表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パンクジャズ  作者: 林広正
5/102

5


 本の中で得た情報は、音楽を楽しむグループの活動記録の様なものだった。UKと呼ばれる国だか地域の、三つの音楽グループを紹介していた。その本が発表された時点で二つのグループは解散をしていた。もう一つのグループも、すでに結成五十年を超えていて、メンバーの平均年齢も七十を超えていた。亡くなったメンバーもいると書いてあったらしいよ。まぁ、中身については少し後になって知ったんだ。当時の俺にはその本の文字なんてまるで読めなかったからな。なんてな。実は今でも読めないんだよ。当然だよな。もしもその文字が読めていたなら、それは大変な事件だよ。俺が知る限り、この世界にその文字を読める奴はもういないはずだ。まぁ、どこかにいるかも知れない可能性はあるんだがな。

 もういないっていう意味は分かるだろ? そうなんだよ。以前はいたんだ。俺はそいつから読み方を教わった。意味についても同じだな。まぁそいつも全てを知っているわけじゃなかったんだがな。読み方の法則はだいたい分かっていたようだが、意味については部分的に知っているってだけだったよ。誰かに教わったとか意味のわからない説明をしていたな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ