスティーブ。

時間があるのでリサに英語を教えてもらう真綾。

すっかり仲良くなるリサと真綾。

真綾が葉月に近づき腕組みをさせる。

リサは真綾と手を繋ぎ英語を教える。

やがていくつも紙袋を抱え見せから出てくる五人。

帰りも移動のリムジンの前と後ろにボディーガードの車が警護しながら豪邸に帰ってきた。

帰ってきて早々に2人で開けようとするとストップがかかる。

待って居るとバッグを抱えた初老の男性が現れた。

どうやら提携しているかかりつけ医らしく、しっかり問診やら消毒をしてもらい、麻酔までしようとなったが麻酔は拒否した。

真綾は互いに互いの痛みを与える事によって経験出来なかった事をしたかった。

2人は同じ右耳の同じ位置に互いで開け合いピアスを開けたら医者に処置してもらう。

そこへジョンがさっきのハイブランドの袋を渡してくる。


葉月「ジョンが朝方のお詫びにって」


中を見ると輝きが明らかに違うピアス。

さっき開けたピアスの穴に平気な顔をしてピアスを着ける葉月。

躊躇している真綾に葉月がピアスを真綾に着ける。

自分で言い出した事とはいえ、思ってた物と違う物が二人の証となっている事に少々困惑している真綾

リサが真綾に抱きつく


リサ「マーヤのお耳、キラキラの石が付いてて綺麗」


ふと隣の葉月にも気がつき


リサ「葉月のお耳も綺麗な石だ」


二人で微笑む


リサ「あのねマーヤ」


何かモジモジしながら真綾に話しかけるリサ


リサ「今日は一緒に寝るのは葉月にしてあげて」


真綾「リサ・・・」


うるっとするマリーと紗香


葉月「リサ、私と三人ではどうかな?」


葉月の提案に目を輝かせるリサ


リサ「良いの?」


葉月「うん、リサが三人でも良いなら良いよ」


リサ「ありがとう葉月!大好き!」


今度は葉月に抱きつくリサ。


葉月「じゃ、二人でお風呂入っておいで」


リサ「真綾とお風呂!」


ふとリサが思った事が口に出る。


リサ「葉月は一緒?」


思わず吹き出すジョン


葉月「今日はやめておくよ」


葉月の発言で二人が何処まで進んでいるかを悟るアラン。

ため息をつくマリー。


マリー「本当諦めが悪い・・・」


こうしてその日の夜が更けていく。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


翌日

朝食を終えるとリビング横にカーテンで仕切られた前に連れて行かれる葉月と真綾。


葉月「わざわざ仕切ってあるから父さんが見せたくない物があるのかと思ってたけど違うみたい」


スティーブ「さ、葉月、カーテンを開けてみなさい」


カーテンを引いていくとガラス張りの部屋に裁縫関係の機械や材料が揃った部屋が出てくる


葉月「父さんこれ・・・」


スティーブ「ここへ帰って来ると分かってから用意したんだ、母さんから聞いていたからね」


スティーブに抱きつく葉月


葉月「父さんありがとう・・・」


スティーブ「これぐらいどうって事ないさ」


葉月「入っても良い?」


スティーブ「勿論、お前の工房だからね」


ガラス張りの部屋のガラス扉を開けると何時での直ぐに作業出来る様にありとあらゆる物が揃っている。

葉月は早速作りたい物が出来たのか作業に取り掛かる。

部屋の片隅に一人がけのソファーとサイドテーブルがありスティーブに案内された真綾が腰掛ける。


真綾「私が使って良いんですか?」


スティーブ「真綾の為の場所だよ、そこにいれば葉月も安心だし、真綾が葉月を見守れるでしょ?」


スティーブがサムアップすると真綾が部屋を見渡しサムアップする。

真剣な表情の葉月を眺める真綾、日本の普段と同じ時間が流れる。

葉月が手を止めたのは作業を初めて3時間経った頃だった。


葉月「リサー」


リサを呼ぶ葉月

呼ばれて走って来るリサ


リサ「はーい」


と花柄にエプロンを着せる葉月


リサ「うわ、お花のエプロン」


嬉しいそうにくるくる回るリサ


リサ「ママ、葉月がエプロン作ってくれたー」


マリー「リサ、良かったね」


リサ「うん、ありがとう葉月」


葉月「どういたしまして」


嬉しくてテンションが上がっているリサを嬉しそうに見つめる真綾。

突然後ろから葉月が洋服を前に当てがう。


真綾「うわ、何?」


葉月「ワンピース作ってみた」


デニム生地のノースリーブワンピースを貰う真綾。


真綾「Aラインだ」


葉月「持ってないって言ってたし真綾のワンピース観たかったから作ったよ」


姿見の前でワンピースを当てがい、確認する真綾。


真綾「着てくる」


葉月「ああ、カーテン閉めるからここで着替えて」


と葉月が工房を出てカーテンを閉める。

ガラスをノックする音がし、真綾が声を掛ける。カーテンを開けるとデニムのノースリーブワンピースを着た真綾が立っている。


真綾「すごい、ピッタリ、これずっと着ていたい」


スリムな真綾の体型を魅力的に見せる上半身部分から腰からスーッと広がる下半身分部、動きやすく普段のパンツスタイルとは違う真綾の魅力が出ているワンピースだった。


紗香「まあ、合格点かしらね」


紗香のチャックが入った。


葉月「簡単なデザインで突発的に作ってるから、許してよ」


紗香「あら、駄目よ作るならもっと着る人の魅力を引き出さないと」


葉月「まだまだ甘いって事だね」


紗香「そうね、この腰の部分はもう少し複雑にするかシンプルにするかをはっきりした方が良いわ」


葉月「そっか、じゃあこの部分を・・・」


親子二人が半分仕事モードに入ってしまう。

嬉しくて見せびらかしに行っていたリサが戻ってきた



真綾セレブ編がもう少し続きます・・・。


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