表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/50

45.目覚める竜

 

 レッドは動かなかった。


 目の前に倒れ伏したアルスの身体を見下ろしたまま、その小さな身体は石像のように固まっていた。

 俯いたその顔に深い影が落ち、表情は窺えない。

 ただ、小さな爪先だけが無意識に、きくりと土を削り続けていた。


 風が吹く。

 焦げた木々の匂いと土埃が舞い上がり、アルスの前髪をわずかに揺らした。

 ほんの少し前まで、必死に自分を庇ってくれていたその身体は――もう、二度と動かない。


 泥のような沈黙が落ちた。

 それが永遠にも等しい時間だったのか、ほんの数秒だったのかすら分からない。

 やがて。


「……なんデ殺しタ」


 淡々とした、ひび割れた声だった。

 その小さな喉の奥から絞り出された音は、感情の抜け落ちた不気味なほどの静けさを帯びている。

 怒りでもなく、困惑でもない。ただ純粋な疑問だけがそこにあるような、虚無の声色。


 女は、不思議そうに小首を傾げる。


「邪魔だったから」


 まるで、道端の小石を蹴飛ばした言い訳でもするような口調だった。

 レッドの赤い瞳が、血の気を失ったアルスから、ゆっくりと女へ向く。


「……オマエ、こいつ食うのカ?」


 女は一度きょとんとした後、心底おかしそうに肩をすくめた。


「食べないわよ、人間っておいしくないんですって。あんたみたいなトカゲと一緒にしないでー」


 その口調は依然として軽薄だ。

 命を奪った事実など微塵も介さず、食卓の好き嫌いを語るような気安ささえ滲んでいる。


 レッドの爪先がまた、乾いた土を深くえぐった。


「食わねぇのニ、殺したのカ」


 短い問いかけに、女は返事をしない。


 破壊され、もはや原形を留めていない家屋が、悲鳴のような音を立てて崩れ落ちる。

 巻き上がった灰が、アルスの冷たくなった肩へ静かに降り積もった。


 レッドは、そこでようやく背中の小さな翼をはためかせ、ふわりと宙に浮く。

 昏い光を宿した赤い瞳が、女を真っ直ぐに捉えた。


「強いのニ、弱いやつを殺したのカ」


「当たり前ねー──当然よねー──強いから、好きに殺せるのよ」


 迷いも躊躇いもない、絶対的な断言。

 しかしいったいこれは何の茶番だろう。泣き叫ぶなり怒り狂うなり、相応の反応を期待していた女は、些か肩透かしを食らったように眉を寄せた。


「そうカ」


 レッドは目を閉じ、ぽつりとこぼす。

 それは、絶望の底で吐き出された諦めにも似ていた。


「オマエ、傲慢ダナ」


「っ……!?」


 その瞬間だった。

 女の背筋を、氷の刃で撫でられたような悪寒が駆け抜けた。


 空気が変わった。

 いや、違う。世界そのものが、何かに呼応して軋みを上げている。

 レッドの身体から、異常なまでの『熱』が溢れ出していた。


 子供程度のサイズの、あんな小さな身体から放たれているとは到底思えない。村全体を押し潰すほどの重圧的な熱量が、空間をぐにゃりと歪ませる。


「全ての命にハ、世界を作る可能性があル」


 赤い瞳が静かに、そして鋭く細められた。


「種は命を踏みにじり支配する事をしてはならなイ」


 大地が震え始めた。

 小石が跳ね上がり、崩れた家屋の残骸がかたかたと不気味な音を立てる。


「我らは世界の可能性を見届ケ、守る者──」


「なに……っ!」


 レッドの身体が、爆発的な音を立てた。

 骨が軋み、肉が膨張し、空間そのものを引き裂きながら、小さかった輪郭が圧倒的な質量へと変貌していく。

 女の顔から、余裕の笑みが完全に消え失せた。


「ちょっ……と……!?」


 大気が沸騰する。

 空気そのものが悲鳴を上げ、崩れた家屋の木片が自然発火し、地面がどろどろと赤く溶け始める。


「我らの約定に従イ、キサマの可能性ヲ──」


 レッドの足元から、地獄のような赤い光が放射状に広がっていく。


「この俺様が、焔の中にくべル!!」


 天地を揺るがす轟音と共に、空を覆い隠すほどの巨大な翼が広げられた。

 視界の全てが赤に染まる。そして、世界に仇なす敵を滅ぼすための業火が吐き出された。


「アルスの痛みを知レ! 人間!!」


「んなっ……!?」


 直感的な死の予感に、女の腕から無数の群青色の羽根が爆発的に噴き出す。

 それは肩から先を完全に覆いつくし、巨大な翼となって女を宙へと引き上げた。


 爆風。

 閃光。

 そして全てを炭化させる熱風。


 それらを紙一重で躱しながら、女は必死に空へ逃れる。


「人の身で魔法を使うカ!」


「くはっ!! はははは! これが新しい人間様の力よトカゲ野郎! 種の繁栄とやらは次のステージへ向かってるってわけ!!」


「範疇を──超えているナ!」



 ◆



 同時刻、村の広場。

 村人たちは一様に立ち尽くし、空を見上げていた。


 森の向こう側。

 夜空が、不気味なほど鮮やかな赤に染まり上がっている。

 そしてその紅蓮を背に、山のように巨大な黒い影がうねっていた。


「な、なんだあれ!?」

「ば、化け物だ……デカすぎる!」

「森が燃えてる! みんな逃げてぇ!!」


 悲鳴が連鎖し、怒号が飛び交う。

 パニックに陥り逃げ惑う足音の中、ただ一人だけがその場に縫い付けられたように立ち尽くしていた。


「……素晴らしい」


 ティンバーゲンだった。

 彼の身体は小刻みに震えている。

 それは恐怖によるものではない。圧倒的な暴力と美しさに対する、狂気じみた歓喜だった。

 瞳孔は限界まで見開かれ、荒い呼吸が夜気に白く溶けていく──



 ◆



「……アルス?」


 一方、家へと戻った母親は、不自然に開け放たれた窓を見つめていた。

 夜風に激しく煽られるカーテン。誰もいない、静まり返った部屋。

 理屈ではない嫌な予感が、泥のように胸の奥底へ広がっていく。

 心臓が、警鐘のようにけたたましく鳴り始めた。


「アルス、どこ!? アルス!!」


 何度呼んでも返事はない。

 ふと窓の外へ目を向けると、遠くの空が異様な明るさで燃え上がっていた。

 森の方角だ。


「まさか」


 顔から一瞬にして血の気が引く。


「アルスーーーー!!!!」


 母親は駆け出した。

 靴を履くことすら忘れ、裸足のまま。

 燃え盛る森へ。我が子を飲み込んだかもしれない、あの炎の中へ。



 ◆



「ウォオオオオオ!!」


 竜の咆哮が、大気を物理的に震わせた。

 レッドの巨大な喉の奥が太陽のように赤熱する。膨大な熱エネルギーが一点に圧縮され、次の瞬間、灼熱の奔流となって解き放たれた。


 それは炎などという生易しいものではない。

 赤黒いレーザーのような奔流は、地面を舐め取るように一直線に森を抉り、木々を、家屋を、空気そのものを蒸発させながら突き進む。

 余波の熱風だけで瓦礫が宙を舞い、何百年と生きた大樹が悲鳴を上げて次々とへし折れていく。


「あっはははは!!」


 だが、女は狂ったように笑っていた。

 背中の群青色の羽根を大きく羽ばたかせ、空中で錐揉み回転しながら焼け付く熱波の隙間を縫うように飛び抜ける。


「っはははは!! 無駄よねー──当たらないわよねぇ! そんなすっとろい炎で何を焼くっていうの?」


 炎の防壁を紙一重で抜けるたび、白衣の裾が焦げ、熱風に激しくはためく。

 眼下の地面では、ばら撒かれた火の粉が瞬く間に森全体へ延焼していた。


 爆ぜる音。

 燃え盛る炎。

 崩れ落ちる生命。


 その圧倒的な地獄の中心で、女だけがまるでワルツでも踊るように空を舞っている。


「チィ──!」


 レッドは巨大な牙を剥き出しにした。

 次の瞬間、その巨体が質量を無視したかのような速度で躍動する。

 空気を引き裂く鋭い爪の一撃。


 轟音。

 爪が振るわれた衝撃波だけで、崩れかけていた家屋が粉々に吹き飛んだ。

 だが女は直前に後方へ跳躍し、空中で羽根を散開させる。


「ピアッシング──レミジェス!」


 魔法の宣言と共に、群青色の光が星空を覆い尽くす。

 数十、いや数百。

 鋼鉄をも容易く貫く魔力の羽根が、殺意の豪雨となってレッドへ降り注いだ。


 だが。

 鈍い金属音が連続して響き渡った。

 群青の矢は、巨大な赤い鱗に激突する。

 しかし、止まる。割れない。傷一つ、つけることができない。


 強固な鱗の表面で無力に火花を散らした羽根は、次々と弾き返され、無残に地面へと落ちていった。


「効かない、か」


 女の余裕の笑みが、ほんのわずかに歪む。

 戦闘は気が付けば長引き、眼下では森が業火に包まれ、立ち昇る黒煙が空を完全に覆い隠そうとしていた。

 その紅蓮の炎を背負い、巨大な赤い竜が地鳴りのような唸り声を上げる。そして、宙に浮く女を真っ直ぐに睨み据えた。


「お互い決着つかなそうねー……あら?」


 空は分厚い黒煙に閉ざされていた。

 地上から立ち上る炎が巨大な影を作り出し、赤く染まった視界をさらに毒々しく濁していく。

 下を見下ろせば、かつて豊かだった森はもう原形を留めていなかった。


 時折、風に混じって届く微かな悲鳴。

 女は空中で身を傾けながら、その凄惨な地獄絵図を眼下に見下ろした。

 まるで劇場の特等席から悲劇を鑑賞しているような、完全なる他人事の眼差しだった。


「流石に村にも騒ぎが広がってるー──下の森はもう火の海ね」


 燃える森を指差し、くすくすと喉を鳴らす。


「ふふふ、暴れる貴方はまるで災害のよう。私よりも余程多くの命を奪ってるわよ」


 炎の向こうで、また一つ家屋が崩れ落ちた。

 遅れて届く地響き。燃え移った大樹が次々と倒壊していく。


 その凄惨な光景の全てを、レッドは静かに見つめていた。

 巨大な瞳に映る、赤く染まった森。

 無為に散っていく命。逃げ惑う人々。


 そして、その中には。

 アルスが生きていた、あの村の姿もあった。


 長い沈黙が落ちる。

 レッドは、ゆっくりと目を閉じた。

 巨大な鱗の隙間を、熱を帯びた風が吹き抜けていく。

 再び開かれたその声は、先ほどまでの荒れ狂う怒りとは全く違っていた。

 静かだった。


 あまりにも静かで、祈りにも似た声色。


「散っていく多くの命に敬意を払おウ」


 女は数秒きょとんとした後、耐えきれないように吹き出した。


「あら、敬意を払えば命を奪って良いんだ! じゃあ私も払っておこうかしらー。おいくらかしらね?」


 腹を抱えるようにして笑う女。

 だがレッドは挑発に乗らない。

 その視線は空に浮かぶ女ではなく、燃える世界のさらに向こう側へ向けられていた。


 もっと遠く。

 もっと先の未来。

 今この次元には存在しない、何かを見透かしているような眼差しだった。


「キサマのような悪をのさばらせるにハ、まだこの世界はあまりにも幼イ」


 女の眉が、苛立ちにぴくりと跳ねた。


「はぁ? どういう意味よ」


 レッドの巨大な翼が、ゆっくりと大きく広げられる。

 凄まじい熱風が吹き荒れ、眼下の炎が大きく波打った。


「魔物も人間も、必ず育ツ」


 その声は、大気だけでなく星そのものを震わせるかのように深く響いた。


「学ビ、繰り返シ、賢ク、強ク──」


 巨大な赤い瞳が、女を見下ろす。

 けれど、やはりその視線は女という『個』を見てはいなかった。

 世界という理を見つめる目が、煙と火の粉が舞う空を見通す。


 遥か昔の起源から、遥か先の終焉までを見通すような、絶対者の瞳。


「そして──やがて現れる優しき心を持つ賢者ガ、人と魔物を導くだろウ」


 赤い瞳が見開かれる。

 その奥底で燃えていたのは、破壊の怒りだけではない。

 未来への、微かだが確かな希望だった。


「その時が来るまデ、我らが世界の安寧を守るのダ!!」


「っ……!!」


 次の瞬間、女の身体がボールのように吹き飛んだ。

 レッドの巨大な尾が、ほんのわずかに掠めただけだった。

 たったそれだけで空気が圧縮して弾け飛び、凄まじい衝撃波となって森を広範囲に薙ぎ払う。


 大樹が根元から爆け飛び、燃え盛る炎が竜巻のように渦を巻きながら散らされた。

 女の身体は何本もの木々をへし折りながら、一直線に森の奥深くへと墜落していく。数秒遅れて響き渡る、鼓膜を破るような轟音。


「ったたた……速くなってる……こんなの聞いてないわよ、んもうっ!」


 燃え盛る木々の向こう側。

 砕けた岩盤の上で、女が頭を押さえながらふらふらと立ち上がる。


 白衣は無残に引き裂かれ、全身が煤にまみれていた。

 誇らしげだった群青の羽根も何本か千切れ落ちている。

 いつもの笑みは顔に貼りついているものの、その口元は激痛と屈辱でわずかに引き攣っていた。


 レッドが、再び巨大な翼を広げる。

 燃え盛る劫火が、その硬質な赤い鱗に反射して禍々しく輝く。

 竜の怒りは、まだ鎮まってなどいない。


「終わりダ、人間──」


 巨体が宙を蹴り、空を裂く。

 翼を一度打ち下ろすだけで、世界が震える。

 女へ向かって巨大な顎を開き、とどめの業火を放とうとした──まさにその時だった。


「あら」


 女が、ふと空を見上げた。

 レッドの動きが、不自然にピタリと止まる。


 何かが、いた。


 上空。

 立ち昇る黒煙のさらに向こう側。

 燃え盛る赤き空を完全に覆い尽くすほどの、巨大な影。


 雲が動いているのかと錯覚した。

 いや、違う。

 空そのものが、生き物のように蠢いたように見えた。


 ゆっくりと。

 絶望的なまでに巨大な翼が広がっていく。

 レッドと同等、いや、遠近感を狂わせるその姿は、もっと大きくすら感じられた。


 翼竜だった。

 しかし、その姿はあまりにも異様だ。

 ドラゴンに似ているが、違う。

 そもそも、血の通った『生き物』という気配が全くしない。


 あまりにも静かすぎた。

 巨大な翼が羽ばたいているはずなのに、風切り音一つしない。

 ただそこに『存在』しているだけで、空間の密度が異常に重くなる。


 まるで、世界そのものが恐怖に息を潜めているかのようだった。


「……なんダ、キサマは」


 レッドが低く警戒の唸り声を上げる。

 知らない。

 悠久の時を生きるドラゴンの記憶のどこを探しても、あんな存在はいない。

 生物としての本能が、激しく理解を拒絶していた。


 女は、空へ向かって軽く手を振る。

 まるで待ち合わせに遅れてきた同僚に文句を言うような、気の抜けた態度だった。


「なによー結局来るのなら最初から自分でやりなさいよね」


 翼竜は何も答えない。

 ただ、冷徹な視線だけがゆっくりと動いた。


「……」


 その目が、女へ向けられる。

 たったそれだけの動作。

 それなのに、女の顔色が一瞬にして土気色に変わった。


 先ほどまでのふざけた調子が完全に消え失せ、ボロボロになった腕の羽根で体を抱く。

 張り詰めた数秒の沈黙。

 やがて女は、ひどくつまらなそうに舌打ちをしてから目を伏せた。


「……睨まないでよー──冗談じゃない」


 レッドの瞳が細められる。

 おかしい。

 あの狂った女が、他者の顔色を窺って萎縮している。

 そんな姿は、先ほどの戦闘では一度たりとも見せなかった。


「我らの一族ではないナ──何者だキサマ!」


 返事を待つことなく、レッドは大きく口を開いた。

 喉の奥に莫大な熱が収束し、大気が悲鳴を上げて震える。


 次の瞬間、視界を埋め尽くすほどの業火が空へ向けて放たれた。

 太陽すらも焼き尽くしそうな、巨大な炎の奔流。

 森を一瞬で灰に変えた災厄そのものが、翼竜へ直撃する。


 だが。


「……」


 翼竜は微動だにしなかった。

 避けようともせず、防御すらしない。

 ただ威風堂々たる翼を広げて、炎の直撃を受ける。


 天を衝く火柱が上がり、視界を奪う爆炎は大気を震わせた。


 しかし。

 業火が通り過ぎ、煙が晴れた後も。

 ヤツはそこにいた。


 鱗一枚焦げていない。

 瞬きすら見せず、ただ空に浮遊したまま。


 その超越者は初めて口を開いた。


「未来を導くのは心ではない」


 翼竜の(あぎと)から、不気味な光が漏れだす。

 それは熱を持った炎でも、自然界の雷でもなく、純度の高すぎる『魔力』の奔流であった。

 極限まで圧縮され、封じ込められた膨大な青白く耀く魔力が、恐ろしいほどの質量を伴って翼竜の口内へと集っていく。


「人間の持つ──()だ」


 口を大きく開き、青が弾ける。


 空間そのものを真っ二つに『裂く』、一筋の閃光。

 純粋な『破壊』という概念そのものが、一直線に射出された。


 レッドの瞳が、限界まで見開かれる。


「ッ──!!」


 避けろ。

 本能が警鐘を鳴らすが、間に合わない。

 視界の全てが、圧倒的な白に塗り潰された。


 次の瞬間。

 山ほどの質量を持つ巨体が、まるで紙屑のようにあっけなく吹き飛ぶ。

 最強を誇った鱗が飴細工のように砕け散り、太い骨が粉々に軋みを上げる。

 激突の余波だけで、背後の森が真っ二つに割れていくのが見えた。


 大地を削りながら叩きつけられ、直撃を受けた身体が動かない──

 呼吸の仕方すら分からない。


 あり得ない。

 急速に霞んでいく視界の中で。


 レッドは、血に塗れた口からかすれた音を漏らす。


「……人間……ガ、我らの魔法ヲ──」


 その言葉を最後に。

 竜の体は崩れるように倒れ、意識は底なしの暗闇へと墜ちていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ