泣きじゃくるおばさん
その後、泣き疲れたのか、少し落ち着いたおばさんは、その時あったことをポツリ、ポツリと僕に話し始めた。
その話によると、概略はこういうことであった。
その日、おばさんは、リョウちゃんとリョウちゃんのお父さんが地区の親睦旅行に行くのを見送った後、いつものように玄関の掃除をしていた。そこに例の三人組がやって来た。
どうも、その三人組は白石のおっちゃんの麻雀仲間で、リョウちゃんのお父さんも白石のおっちゃんに連れられて二、三度そいつらと麻雀をして借金を作っていたらしい。
でも、白石のおっちゃんは、その辺を取り仕切っていたヤクザの親分と小学校時代の同級生で仲が良く、そのため、白石のおっちゃんが生きている間は借金を取り立てることができなかったと言ったという。
それが、白石のおっちゃんが亡くなったため、邪魔者がいなくなり、取り立てに来たということだった。
おばさんが「お父さんは、旅行に行ったのでいない」と言うと、急に三人の目つきが変わり、「隠れていないか家の中を探す」と言って、勝手に家に上がり込んだらしい。
そうして、それを止めようと彼らを追って部屋に入ったおばさんを、後ろから羽交い絞めにし、「利子の代わりだ」と言って、代わる代わる三人でおばさんを「手籠め」にしたようだった。
「やめて・・・」と叫ぶおばさんの願いを無視して、何度も何度もおばさんの中に射精したという。射精する奴を残りの二人が卑猥な言葉ではやし立てながら・・・・・・
「うち、あの人らの子供妊娠するなんて耐えられん・・・」
そう言うと、また両手で顔を覆って泣き出した。
僕は、その話を聞いて、先ほどの僕とのセックスは、もしかすると、仮に妊娠していたとしても、僕の子供だと思うためだったのではないかと思った。
でも、その時は、とてもそんなことを聞けるような状況ではなかった。
「それに・・・あの人ら帰るとき、笑いながら「また来る」言うてた・・・」
「やっと、白石さんから逃れられたと思とったのに・・・」
「あんなに、辱められて・・・この後も、また辱められるなんか・・・ウチとても耐えられん・・・・・・」
おばさんは、そこまで言うと、泣きじゃくってまともに話すことができなくなった。
僕は、そんなおばさんにどう言葉をかければいいのか分からず、ずっと黙って、その泣きじゃくるおばさんの様子を見ていた。




