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1+1=・・・  作者: 嘉七


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第7話2

第7話は2で終わりとなります。

何時もより多めになっておりますが最後まで読んで下さるとうれしいです。

第7話2


真綾「私らどんどんすごい事になってない?」


花「そうですね・・・」


紗香「ちょっと待っててねすぐ作らせるから、作った契約書を持って行って必ず親御さんと相談してからサインしてね必ずよ」


立夏「はい」


紗香「内容自体はそんなに対したものじゃないし、普段の行動に節度持ってねーとか専属契約してるんで他のモデル、芸能活動はダメよーとか、当然他の芸能関係事務所との契約もNGねーとかぐらいかな?」


沙也「撮影とかは強制ではないのですね」


紗香「そうね、学業もあるし、はなちゃんみたくモデルよりカフェで働きたい子もいるでしょ」


立夏「そうですね」


真綾「立夏ちゃんは同じ業種で働きたいみたいだし、沙也ちゃんもどちらかと言えば裏方希望でしょ?」


沙也「私はカメラマンとか編集とかしてみたいなーって漠然に考えてるだけったんですけど、まーちゃんやりっちゃんが将来の事で動き始めたのみて刺激を受けてしまい、将来できるかどうかじゃなく今経験出来るなら経験したいと思って今日見学させてもらいたと思ったんです」


紗香「それも立派な理由よ」


沙也「ありがとうございます」


萌「私は特にまだこれってないんだよねぇ」


落ち込む萌。


真綾「じゃあ、モデルしてみれば良いじゃん」


萌「でも、私自身そんな容姿じゃ・・・」


紗香「大丈夫、磨けば輝くわよ」


萌「そうなんですかね・・・」


紗香「みんな磨かないと輝かないわよ、今、話題になってるアイドルだってモデルだって女優だって色んな人見てきたけど、みんな最初は磨かれてなくて輝いてなかったもの」


考え込む萌。


沙也「じゃあ私もモデルやるからもえちゃんもやろう、二人でやろう!」


萌「でもさやちゃん、やりたいことが出来なくならない?」


沙也「私はいつでも何処でも出来るから大丈夫、それにまーちゃんもいるじゃん」


萌「そうだね、やってみる」


紗香の元へ書類が手渡される。


紗香「この書類を良く読んで、親御さんとしっかり話してからサインして真綾に渡してもらえるかな」


立夏「頂きます」


紗香「書面としてはかっちり作ってなるけど、内容は他の事務所と契約できないとかさっき言った事を小難しく書いてあるだけなので、申し訳ないのだけど親御さん説明していただいてサインをお願いします」


沙也「わかりました」


紗香「疑問点があれば担当の人間が電話に出るのでそこの電話にかけていただいて大丈夫、夜遅くても大丈夫なので電話してください」


沙也「ありがとうございます」


紗香「では、本日はありがとうございました、色良い返事お待ちしております」


立夏「はい」



書類を持ち帰った4人の親たちはその日何処も大騒ぎとなった。

ハナは事前に紗香から冴子へ連絡がいっており話し合いもほどほどにサインをした。

沙也は両親が特に母親が父親を説得する構図になりおまけに妹まで参戦し父親は折れるしかなかった。

萌は両親との話し合いで周りの友達が将来に向けて動き出してる事、自分がまだ将来の希望が漠然としている事などを話し、チャレンジする事をお願いし承諾を得た。

立夏は今回の撮影で将来の希望が出来たこと、それに向かって経験を積みたいこと、モデルの契約についてしっかり話し合った。


立夏『うちはちょっと時間かかりそう・・・』

真綾『そっかぁ』

はな『うちは紗香さんから母に連絡があってスムーズにサインしました』

萌『うちはみんなといっしょならってサインしたよ』

沙也『うちは3対1で勝利』



翌週の週末、立夏と立夏母、立夏父がアレキサンドラの応接間に座っていた。


紗香「本日はご足労いただきありがとうごいます、私アレキサンドラ・紗香と申します」


紗香、弁護士、雑誌編集者の3人が話し合いの場に参加した。

紗香が今回の契約へと至る経緯を説明、弁護士が契約の内容を分かりやすく説明、編集者が写真集の粗刷りを両親に見せ説明。

そして立夏が意を決して話し出す。


立夏「お父さん、お母さん、私将来美容師やメイクやりたいの、折角業界トップのお店で関わりが出来たんだからこれを逃したくないの、だから休日にここで働きたい」


立夏父が真剣なまなざしで話しかける


立夏父「モデルもやりながら出来るのか?、中途半端な事をしてるとどっちもできないぞ」


紗香が割って入る。


紗香「えー、立夏さんのお父様、今回の写真集何人かうちのスタッフなんです、私たちは普段「する側」の人間ですが「される側」も経験しないとやはり良い仕事は出来ないんです」


立夏父「ですが、うちの立夏はまだ高校生です、高校生が一流と言われる店で働くなんて、しかもモデルもやって休日だけスタッフとして働くなんて、ここで働くスタッフに失礼だ」


紗香「おっしゃる事も分かります、モデルの契約としては年4回、1~2日程度しか活動がありません、空いている時期は学業や趣味をしていただいてもかまいません、ただ今回写真集を出すにあたって私の声を掛けた5人には何処も事務所と契約をしていないので、もし写真集の影響で本人達に色々な事務所がコンタクトを取ろうとすると本人達の生活に影響が出てしまいます、なので今回モデルの契約に関しては5人の生活、学業、意図しない契約等を守る為に私が5人に提案いたしました」


立夏父「では、何か契約的に縛られることは無いということですね?」


紗香「そうですね、撮影日に来ていただいて写真を撮るぐらいですかね」


立夏父「そうですか・・・」


紗香「立夏さんのお父様、今回5人の中にウチのスタッフが是非モデルでやって欲しい、その子が本気になれば世界に行けるような子がいるんです」


立夏父「そんな子がいるのか?」


立夏「うん」


紗香「その子は最初モデルの契約を断られたんです、自分は輝くより今の生活が好きなので出来ませんって」


立夏「その子、今ね好きな人がいてその人とお店をお手伝いしてるの」


紗香「会社として業界として本来なら私たちがその子を磨いて、輝かせて、世界に羽ばたかせるのが利益になると思いますが、多分その子が望まないですし、強引に連れてて言っても羽ばたけないでしょう、だから立夏さんの契約もその子とまったく同じものです、契約する事によって5人を守りたいのです、その為の契約なのです」


立夏の表情を見る父。


次回から葉月&真綾の話になります。

ちょっと真綾が色んな意味で大変な事に・・・

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