表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パンクジャズ  作者: 林広正
77/102

6

 文明以前のウーサでは、奴隷や労働者たちが音楽を生み出したって話だよ。まぁ、当時は今の世界とは違い、誕生する前から音楽で溢れていたはずだけどな。俺はバカじゃないからさ、気づいているんだよ。この世界はさ、明らかになにかの意思で音楽を闇に葬っていたんだ。音楽だけじゃない。文明以前の文化を隠している。それはきっと、ウーサの仕業なんだよ。

 ウーサで生まれた音楽は、ショウが言うにはだが、それは素晴らしく、トラディショナルなものだったらしい。そんな言葉で言われても、俺にはよくわからない。ショウもまた、よくはわかっていなかったそうだ。形のある本で知り得た情報から、なんとなく発した言葉だそうだよ。しかし、今になって思うと、少しはわかるような気がするんだ。つまりはそれって、今の世界でいうノーウェアマンやライクアローリングストーンのことを指しているんだろ?

 ウーサについての評判は、今の世界でも、文明以前でもよくはない。文明以前のことを詳しく知るものはいないが、ほんの少し出回っている形のある本を手にし、解読しようとしている奴らはいる。そんな奴らは、ほとんど必ず、アメリカには逆らうなと言うんだ。理由は簡単だ。アメリカは、全てを滅ぼす原因だからだそうだ。この世界が一度滅んだのは、文明以前のアメリカによる暴走のせいだそうだよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ