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250/257

Ep250. 白樺診療所、始動

アルバートの。


 完全分離から。


 三日後。


 白樺診療所は。


 ようやく。


 建物らしい形になってきた。


 柱。


 壁。


 屋根。


 まだ。


 扉も。


 窓も。


 完全ではない。


 でも。


「診療所っぽい」


 ノアが言う。


「前よりは」


「前」


「土だけ」


「それと比べる?」


「かなり進歩」


 俺。


 少し。


 笑う。


「ルーク!」


 トム。


 遠くから。


「そこ!」


「板!」


「また?」


「軽いやつ!」


「なら」


 持つ。


 前より。


 少し。


 楽。


「筋力」


 ノア。


「ついた?」


「少し」


「建築で?」


「たぶん」


「便利」


「それ」


「もう」


「いい」


   ◇ ◇ ◇


 母。


 診療所。


 入口。


 見る。


「ここ」


「段差」


「少し」


「高くない?」


 エリシア。


 第三の道。


 王都から。


『義足』


『杖』


『車椅子』


「車椅子」


「村に」


「ほぼ」


「ない」


『今後』


『使う人』


『来るかもしれない』


「じゃあ」


「傾斜」


「つける」


 トム。


「入口?」


「うん」


「面倒」


 言う。


 でも。


 すぐ。


「分かった」


 板。


 追加。


 傾斜。


 作る。


「姉さん」


「何」


「こういうの」


「よく気づく」


『義肢』


『考えてたから』


「じゃあ」


「研究」


「役立ってる」


『良い』


「自分で」


「言う」


『ネイの』


『影響』


「強い」


 ネイ。


 少し。


『良い』


 聞いてた。


「いる?」


『いる』


「仕事」


『水』


「今日」


「使う?」


『うん』


 古代水路。


 修復。


 試験。


 問題なし。


 診療所。


 建設中。


 洗浄。


 木材。


 道具。


 水。


 必要。


「村長」


「送水」


「同意」


「する」


「診療所側」


 俺。


「同意」


 ネイ。


『同意』


 水。


 細く。


 流れる。


「すごいな」


 トム。


「泉」


「本当に」


「働いてる」


『働く』


「聞こえる?」


 俺。


「直接じゃない」


「でも」


「言ってる」


「何て」


「働く」


 トム。


 笑う。


「じゃあ」


「俺も」


「負けられんな」


『競争?』


「違う」


 ネイ。


 少し。


 楽しそう。


   ◇ ◇ ◇


 昼。


 セラ。


 今日は。


 義足。


 十歩。


「二桁」


 リア。


 嬉しそう。


「数字」


「大事?」


 セラ。


「大事!」


「十」


「きれい」


「そう?」


 俺。


 傷。


 確認。


「今日は」


「補助」


「二」


 エリシア。


『前半』


『なし』


「五歩」


「自力」


『そう』


「後半」


「二」


 セラ。


「行く」


 一歩。


 二歩。


 三歩。


 四歩。


 五。


 止まる。


「大丈夫?」


「うん」


 六。


 七。


 八。


 九。


 十。


 最後。


 手すり。


 強く。


 握る。


 でも。


 立ってる。


「十!」


 リア。


 拍手。


 ノアも。


 拍手。


 母。


 笑う。


「もう」


「外」


「歩ける?」


 セラ。


 すぐ。


「まだ」


 俺。


「地面」


「平らじゃない」


「方向転換」


「段差」


「練習」


「必要」


「分かってる」


「でも」


「嬉しい」


「うん」


 セラ。


 義足。


 見る。


「これ」


「私の足」


 前。


 仮。


 道具。


 そんな。


 感じ。


 だった。


 今。


 少し。


 変わった。


「そう」


 エリシア。


『あなたの』


『足』


 セラ。


 少し。


 笑う。


「完成型」


「いつ?」


『三日後』


「本当?」


『ベルンが』


『持って行く』


「姉さんも?」


『行く』


「また」


『帰る』


 その言い方。


 自然。


「分かった」


   ◇ ◇ ◇


 午後。


 俺。


 特例試験。


 勉強。


 今日は。


 倫理。


 嫌。


 でも。


 必要。


「問題」


 ダグラス。


「患者が」


「治療を」


「拒否」


「した」


「でも」


「放置すれば」


「命の危険」


「どうする」


 俺。


 少し。


 考える。


「意識」


「ある?」


「ある」


「判断能力」


「ある」


「ある」


「なら」


「説明」


「する」


「それでも」


「拒否?」


「原則」


「治療しない」


「前世の」


「お前なら」


「どうした」


「気絶させて」


「治療」


 ノア。


「最悪」


「前世」


「だから」


「でも」


 ダグラス。


「本当に」


「目の前で」


「死にそうでも?」


 難しい。


「本人が」


「理解して」


「拒否」


「なら」


「勝手に」


「治療」


「できない」


「感情として」


「納得できる?」


「できない」


「でも」


「本人の」


「身体」


「本人」


 ダグラス。


 頷く。


「次」


「子ども」


「本人」


「治療希望」


「保護者」


「拒否」


「命」


「危険」


「それ」


「難しい」


「だから」


「試験」


 嫌。


 本当に。


「医術」


「だけなら」


「簡単」


「簡単って」


 ノア。


「言う」


「前世」


「腕」


「あった」


「今」


「倫理」


「難しい」


「良い」


 母。


 横。


「何が」


「難しいと」


「思えること」


「前なら」


「思わなかった?」


「たぶん」


「なら」


「成長」


「それ」


「禁止」


 皆。


 言う。


   ◇ ◇ ◇


 夕方。


 王都。


 アルバート。


 正式保存体。


 制作。


 開始。


 エリシア。


 エレナ。


 セオドア。


 三人。


 担当。


『外見』


 エリシア。


「本人」


「希望」


『若い頃』


「何歳」


『三十前後』


「今」


「本来」


「何歳」


『六十以上』


「若返る?」


『保存体』


『だから』


「本人」


「いいの?」


 アルバート。


 直接。


『鏡で』


『六十代の自分を』


『見た記憶がない』


「じゃあ」


「知ってる」


「自分」


「三十?」


『そうだ』


「分かった」


『ただ』


「何」


『髪』


「白?」


『少し』


「こだわる?」


『何となく』


「本人」


「決める」


『ああ』


 良い。


「服」


『白衣』


「研究」


「する気」


『ある』


「村」


「来たら」


「まず」


「研究?」


 少し。


 間。


『診療所』


「見る」


『その後』


「休む」


『……努力する』


「そこ」


 まだ。


 苦手。


   ◇ ◇ ◇


 その夜。


 ネイ。


『アルバート』


「保存体」


「作ってる」


『見た』


「怖い?」


『少し』


「会える」


『うん』


「触れる?」


『第三の道』


「直接」


「身体」


『分からない』


 保存体。


 村。


 来る。


 中央泉。


 地下。


 物理的に。


 離れている。


「ネイ」


「アルバート」


「村」


「来たら」


「何話したい」


 長い。


 間。


『何も』


「何も?」


『普通』


「何話す」


『分からない』


「じゃあ」


「それで」


「良い」


『鳥肉』


「また?」


『普通』


「それ」


「普通?」


『私には』


 そう。


 媒介層。


 食卓。


 鳥肉。


 ネイ。


 普通。


「じゃあ」


「アルバート」


「来た日」


「鳥肉」


『約束』


「母さん」


 遠く。


「聞いています」


『母』


「強い」


『強い』


「二人で」


「言うな」


   ◇ ◇ ◇


 三日後。


 村の入口。


 また。


 王都から。


 馬車。


 一台。


「来た!」


 リア。


 走る。


「姉さん?」


「エリシア」


 俺。


「ベルン」


「義足」


 馬車。


 止まる。


 最初。


 職人。


 ベルン。


 降りる。


 荷物。


 大きい。


「完成」


 短い。


 セラ。


 椅子。


 薬師小屋。


 前。


 目。


 輝く。


「本物?」


「本物」


 ベルン。


「試す」


「今!」


「先」


「傷」


 俺。


「確認」


「分かってる」


 次。


 エリシア。


 馬車。


 降りる。


「ただいま」


 自然。


「おかえり」


 俺。


 母。


「おかえりなさい」


 ノア。


「おかえり」


 姉。


 少し。


 笑う。


 そして。


 最後。


 もう一人。


 馬車。


 中。


 人影。


「誰」


 リア。


 俺。


 止まる。


 予定。


 聞いてない。


 エリシア。


「驚かせた」


「何を」


「本人」


「完成」


「え」


 人影。


 ゆっくり。


 降りる。


 男。


 三十代。


 くらい。


 灰色。


 少し。


 白。


 混じる髪。


 白衣。


 顔。


 俺。


 記録で。


 見た。


「アルバート?」


 男。


 自分の。


 手。


 見る。


 次。


 村。


 見回す。


「これが」


「村か」


 声。


 第三の道。


 ではない。


 空気。


 震える。


 本物。


 外から。


 聞こえる。


「来るの」


「今日?」


「昨日」


 エリシア。


「保存体」


「安定した」


「聞いてない」


「驚かせる」


「覚えた」


「誰に」


「ノア?」


 ノア。


「僕じゃない」


 姉。


 少し。


 笑う。


   ◇ ◇ ◇


 アルバート。


 自分の。


 足。


 一歩。


 出す。


 ふらつく。


「危ない」


 俺。


 支える。


「身体」


「慣れてない」


「ああ」


「三十二年ぶりだ」


「保存体だけど」


「歩ける?」


「一応」


「でも」


 もう一歩。


 遅い。


「思ったより」


「難しい」


 セラ。


 遠くから。


「私と」


「同じ?」


 アルバート。


 セラ。


 見る。


「君が」


「セラ?」


「そう」


「義足」


「今日」


「完成」


「なら」


「私より」


「先輩」


「何の」


「歩く練習」


 セラ。


 少し。


 笑う。


「じゃあ」


「一緒」


「練習する?」


 アルバート。


 一瞬。


 驚く。


 それから。


「お願いしたい」


 何か。


 変。


 でも。


 悪くない。


   ◇ ◇ ◇


 まず。


 セラ。


 完成義足。


 確認。


 革。


 濃い茶。


 足部。


 細い。


 交換式。


 そして。


 赤い靴。


「これ!」


 セラ。


 声。


 上がる。


「履ける?」


 ベルン。


「そのために」


「作った」


 義足。


 装着。


 前より。


 軽い。


「どう」


 俺。


「痛くない」


「重さ」


「少し」


「でも」


「仮より」


「楽」


 エリシア。


「立つ?」


「立つ」


 セラ。


 手すり。


 持つ。


 立つ。


 赤い靴。


 両方。


 床。


 つく。


 リア。


 もう。


 泣く。


「また」


 セラ。


「だって」


「靴」


「履いてる」


「うん」


 セラ。


 自分。


 足。


 見る。


「かわいい」


 それ。


 一番。


 大事。


「歩く?」


 俺。


「今日は」


「五歩」


「何で」


「新しい義足」


「慣らす」


「分かった」


 ちゃんと。


 待つ。


 一。


 二。


 三。


 四。


 五。


 安定。


「どう」


「良い」


 セラ。


 笑う。


「これ」


「好き」


 ベルン。


 少し。


 頷く。


「なら」


「完成」


   ◇ ◇ ◇


 次。


 アルバート。


 歩行。


 練習。


 手すり。


 持つ。


「保存体」


 エリシア。


「筋力」


「模造」


「でも」


「感覚」


「本人」


「ずれ」


「ある」


「何歩」


 アルバート。


「五」


 俺。


「セラと」


「同じ?」


「新しい身体」


「だから」


「分かった」


 一。


 二。


 三。


 四。


 五。


 最後。


 少し。


 疲れた。


「身体」


 アルバート。


「重い」


「普通」


 セラ。


「私も」


「最初」


「そうだった」


「そうか」


「明日」


「休む?」


 セラ。


「必要なら」


「待つ練習」


 俺。


 セラ。


 見る。


「私が」


「言うのは」


「良い」


「何で」


「先輩」


 皆。


 笑う。


   ◇ ◇ ◇


 夕方。


 白樺診療所。


 建設現場。


 アルバート。


 初めて。


 見る。


「これが」


「診療所」


「まだ」


「途中」


 俺。


「だから」


「見たかった」


 柱。


 半分。


 壁。


 一部。


 古代水路。


 仮設。


 流れる。


「この水」


 アルバート。


 しゃがむ。


「中央泉?」


「ネイ」


「三者同意」


「必要」


「単独」


「なし」


 アルバート。


 少し。


 笑う。


「本当に」


「変わったな」


「誰が」


「皆」


「俺も?」


「かなり」


 その言葉。


 前。


 なら。


 腹立った。


 今。


 少し。


 嬉しい。


「アルバート」


「何したい」


「ここで」


 男。


 診療所。


 見る。


「まず」


「見る」


「研究」


「後?」


「ああ」


「珍しい」


「私も」


「そう思う」


   ◇ ◇ ◇


 その時。


 第三の道。


 ネイ。


『アルバート』


 本人。


 止まる。


「ネイ」


『外』


「ああ」


『どう』


「怖い」


『うん』


「でも」


「良い」


 ネイ。


 少し。


『良い』


「君は?」


『寂しい』


「……すまない」


『嫌』


 アルバート。


 少し。


 笑う。


「ありがとうも」


「駄目?」


『少し』


「では」


「また」


『また』


 直接。


 会ってない。


 でも。


 距離。


 ある。


 関係。


 続く。


   ◇ ◇ ◇


 夜。


 約束。


 鳥肉。


 食卓。


 今日は。


 多い。


 母。


 俺。


 ノア。


 オリヴィア。


 ゲイル。


 リア。


 セラ。


 エリシア。


 アルバート。


 ベルン。


 マリア。


「多すぎ」


 ノア。


「狭い」


「でも」


 俺。


「良い」


 アルバート。


 椅子。


 座る。


 食事。


 見る。


「食べられる?」


 俺。


「保存体」


「味覚」


「ある」


 エリシア。


「試験済み」


「本人に」


「聞いて」


「ある」


 アルバート。


 笑う。


「鳥肉」


 一口。


 止まる。


「どう」


「……美味い」


 ネイ。


『匂い』


「届く?」


『うん』


『良い』


「ネイ」


「アルバート」


「食べてる」


『知ってる』


「どう」


『良い』


 食卓。


 昔。


 媒介層。


 作った。


 偽物。


 今。


 本人。


 外。


 座る。


 ネイ。


 中。


 いない。


 でも。


 話せる。


 それ。


 大きい。


   ◇ ◇ ◇


 食後。


 アルバート。


 少し。


 外。


 出る。


 俺。


 ついていく。


 夜。


 村。


 静か。


「どう」


 俺。


「何が」


「外」


「三十二年ぶり」


「空」


「本物」


「ああ」


「風」


「ああ」


「怖い?」


「かなり」


「戻りたい?」


 少し。


 間。


「今は」


「戻りたくない」


 良い。


「でも」


「自分が」


「何者か」


「分からない」


「元研究者」


「父親」


「保存体」


「全部」


「そう」


「でも」


 アルバート。


 診療所。


 方向。


 見る。


「明日」


「何か」


「手伝えるか」


「建築?」


「力」


「まだ」


「無理」


「なら」


「水路」


「研究?」


 少し。


 考える。


「まず」


「村長に」


「聞く」


 俺。


 止まる。


「アルバート」


「何」


「それ」


「良い」


「何が」


「勝手に」


「始めない」


「……学んだ」


「マティアス」


「ネイ」


「皆から」


「かなり」


「遅かった」


「でも」


 男。


 夜空。


 見る。


「遅くても」


「覚えられるなら」


「それで」


「いいのかもしれない」


「うん」


   ◇ ◇ ◇


 翌朝。


 村長。


 アルバート。


 正式。


 挨拶。


「アルバート・グレイ」


「研究者です」


「元?」


「今も」


「研究者で」


「いたい」


「そうか」


「ただし」


「勝手な研究は」


「しません」


「ルークから」


「聞いてる」


「怖い?」


 アルバート。


 自分から。


 聞く。


 村長。


 少し。


 考える。


「少し」


「当然です」


「でも」


「話せるなら」


「それでいい」


「ありがとうございます」


「何したい」


「古代水路」


「見たい」


「触る?」


「許可が」


「出れば」


「じゃあ」


「ルーク」


「エリシア」


「井戸職人」


「一緒」


「それなら」


「良い」


 簡単。


 でも。


 条件。


 ある。


「一人で」


「しない」


 アルバート。


「分かっています」


   ◇ ◇ ◇


 その日の午後。


 アルバート。


 エリシア。


 俺。


 古代水路。


 見る。


 親子。


 いや。


 父。


 娘。


 俺。


 変な。


 組み合わせ。


「ここ」


 アルバート。


「術式」


「古い」


「ナエル時代」


「なるほど」


 エリシア。


「改良するなら」


「三重遮断」


「私も」


「同じ」


 似てる。


 二人。


 研究。


 話。


 早い。


「姉さん」


「何」


「アルバート」


「何」


「二人」


「似てる」


「どこが」


「研究」


「早い」


 二人。


 同時。


「普通」


 俺。


 笑う。


「やっぱり」


「似てる」


 アルバート。


 少し。


 止まる。


「エドワードの」


「娘だったな」


「そう」


「私は」


「彼と」


「よく」


「研究で」


「争った」


「父と?」


「ああ」


「負けた?」


「半分」


「父は」


「自分が」


「全部」


「勝ったと」


「思ってた」


 エリシア。


 少し。


 笑う。


「それ」


「父らしい」


「そうなのか」


「かなり」


 父。


 いない。


 でも。


 こういう。


 話。


 残る。


   ◇ ◇ ◇


 そして。


 夕方。


 王立医術院から。


 試験用。


 書類。


 届く。


『特例医術師資格試験』


『二十四日後』


「減った」


 ノア。


「日数」


「当たり前」


「勉強」


「進んだ?」


 アルバート。


「倫理」


「難しい」


「医術師が?」


「前世」


「そこ」


「弱かった」


「なら」


 アルバート。


 少し。


 考える。


「私も」


「手伝う」


「倫理?」


「反面教師」


「何」


「自分の」


「失敗」


「話せる」


 俺。


 止まる。


 研究。


 事故。


 息子。


 泉。


 かなり。


 材料。


 ある。


「それ」


「かなり」


「役立つ」


「嬉しくない」


「でも」


「使う」


「同意」


「する」


 アルバート。


 笑う。


   ◇ ◇ ◇


 夜。


 白樺診療所。


 まだ。


 完成。


 してない。


 でも。


 人。


 集まり始める。


 俺。


 母。


 ノア。


 エリシア。


 セラ。


 リア。


 アルバート。


 ネイ。


 遠く。


 マティアス。


 監視下。


 ラドウィン。


 その先。


 皆。


 別。


 過去。


 ある。


 役割。


 失った。


 人も。


 いる。


 新しい。


 役割。


 見つけた。


 人も。


 いる。


 でも。


 今。


 少し。


 分かる。


 役割は。


 誰かに。


 与えられるものではない。


 自分で。


 選んで。


 嫌なら。


 変えて。


 それでも。


 いい。


 俺も。


 前世。


 天才医魔術師。


 今世。


 第三鍵。


 その二つ。


 もう。


 どちらでもない。


 これから。


 白樺診療所の。


 医術師に。


 なるかもしれない。


 でも。


 それも。


 永遠に。


 同じである必要はない。


 まず。


 二十四日後。


 試験。


 受ける。


 受かったら。


 ここで。


 始める。


 誰かに。


 決められた人生ではなく。


 自分で。


 選んだ。


 仕事を。


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