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パンクジャズ  作者: 林広正
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 ナオコと離婚はしたが、繋がりは全く消えていない。娘達とは毎日連絡を取っているしな。結局俺たちは、財産を分けたってだけのことだ。夫婦ではなくなったが、家族であることに変わりはない。俺は恋に自由になっただけだよ。

 けれど少し、悲しい現実がまだ残っている。いつまで経っても、ナオコへの非難が消えないってことだ。俺と別れてからも、非難され続けている。まぁ、財産を分捕ったと言われることは想定内だったけれど、ナオコはそれを思いの外楽しんでいる。その状況を巧く作品に反映させている。

 と言うか、俺には不思議なんだ。ナオコへの非難が消えることはないのに、その人気が消えることもない。あいつはやっぱり、凄い人間なんだよ。

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