「山西省崞県では、どのように土地改革が行われたのか?」毛主席の本文に関する指示 (一九四八年三月一三日)
毛主席の本文に関する指示
これは、山西省県の報告である。
この報告の中では、そこでの大衆闘争がすでに繰り広げられ、大衆の土地分配に対する気運はもはや完全に盛り上り、農民の代表会議の席上、土地の均分(平等分配)に対する一切の準備が完了したことが明らかにされている。そこでは、階級区分について、かつて多くの人を誤って区分してしまったが、しかし、大衆代表の公開の、かつ明確な討論を経た結果、その改正が決定された。地主には必要な限度の生活の途もあたえないとか、地主と富農の区別をしないとか、中農の利益を侵すといった誤った観点は、批判された。総じて、この報告の中に描き出されている全区農民代表会議において示された路線は、完全に正しいものである。作者がこの報告を書いた時点では、峠県はおまだ土地分配を実行しておらず、したがってこの経験はまだ完全ではない。
われわれは、当地において階級区分決定の誤りを改め(これは一つの大きな仕事である)、土地を平等に分配し、生産を組織し、政権を改造するといった工作を完成した後、ふたたびこれらすべての過程を描き出した報告が書かれることを希望する。農村においてどのように整党工作を進めるかに関しては、われわれは、晋察冀辺区平山県の典型的経験(これは劉少奇同志が総括したものである)をもっている。従来からの辺区ではなぜ土地を調整するだけで、均分の工作をしないか(というのは、そこではすでに平等に分配されているから)ということに関しては、われわれは陝甘寧辺区総県黄家川の典型的な経験をもっている。今はまた、晋綏辺区厚県のこのような土地均分の経験(不完全ではあるが)をもたわけである。
これらの三つの経験は、小冊子に印刷して各郷村の工作幹部に配布するに値する。この種の典型的な経験を述べた小冊子は、われわれ指導機関が公布する決議案や、指示文書よりもはるかに生き生きと躍動しており、経験の不足している同志たちに着手する方法を教えることができるし、また党内に強く存在している反マルクス・レーニン主義的な命令主義と追随主義を打ち破る力とすることが出来る。各中央局、中央分局及び省委員会の指導的同志たちは、自分の指導する各種の重要な工作に対して、決議または指示を発した後には、選択をして得た典型的な経験を収集し、宣伝することに意を注ぎ、自らの指導する大衆運動を正確な路線に沿って発展させなければならない。今は、幾千万の人民大衆が党のさし示す方向に従って、封建的買弁的な反動制度に向かって進攻を展開している時である。指導者の責任は単に闘争の方向を差し示し、闘争の任務を規定するだけでなく、さらに具体的な経験を総括し、大衆にこれらの経験を迅速に宣伝して、正しいものは押し拡げ、誤ったものはふたたびそれを犯さぬようにしなければならない。
毛 沢 東
一九四八年三月一三日




