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パンクジャズ  作者: 林広正
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 俺は音楽をそんな感じで生み出したんだ。園長がやっていたように、物を叩いたり、声を出したり、踊ったりしながらな。踊りだって音楽だろ? 俺はそう思っている。現に、踊りの文化は音楽の誕生と同時に始まっているんだからな。俺がステージで身体を動かしたり走ったりしているのを元に今の踊りがあるんだよ。まぁ、当時の俺にそんな意識はなく、後になって聞いた話なんだけどな。踊りを生み出し、その楽しさを世界に広めたあいつが、俺のステージを参考に始めたんだと言ったんだよ。

 そいつは少し、俺とは違う。っていうか、日本っていう国は、当時から謎だらけなんだ。あの国だけはわからない。同じ島国でも、こことはまるで別世界なんだよ。まぁ、魅力的ではあるんだけどな。

 そいつらの国では、闇が多い。文明以前の遺跡が今でも多く存在する。文明以前の文化を守ろうという風潮もあるようだよ。まぁ、それって国際的には許されないことだから、国としては否定しているんだけどな。特定の場所に行けば、形のある本や楽器が割と簡単に手に入るんだよ。俺は何度かそんな場所に足を運んでいる。まぁ、当然合法じゃない。あの国では、政府もグルになって文明以前の文化を守っている。と、俺は確信しているよ。なんせあそこら辺をうろつくと勝手にスティーブの調子が悪くなる。なんの設定もせずにだよ。あそこら辺にはスティーブを妨害するなにかが漂っているんだろうな。

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