#58 認識が変わる
スタジアム内に鳴り響くブザー音によって、影山の意識は戻る
そしてスタジアムに歓声が湧きあがっていた。
<審判>「勝者、じんろう選手!!」
<司会>「いやー凄い試合でしたね、影山選手の猛攻、そして隙を突いたじんろう選手の一撃、予選から良いものを見させてもらいましたね!!」
<影>(なるほど…そう認識されたのか)
そんな中じんろうが影山に声をかける
<じ>「すまない…本当は君が勝っていたはずなのに…」
申し訳なさそうなじんろうに影山は適当に返す
<影>「あなたが悪い奴じゃないって分かっただけでも、甲斐があったってもんですよ、てか刀折ってしまいましたが、大丈夫ですか?」
そう言いながら刀の方に視線を送った
<じ>「それなら新しい刀を貰ったから大丈夫だ」
<影>「なら良かった、では…敗者は去る者ということで」
そう言うと影山はじんろうの後方にある通路の方へ、歩き出した。
<じ>「今度は…また消えたか」
じんろうは何か伝えようと振り向いたが、その時には既に影山の姿は無かったのであった。
視点は変わり進介へ
試合に挑むため、通路で待っていた。
<進>「くだらない」
そう言う進介の拳は強く握りしめていた。
<進>「ん?……俺は覚えているぞ」
<影>「そうか、なら何もいうことはねぇな」
いつの間にか背後に影山がいた。
<進>「そうか、じゃーそろそろ行くとしますか、負け戦に」
そう言うと歩みだしたのだった。
視点は戻り影山へ
そんな影山は何故か、スタジアムの屋根上にいた。
一見そこには影山1人なのだが、影山はそこに誰か居るかのように話し出した。
<影>「こんなところにいたのか、見つけるのに苦労したぜ、てかそろそろ姿を現したらどうだ?」
すると…影山の前方に突如としてレインコートのような物を着た人物が現れたのだった。
<影>「なるほど、それを着れば透明になれるって訳ね…じゃー洗いざらい吐いて貰いましょうか」
<?>「……あぁ…ええで」
一方その頃シルバーは優作が不在のため、与一と修行していた
<シ>「ふざけるな!弾丸(BB弾)なんて避けられねぇよ!!いてぇ!!」
<与>「ほら、頑張れ頑張れ」
<シ>「与一、ストップ!止めて!撃ち方やめ!やめ!いてぇ!」
シルバーの静止をもろともせず、与一は撃ち続けていたのであった。
「頼む、ガチで止まって!!」
至らぬ点も多々あると思いますが、「初心者が頑張ってるな」みたいな感じで今後も読んでいただければ幸いです。
作者の一言
視点がコロコロ変わって分りにくいですよね…え、分からないのはそこじゃないって?




