#60 リベンジ ~秘策~
刻一刻と大会が近づいてくる中、シルバーはVRチェアに座り、バーチャル世界の河川敷にに立っていた。
今日俺は…こいつをぶっ飛ばす
<シ>「豪剣、今回はノーデスで勝たせてもらうぜ」
シルバーが刀を向けた先には、前回完膚なきまでに負けた相手、豪剣の姿があった。
<豪>「懲りずにまた来たか、少年」
<シ>「色んな経験を積んできた俺は、あの時とは一味も二味も違うぜ!」
<豪>「そうか…では…行くぞ!!」
<シ>「来い!!豪剣!!」
そして双方の刀がぶつかり合ったのだった。
豪剣の攻略で一番大事なのはシステムを利用すること…この攻撃はとれる!ここでパリィ!!完璧なタイミングによりジャスト判定となり、豪剣に一瞬の隙ができた。
そしてこれが、お前を倒す秘策【鞘打ち】
シルバーは即座に鞘を外して豪剣の胴体に一撃を与え、距離をとった。
そう、これこそがシルバーが豪剣を倒すために考え出した答えは、鞘を武器にして戦う【疑似二刀流】だった。
このためわざわざ千代さんに、刀身に使ってる素材と同じものを使った鞘と、このベルトを作って貰ったんだ。この二つは磁石S極とN極のような性質があり、手では簡単に外せるのに、自然には簡単に外れないっていう特殊使用だ…てか俺のこんな要望をしっかり形にしてくれた千代さんには…マジで感謝しかない…今度好物って言ってた赤福を差し入れしよう。
そんな中、豪剣はシルバーへ近づき、攻撃を仕掛ける。そしてそれは厄介な緩急をつける攻撃だった。しかしシルバーは軽く笑みを浮かべた。
「もう…対応できるんだよ」そう言いつつ反撃で一撃を与え、後ろに下がる
そうシルバーは、厄介だった緩急攻撃に対応でき、挙句の果て反撃まで決めれるようになっていた。
「もっと速い弾丸(BB弾)で修行したんだぜ、ちょっと速くなったところでもう俺には関係ねぇよ」
そしてシルバーは宣言通り、豪剣の攻撃を捌きつつ着実にダメージを与えていった。
それから数分足らずで豪剣の鎧に亀裂が入ったのだった。
すると豪剣は自ら距離をとり、一言呟く
<豪>「いいね…ありがたい」
そんな中、シルバーは一つの確信を掴んだ。
(やはり第一形態は打撃属性が有効打か…)
そんなことを考えているのも束の間、豪剣は跳んで、急加速しながら飛び込み斬りを繰り出してきたが、それをシルバーは容易くジャストパリィし、後ろに下がった。
「さーその鎧を壊してやるから、さっさと来い」
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。
作者の一言
描いてはいませんが、シルバーは格闘技の修行とか、銃を使う修行とか、色々修行しています。
他の修行回は外伝の方で描こうかな、と思ってます。




